無題「真珠が可愛すぎて辛い」
　夜光は休憩室のテーブルに肩肘をつき、深刻そうな顔をしてそう言った。そんなことを聞かされた玻璃はあぁまた始まったぞとため息をつく。
「またその話ですか。そろそろ耳にタコが出来そうだ」
「いやもう何なんだよあの笑顔。推すしかない」
「無視しないで貰えますか？」
　玻璃は抗議の声を挙げるが夜光は止まらない。会社での業務に加えスターレスのオーナー代理兼パフォーマーなんて立場になってからはずっとこうなのだ。
「表現力高すぎるしパフォーマンスだって最高。あれ？ もしかして天使ですか？ と思ってんのにスタッフとして会いに来てくれた時はめちゃくちゃ気さくで愛想いいしやっぱ天使だな。付き合いたい。いや付き合ってるな」

夏日幻覺その１

由於先前合作過的腳本家指定，starless此次負責外派演出的員工來到了遊樂園。與去年相比，今年的待遇可說是相當不錯，不必另外打工就能入住園區內的飯店，內部設施也能盡情使用，雖然按理來說這應該是基本中的基本，然而上面是那種喜好折騰員工的老闆，能普通地住宿已經相當令他們滿意了。
只是這麼一來便又衍生出了另一件事，也就是房間分配問題。
業主很大方地給了他們數間雙人房，運營君看了名單後很快發現，即使這次是混合編制，人員編成依然正好能以原隊伍進行兩兩分配，於是在飯店大廳將房卡交給各房間的其中一人後便離開了。
吉野就是在這個當下，直接走到了鷹見的面前。兩人交談了幾句話後，鷹見便向ソテツ走了過去，而シン則看見吉野朝自己走來。