※賢獅子の霊衣は各々好きなパジャマ的なものを着せて下さい。
ベッドの縁に座っている賢。の横に腰を下ろす槍。スプリングがギシッと鳴る。
程なくして槍が賢の肩に頭を乗せて寄りかかる。槍の頭を上から下へ髪をとかすように撫でる。その手で槍の頬に手を添えて賢の方へ顔を向かせる。(槍の表情は目尻を淡く染めて賢に浸透し始めてるor思わず緩く視線を逸らす感じか)。
添えた手の親指で槍の唇をゆっくりなぞる。慈しむように何度も優しく。満足したところで槍の瞼にキスを落とす(賢の口付けは基本音を立てない、押し当てるタイプだと信じてる)。
反射的に目を閉じる槍。その状態のまま槍の背中に賢のもう一方の腕が回り、支える形で優しくベッドへ倒す。
両手を槍の顔横について一旦離れる。お互いこの辺りで息整えていると良い。賢が顔を近づけてくる。すると槍が腕を伸ばして賢の首に回して抱き寄せる。賢の顔は槍の首元に埋もる態勢に。至近距離で槍の「ふふ」と嬉しそうな声が耳に入る。
賢の目が大きく見開き、体がぞわっと痺れる。雄の衝動に駆られるも、槍のうなじから香る匂いを肺いっぱいに吸って欲を抑える。が、吸って吐いた息が思いきり槍にかかり、それに感じて「んっ……!」と甘い声が漏れる。
絶対「す、すまん」「いえ……こちらこそ」って謝りあって頬染めて甘酸っぺえ気まずさが生まれるだろう。仕切り直すように賢が槍の頭を撫でながら、こめかみに唇を押し当てる。だんだんと落ちついてきてうっとりした気分になる槍。
気分が良くなってきたとこで賢が再度腕立ての状態で一瞬離れてから、おもむろに口付ける。角度を変えて何度も口付ける(やはりサイレント)。気持ちいいといえばいいが、焦ったくなってきた槍。わざとちゅっと音を立てて吸う。
普通にびっくりする賢。口を離そうとするのを察した槍が賢の顔を摑んで制止する。そのまま賢の唇を味わうようにちゅっちゅ、ちゅっちゅ汲む。楽しげな槍に反し、賢はイライラが募る(此奴此奴おのれおのれetc)。
ここから難しいですね。悩みますね。突撃舌入れお邪魔しますコースか、服の中に手を突っ込みお触りコースか。……両方やりましょうか。
賢お仕置きモード。槍の口が僅かに開いた隙を狙って舌をねじ込む。それと同時に腹部から手を差し込み、槍の横腹を撫でる。エッチな水音と衣服がずれ動く音がしてきて、ようやく“らしい”雰囲気に。
お互いのぐぐもった声が聞こえてくる。上手く息継ぎができない苦しさと、賢の手が胸に差し掛かってきたとこで、耐えきれなくなった槍が持ち前の筋力で賢を押し剥がす。
「はぁっ……あ、う」
「はぁー……」
「……キャスター。あの……」
「何だ」
「もう少し、優しくして頂けると」
「それは……貴様の態度次第だな」
と、言いつつ賢はこの後、丁寧に槍を宥め、感じさせたらじわじわと本番までの下ごしらえをして槍を頂きます。現場からは以上です。