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    🎩に揉まれすぎておっぱいが少しだけ膨らんでしまった🐧くんの話。

    #リネフレ

    ささやかなふくらみ(リネフレ、R-15)「少しだけ…膨らんだ気がする」
     やっと聞き取れるくらいの小さな声で、そのことを伝えてくれたフレミネは言った後で頬を赤くして俯いてしまった。何が膨らんだのだろうと首を傾げていれば、フレミネは膝の上に置いた拳をきゅっと握りしめ、まるで重要な任務を任された時のような顔で僕を見る。
    「む……」
    「む?」
    「っ……む…胸が…」
     その後続くはずだった言葉を聞くより先に、僕はフレミネの肩を強く掴んだ。驚いて顔を上げたフレミネは未だ赤くて、その様子に僕は無意識に喉をこくりと鳴らす。

    「見せて」

     遠回しな言葉も前置きもなく、気付けば僕の口からは思ったままの言葉が出ていた。こんなの紳士的じゃないと後悔しても遅く、目の前のフレミネは赤い顔をさらに赤くして眉を下げてこちらを見た。困らせたいわけじゃないのに、そんな顔も可愛いな…などと考えてると、フレミネは戸惑いながらもこくりと小さく頷いてくれた。思わず、いいのかいと聞き返してしまいそうになるのを我慢して、フレミネの気が変わらないうちにと自室のドアへと鍵をかけに行く。そうしてベッドへと腰掛けていたフレミネのそばへ戻ると、やや緊張した面持ちでこちらを見ているのがわかった。
    「じゃあ、脱がすよ」
    「…ん」
     フレミネの隣へ同じように座れば、手袋を外してその服へと手を伸ばす。大きなリボンに、ボタンもいくつか付いている。前を寛げるようにそれらを外せば、下には潜水服を身に着けているのが見えた。この服も最初は脱がすのに迷ったけど今は慣れたもので、僕はそのままフレミネの首の後ろへと手を伸ばせば、そこにある大きな留め具に触れた。それを下へとジリジリと下ろすと、フレミネの白い背中が少しずつ現れていく。
    「ん…、くすぐったいよ、何?」
    「きれいな背中だなと思ってさ」
     思わずフレミネの肩甲骨のあたりを撫でれば、ふるりと小さく震えたフレミネと視線があった。本当にきれいで、ここから天使の羽根が生えてきてもおかしくないな…などと思ってしまう。
    「へんなこと考えてる…」
    「そんなこと考えてないよ」
     へんなことは、これからするんだから。そう考えながらも、天使みたいだと思う弟の胸をこれから触るんだよね、僕。そう思うと、やっぱりへんなことを考えてたのかもしれない。
    「んっ…、もういいよ…」
    「うん。これくらいでいいかな」
     気付けば潜水服をおへその上あたりまで脱がされたフレミネが、恥ずかしそうにこちらを見ていた。その胸へと視線を向けてじっと観察していると、居心地悪そうにもじもじと脚を擦り合わせる。
    「…たしかに、ちょっとだけ膨らんでるね」
    「やっぱり…そうだよね」
     言われなければ気付かなかったかもしれない。ささやかに膨らみを帯びた胸へと両手を伸ばし、優しく触れてやればフレミネはまた小さく身体を震わせた。包み込むように触れた両手で小さく円を描くように、優しく揉んでみる。いつも通り触り心地も良いし、柔らかいのは変わらないけれど、たしかにこれは……
    「僕の手の中におさまるくらいだけど…可愛い」
     やわやわと揉み続けていれば、触れてないはずの胸の先がツンと主張する。そちらもいつも同じくらい弄っているけれど、今は胸の大きさの確認だけのつもりだったし…。そう考えながらも視線をちらりと向ければ、何か期待するかのように自分の胸元をじっと見つめているフレミネの顔があった。
    「ん、ふ…っ……」
     真っ赤な顔で、それでも声を出すのを我慢するように小さな唇をきゅっと結んでいる。僕の両手で揉まれるたび、甘い吐息をもらしながらもその顔は物欲しそうにじっと僕の手を見ていた。
    「…フレミネ」
     名前を呼べば、我に返ったのか顔を上げてこちらを見る。
    「っ…、り、りね……あっ、ぁ…!」
     視線が外れたと同時に、胸の先を捏ねてやれば一際高い声が上がった。どっちも気持ちいいのには変わらないのか、声を上げながらも逃げようとしない。
    「こっちも触ってあげなくてごめんね」
     捏ねて赤くなった乳首は、芯を持ったように少しだけかたくなっていた。僕の言葉になのか、それとも大きい声を出してしまったことになのか、フレミネは顔をさらに赤くさせてこちらへ視線を向けた。よく見ればその瞳はわずかに涙で滲んでいる。
    「り、りねっ…」
     怒らせてしまったかと最初は思ったが、しかし僕と目が合うとフレミネは恥ずかしそうにまた視線を落とす。その視線の先で揉まれている胸元を見て、はぁ…と熱く息を吐き出すとフレミネはちらり、とこちら様子を伺うように視線を向けた。
