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    しょうがつ

    @mhnt_mis

    成人済みの方向けの文章ばかりを置いております。
    褒めてもらえると尻尾振って喜ぶのでやさしい反応もらえると嬉しいです。
    主にまほやく、ついすても載せるかも。
    誰の地雷にも配慮してません。

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    しょうがつ

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    あけましておめでとうございます🎍🥳
    31日の朝から突然書き始めたものが書き終わり、年内に間に合えばいいなぁと思いましたが間に合いませんでした。
    2024年はまほやくのお話ができたり、書いたものをたくさん褒めていただいたり、最高な二次創作をたくさん読んだり見たりできてほんとに楽しかったです。
    2025年一発目、よくわからない(北3+ネ)→晶♂のギャグですが今年もよろしくお願いいたします😊✨

    #まほ晶♂

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    t0mic0x0shi

    DONEこのあといつかフィガファウになって欲しい気持ちで書いてます。フィ→ファ風味だけど恋みたいな愛についてはまだ自覚なしみたい感じ
    【フィファ】フィガロ先生にはわからないフィガロ先生にはわからない

     たとえば、とフィガロは思う。
     設えられた大人が三人並んでも十分余裕のあるテーブルの上に広げた文献。己の前に置いたそれの手前に左手で頬杖をつき、その紙面を滑らせた右手の指を、重なってまとめられた紙の淵、それらを守る堅い表紙を飛び越えて、使い込まれた艶と使用者によってつけられたであろう小さな傷をもつテーブルの天板におろした。人差し指と中指を立て、板の上を歩くかのように動かして、隣に座るひとへと近づけてみる。
     そこにいるファウストは、フィガロと同じようにテーブルに広げた文献を、けれどもフィガロとは異なり頬杖をつくこともなく、椅子に座ってもなおぴんと背筋を伸ばしたまま、文献の両脇でページを押さえるために手を添えて、視線をそこに綴られた文字に落としていた。指先を包む白い手袋には汚れひとつみあたらない。手のひらまでを守るその手袋が終われば素肌が見えるが、しかしそれも、すぐに黒く広い袖口の中に隠される。袖口はひろく、天板に置かれた腕の下で綺麗な形でもなく広がっていた。
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