光的邻居先生10“最近琳经常在外面过夜。”
“无缘无故就？”
“那倒不是。”
“既然如此就没什么大不了嘛。”

他沉默地加着比平时更多的辣椒粉，看来并不是这样简单就能结束的话题。虽说加多少调味料是客人的自由，但这道豆腐本身，就是所有菜品中调味最重的。如今辣椒粉已经堆成一座红黑色的小山，无论是谁都能感到其中沉甸甸的重担。

这是一个平常的星期一。无论在哪个季节，这个日子的客人量总是很少。由于周二周三是固定的休息日，因此即便店是开着的，比起接客和烹饪，也还是用在确认邮件上的时间更长。拉哈也不会在这一天过来。
不知道是不是因为我告诉了桑克瑞德这点，从那以后，他就经常在周一的晚上独自来店。时间总是在午夜前一点，这个时候大部分的上班族都已经回家，为明天的工作做准备。于是客人总是只剩下桑克瑞德一人，所以我们可以自在地闲聊。

光的邻居先生08“多谢惠顾，路上小心！”

为了送客拉开了纸门，寒气便从外面卷了进来。即使我身处常年烤着火的柜台内，也不禁打了个寒战。出去的拉哈也为了用比以往更短的时间返回店内，一边咕哝着好冷好冷，一边小跑着回来了。
把门关得严严实实的，再把桌子收拾干净，忙了四个小时之后总算送走了所有客人，接下来就是店员的时间了。我往茶杯中倒入热茶，和拉哈一起呼呼地啜饮着。
正是生意繁忙的年末，但也因为这样，并不是每天都是盛况连连。特别是十二月的时候，有年终晚会，圣诞节，工作也大多在这时候结算，还有跨年夜，这样的事项一个接着一个，在这之间的平常日子，客流量多少就有些衰微。毕竟，对大家来说，休息都是必要的，对肝脏和钱包都是。当然，对于提供酒水餐饮的一方也一样，要是没有喘口气的工夫，就要累倒了。

The Odd Couple　サンクレッドの知る限り、その日は何の祝祭でもなかった。サンクレッドをはじめとする、誰かの生誕日でもなかった。夕陽も夜景も美しくはなく、そもそも夕陽は疾うに沈んでおり、夜景は窓と壁の向こうで、あまつさえやや曇っていた。灯りと酒と食事はあったが、いずれも豪勢ではなかったし、場所はバルデシオン分館で、暁の皆で囲んでいた。しばらく前に世界が終焉から救われたというだけの、ただひたすらに、何処までも何もかも、普通の、ありふれた夜だった。

「サンクレッド」
「ん？」
「手、出せ」

　だから、テーブルの向かいで自分と同じ酒の杯を持つ、この男の呼びかけに、躊躇う理由は特になかった。

「？　ほら」

　左の手を差し出す。右は杯で塞がっていたからだ。それ以外に理由はない。

The Odd Couple　サンクレッドの知る限り、その日は何の祝祭でもなかった。サンクレッドをはじめとする、誰かの生誕日でもなかった。夕陽も夜景も美しくはなく、そもそも夕陽は疾うに沈んでおり、夜景は窓と壁の向こうで、あまつさえやや曇っていた。灯りと酒と食事はあったが、いずれも豪勢ではなかったし、場所はバルデシオン分館で、暁の皆で囲んでいた。しばらく前に世界が終焉から救われたというだけの、ただひたすらに、何処までも何もかも、普通の、ありふれた夜だった。

「サンクレッド」
「ん？」
「手、出せ」

　だから、テーブルの向かいで自分と同じ酒の杯を持つ、この男の呼びかけに、躊躇う理由は特になかった。

「？　ほら」

　左の手を差し出す。右は杯で塞がっていたからだ。それ以外に理由はない。