    「どうしたんだい?」
     あきらかに迷っている様子と、恥ずかしがる様子に3思わず声を掛ければ、フレミネはまたうろうろと視線を彷徨わせる。
    「あの……」
    「うん?」
    「そこ、く…くちで…してほしぃ…」
     徐々に小さくなっていく声に、けれど聞き間違いでなければ珍しくフレミネからおねだりをされた…と思う。そこ、とは胸のことだろう。確かるように指の腹でくりくりと捏ねてやれば、また小さく声をもらすも、拗ねたような顔をしてこちらを見た。これも気持ちいいのだろう。けれど今のフレミネには物足りないのかもしれない。未だにフレミネは気持ちいいことに対して恥ずかしさを感じているが、おねだりをするくらいには好きになってきている…。そう考え、緩みそうになる唇を強く結びながら僕はなるべく平静を装いつつ、フレミネへと声をかけた。
    「ここ…?」
    「っ……ん」
     柔らかな胸の先は、まるで食べてほしそうにうっすらと赤く色付いている。僕はフレミネのおねだりに答えるべく、そっとその身体をシーツへと横たわらせた。そうして仰向けになったフレミネへと覆いかぶさり、その胸の先へと唇を寄せる。
    「ぁ…っ」
     口に含み、舌で転がすようの舐めてやればフレミネの身体は小さく震えた。目が合えばもっとと言いたげに熱を帯びた瞳でじっとこちらを見つめている。僕は口に含んだそれを吸ってやりながら、もう片方へと手を伸ばすとそっとその小さな膨らみを寄せるように包み込んだ。片方の胸の先を吸われ、そしてもう片方をやわやわと揉んでやると、フレミネの口からは耐えきれないと言いたげに、小さな声がもれた。
    「っ…ぁ…あ、やっ…」
     あんなに可愛いおねだりをしておいて、胸で感じていることが恥ずかしいのか、頬を赤く染めながら目を伏せる。ささやかに膨らんだ胸を上下させながら、僕にそこを弄られて気持ち良くなっているのは一目瞭然なのに、だ。でもそんな所も可愛いと思ってしまうのだから、僕も大概だ。
    「…フレミネ、可愛い」
    「あ…っ」
     僕の手で変わってしまったフレミネの身体も、それで気持ち良くなっている姿も、全部可愛い。それに、僕が可愛いって言うと…恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに目を細めるのも。きっとフレミネ自身はまだ気付いてないんだろうけど。
    「可愛い、僕のフレミネ…」
     両手でフレミネの胸を包み込むように触れて、中央へと寄せるように揉む。柔らかくて、すべすべしていて、それにえっちで可愛い。これを繰り返していれば、今よりも膨らんじゃったりするのかな。そんなことを考えながら、僕はフレミネの顔へと唇を寄せる。
    「はぅ……んっ、ぅ」
     ちゅっ、と小さく音をたてて唇を重ねれば、フレミネは受け入れるように目を閉じた。そのまま舌を滑り込ませフレミネの口内を堪能しながら胸を揉み続けていれば、フレミネの身体はぴくんぴくんと小さく震えるのがわかった。
    「んっ、ん、…ぅうっ…」
     キスも、胸も、どっちも気持ち良いのだろう。仕上げとばかりにフレミネの小さな舌をなぞるように舌先で舐めてやりながら、胸の先を親指で押しつぶす。途端、見開いた瞳から涙を溢れさせながら、フレミネの身体が大きく震え、くっついていた下半身にじわりと温もりが広がっていくのを感じた。
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     やっと聞き取れるくらいの小さな声で、そのことを伝えてくれたフレミネは言った後で頬を赤くして俯いてしまった。何が膨らんだのだろうと首を傾げていれば、フレミネは膝の上に置いた拳をきゅっと握りしめ、まるで重要な任務を任された時のような顔で僕を見る。
    「む……」
    「む?」
    「っ……む…胸が…」
     その後続くはずだった言葉を聞くより先に、僕はフレミネの肩を強く掴んだ。驚いて顔を上げたフレミネは未だ赤くて、その様子に僕は無意識に喉をこくりと鳴らす。

    「見せて」

     遠回しな言葉も前置きもなく、気付けば僕の口からは思ったままの言葉が出ていた。こんなの紳士的じゃないと後悔しても遅く、目の前のフレミネは赤い顔をさらに赤くして眉を下げてこちらを見た。困らせたいわけじゃないのに、そんな顔も可愛いな…などと考えてると、フレミネは戸惑いながらもこくりと小さく頷いてくれた。思わず、いいのかいと聞き返してしまいそうになるのを我慢して、フレミネの気が変わらないうちにと自室のドアへと鍵をかけに行く。そうしてベッドへと腰掛けていたフレミネのそばへ戻ると、やや緊張した面持ちでこちらを見ているのがわかった。
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