mtyくんと過食嘔吐🌸ちゃんデザイナーのmtyくんの周りはモデルさんでいっぱい、細い身体に綺麗な顔。普通の顔に普通体型の🌸ちゃんはいつも不安、mtyを信じて無いわけじゃないけど美人に囲まれるmtyはいつか自分を捨てて美人の方に行くかもと思うと夜も眠れない。
せめて痩せよう、顔の整形は置いといて痩せれば顔だって小さくなるかもしれないし身体も細い方が良いに決まってる。
でも特に趣味もない🌸ちゃんにとってストレス発散はご飯を食べること。それにmtyのご飯だって美味しい。お昼は職場でこっそり抜いてmtyにはバレないようにダイエットを始める。
そんな時だった【現代病か!?摂食障害】こんなネットニュースを見てしまう。拒食になって食べれなくなってしまえればいっそいいのになんて考えてしまう🌸ちゃん。そんな時だった「過食嘔吐?」それは食べたものを吐き出した食べた事を無かったことにする魔法の方法だった。
確かに食べたものを戻してしまえば食べた事にならないしダイエットになる。初めは昼食だった、職場で好きなだけご飯を食べた。職場でのストレスすらトイレで吐き戻したようだった。
それでもまだ痩せない、そのうち食べた事に罪悪感を感じるようになる🌸ちゃん。
でも唯一のストレス発散が食べる事だから食べる事は辞められない。ついにmtyが作った晩御飯まで吐き戻すようになった。
作ってくれたmtyくんの愛情を吐き戻しているようで食べた罪悪感よりも吐き戻した罪悪感が上回る。悲しくて泣いてるのか嘔吐から生理的に涙が流れているのか分からない。
「最近🌸が食べるようになって嬉しい」
そうmtyに言われればダイエットしたいから食べないなんて言えない。それに食べる事はストレス発散に繋がって辞めれない。
その内mtyはご飯を食べて直ぐにトイレへ行く🌸ちゃんを心配するようになる。最初は出した料理が半ナマだったか!?と思うがどうやらそうでも無いらしい。気が付くと🌸ちゃんは食べる割には痩せてきた事に気が付く、そこらへんのモデルよりも痩せてきた。そこでおかしい事に気が付く。🌸ちゃんがトイレに出てから必ず歯磨きするのを決め手に過食嘔吐してるのでは?という考えにたどり着く。
いつも通り食後にトイレに行く🌸ちゃんを見送ってからトイレの目の前に経つとトイレの中からは嘔吐く音が響き渡る。
「🌸?大丈夫か?」
「な、何が?大丈夫だよ!」
とびきり元気に返事が返ってると、ならちょっとごめんなとmtyは言うと容赦なくトイレの扉を開ける。
「ごめ、ごめんなさいっごめんなさい!!」
手を吐瀉物まみれにして口を拭う🌸ちゃん。その涙は罪悪感からの涙なのか、嘔吐からの生理的な涙なのかは分からないがボロボロと泣いてる🌸ちゃん。
「大丈夫だからな大丈夫。大丈夫だから。」
そう言うとmtyは吐瀉物を気にせずに抱きしめるmty。
「ごめんご飯不味かったか?」
「ちがっ違うの!ご飯は美味しい!私が悪いの!」
それから全身採寸してモデルよりも痩せてることを熱弁するmty居るし、食べすぎないようにワンプレートご飯になる。食後は温かいお茶を一緒に飲んでトイレへ行くの足止めするmtyも居るし、たま〜に吐かない約束で食べ放題にも連れてってくれるmtyは居る。