Lys_sw☆quiet followSPOILERハワード家使用人の独白 期間限定ネットプリント果たしてこのようなものが許されるのか私も不安です。。。 が、一人でも刺さってくれたら嬉しいです。 現在はファミマ/ローソンでの番号しか登録しておりませんが、セブンイレブンでもというお声があれば検討させていただきますm(*_ _)m ユーザー番号:2CF2Y3GUL5 白黒 A3orA4 20円 期限は11月16日9時まで! 折り方は別途Twitterにあげておりますので、ご確認ください! ご不明点等もあれば私めにご連絡ください!Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow Lys_swPASTinfinity8で配布しました推し無配ペーパー企画④ひちわさんとのコラボ「レイ・オルブライト編」深淵吐息「まったく、恨めしいほど嫌な陽光だな」 燦々と輝く太陽と青空の下、不釣り合いな紫色のローブが人目を避けて動く。 〈星詠みの魔女〉メアリー・ハーヴェイにどうしてもと言われたのでしぶしぶ王都にきて、用事をちゃっちゃと済ませた帰り道。 もし、俺にほんの少しでも未来を見据える力があったのなら、今すぐ馬車に乗り込め! 振り返るな! そう助言していただろう。 「お~い」 声が聞こえて振り返るのは当然の反射だ。けれど、何故振り返ったのだと言いたい。 「レイがいるって聞いて、走ってきたんだ」 レイを引き止めたのは、レイと対照的に青空の下が似合うラウル・ローズバーグである。 こいつと俺の関係は信じられないけれど、友達らしい。 1734 Lys_swPASTinfinity8で配布しました推し無配ペーパー企画③赤身さんとのコラボ「シリル・アシュリー編」傷口に氷「シリル、大丈夫かい?」 「はい……申し、訳、ございません」 「今日はこのままゆっくり休むといい。明日も無理はしないように」 扉が閉まる音がして、シリルは息を付く。 自分が今何と口走っていたのかさえも曖昧だ。 ベッドに横たえられたものの、身じろぎ一つすることは叶わない。まったくといっていいほど体の自由は効かず、全身が疲労を訴えている。 無茶をして魔力過剰吸収体質を引き起こしたあの日以来、シリルは自分自身の限界を見極め、努力し続けていた。そのつもりだった。 あの時から成長できていると思っていたが、そんなことはなかったのだ。 その証拠に、何一つ叶わなかった。 あの恐ろしく静かで、恐ろしく強い、バケモノには。 1555 Lys_swPASTinfinity8で配布しました推し無配ペーパー企画②440さんとのコラボ「ラウル・ローズバーグ編」薔薇と氷は、持ちつ持たれつ 今日も今日とて、ラウルは畑の中にいた。 暑い日差しは麦わら帽子で遮られていても、額から流れ落ちる汗は止めどない。首に巻いた手ぬぐいで拭って、土弄りをして丸まっていた背中を大きく伸ばした。 それから「よっこいしょ」と、収穫したばかりの人参を抱えられるだけ抱えて、籠に入れる。 すると、どこからともなく冷気が漂ってきて口角は自然と上がった。 「失礼する」 わざわざそんな言葉を告げてここにやってくる人間をラウルは一人しか知らない。 「ははっ来てくれたんだな」 「? 貴様が呼んだんだろう」 「そうなんだけどさ」 シリルは怪訝な顔をしているが、そんな彼の何気ない態度や行動がラウルにはどうしようもなく嬉しいのだから、しょうがない。 1490 Lys_swPASTinfinity8で配布しました推し無配ペーパー企画①倉下さんとのコラボ「殿下とウィル編」従者の心 主人知らず「ありがとう、モニカ。とても有意義な時間だったよ」 晴れやかなフェリクスとは対照的にモニカは今にも卒倒しそうな顔色だ。 「ひゃい、えっと、それじゃあ、失礼します~」 へにゃへにゃと生徒会室から出ていくモニカの背中をご機嫌に見送り、フェリクスはすっかり冷めてしまった紅茶にようやく口を付けた。 モニカとは不良仲間ということもあって、彼女の前限定で、フェリクスは好きな話をすることができる。 それがどれだけ貴重で幸福なことか、モニカは知らないだろう。 「マスター……」 ポケットから白トカゲのウィルディアヌが顔を覗かせた。 続く言葉がなくても、彼が言いたいことは分かっている。 「少し浮かれすぎたね」 常にクロックフォード公爵の監視下にあるとはいえ、学園にいる内は行動の制限がない。 1548 Lys_swDONE※ネタバレ注意⚠️外伝13:【30】お散歩ウィルディアヌを読んで浮かんだウィルディアヌとアイリーン妃の過去話(妄想)水底「ウィルディアヌ、ここ、とっても水が綺麗よ」 柔らかな日差しを受けた水面を掬い上げて、主人は笑う。 初めて出逢ったときの彼女を思い出して、ウィルディアヌはほんの少し目を細めた。 「そうだわ。貴方もたまには羽を伸ばすべきよ」 主人が言わんとする意味を理解して、首をゆっくりと振る。 「いえ」 「大丈夫。ここは普通の人は入って来れない場所だもの」 自分の浅はかな行動や言動のすべては、主人の弱みになる。特にここは何が目を光らせているか分からない、味方のいない場所だ。 ウィルディアヌにとってアイリーンの立場に影響を与えることが一番耐え難いもの。 だから決して悟られないよう、隙を見せないように、そう常日頃から思っているのだが……。 1464 Lys_swPASTもしもラウルとシリルがアイドルを目指していたら……の小話です。春の嵐 人生の転機は突然訪れる。 「ねぇ、きみ!アイドルになってみたいか?」 「え」 人参が手から滑り落ちた。 あれよあれよと言う間に、ラウルはアイドル事務所に所属することになった。 「なんだ、この建物、でけぇーーー」 聳え立つ巨大な縦長の建物(ビルというらしい)を前に思わずそんな反応をしてしまった。自分に声を掛けてきたマネージャー?がそんな彼を見てくすりと笑った。 「驚くのはまだ早いよ」 そんな言葉にラウルはごくりと唾を飲み込んだ。 もしかしてとんでもなく場違いなところに来てしまったのではないかと今更焦りだした。 実を言うとアイドルという職業についてはあまり知らない。 というのも、ラウルはただの田舎もんなのだ。 3339