天彦の昼下がり これは、現実なのでしょうか……?
「……あぁ……ぅ……ん……」
トレーニング終わりにプロテインを取りに来たのですが、あの……あの理解さんのセクシーな声が!
「ぁ……あぅ……」
誰も居なかったとはいえ、リビングでだなんて大胆な……!
天彦、思わすソファーの後ろに隠れてしまいました──
「……ふぁ……ぁっ……」
しかし理解さんは気づいていないようですね……これは、ワールドセクシーアンバサダー、
世界セクシー大使、天堂天彦として見届け──
いえ、聞き届けなければならない!!
「……あぁぁ……うぁっ……あぁっ!」
おおっ! そろそろですか……!?
「んあぁっ!……っ」
「エクスタ──」
「何してんの? 天彦」
「えっ!? ふみやさん!?」
「ったぁーーーーいっ!!!!……あし……つっ……た……」
え? 足?
というか、ふみやさんはいつの間に……?
「大丈夫か、理解? 足攣ると痛いよな」
「あぁ、ふみやさん。私としたことが、失礼しました。とても痛いです……
ん? 天彦さん? そんな所で何をしているのですか?」
なっ……なんということだ……!世界セクシー大使である私が……とんでもない勘違いを……しかし!それでも!!
「エクスタシーーーー!!!!」
「え? 今の流れでそんな要素ありました?」
「ハハハ」