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    wonka

    とりあえずマシュおいとく用
    ステ新規/アベとアビ左右不問

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    wonka

    作業進捗
    「[[rb:悪魔の目 > イヴルアイ]]」
    「あ……」
    咄嗟にアビスはすでに包帯で隠れているのにも関わらず左目を隠すように手で覆って俯いた。
    「すみません。包帯は基本的に解きません。目を直接合わせなければその、効果はないはずなので」
    今日からルームメイトになるその相手の顔をろくに見ないまま焦るあまり捲し立てる。
    「気になるなら私出て行きますので……」
    「まだ何も言ってねえよ」
    今までのルームメイトとのことを思い出して先回りしてそう告げたアビスにワースはそう返した。
    「あの人が決めた部屋割りだ。よっぽどのことがない限りは別に変えてもらう気はない」
    そういって自分のスペースに帰っていくワースの背をアビスはただ見送った。今までのルームメイト達は大抵そのまま荷物を持って出て行って帰って来なかった。自分が出て行くべきなのにその交渉を打診されるまでもなく去って行った彼らにいつも申し訳なさだけが残っていた。この人は出て行かないのだ、と漠然と思った。出て行けとも言われない。このままこの部屋にいていいのだろうか。元々大した私物もない。出て行くことになればすぐにそうできるようにアビスは荷物を広げることもなくベッドの隅に体を横たえた。今回はいつまで持つんだろうと今までのように相部屋が解消されるまでのことを漠然と考えていた。
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