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    あずき

    小説置き場
    没の供養もする

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    あずき

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    いろいろアレですがこれだけは言いたい。ジュードとオーウェンは恋愛感情ないです(大事)

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    あずき

    CAN’T MAKEずっとうだうだ言ってたやつの序章的なアレを書いたのでそっと放流します…………昔より文章ド下手になってる気がして自分でめちゃわろてる
    スケープゴート・エリジウム「……やっと来ましたか。早く行きますよ、2人とも。遅れれば上から苦情が入りますからね」
    「ンなモン勝手に入れさせときゃ良いだろうが。この俺に文句言う奴は全員ブチのめしてやんよ」
    「だめだよ、そんなに怖いこと言ったら……」

    安いスプレーの落描きにまみれた路地裏で、3人は歩き始めた。





    「忘れ物は無いかしら?準備が出来たならそろそろ出ましょ」
    「……問題ない」

    青いネオンの薄明かりの中で、2人は頷きあった。





    「ねぇまだ〜?ボクちょっとコーデ微妙だから1回戻りたいんだけどぉ」
    「ちょい待ちぃな、俺の酒どこにやったかわからんねん」

    偽物の光に照らされた扉を挟んで、2人は欠伸をした。






    2XXX年。

    [[rb:【Q】 > キュー]]────そう称される化け物へと、人間が変異してしまう現象。“この国で産まれた人間にのみ”発生するその現象に対処するため、この国は他国との関わりを最大限に絶つことを決心せざるを得なかった。未知の現象による混乱に陥った国内の景気は悪化し、外交面でも不便が目立つようになった。
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    水木が消えた話ある日唐突に水木が消えた。
    何かの比喩ではなく、文字通り消えてしまった。

    朝の事だ。出勤したら普段は誰よりも早く来て仕事を始めている水木の姿はなく、こんなに遅いとは珍しいとそんなことを思いながらいつも通りに過ごしていた。
    だが、水木は始業時間を過ぎても来なかった。どうしたことかと思っていると、見知らぬ男が慌てるように室内に入ってきて俺に挨拶をしながら水木の席に腰かけていそいそと仕事の準備を始めたではないか。
    もしかしたら部屋を間違えている新人かもしれないと思い、声をかけてみると隣席の男はキョトンとした顔をして、それから大声で笑った。そしてこうも言う。

    元から僕の席はここですよ、と――

    思わず耳を疑った。つい先日まで水木が座っていた席にも拘わらずここは自分の席だと宣う男は一体何なのだと思った。ふざけるのも大概にしてほしい。そんな言葉が口から出かかるが目の前の男かが嘘をついているようには見えず、それどころかそう言われてみればそんな気がしてしてきている自分がいて、どうにかなりそうだ。
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