Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    小月 輝

    @ODUKI547

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍵 🍡 🍨 🎆
    POIPOI 13

    小月 輝

    ☆quiet follow

    ElderWallerインク店へようこそ。
    神歴3452年創業、歴史と品質には自信があります。
    かのグレートセブンが使用なされたインクも提供させて頂きました当店では、速乾滲まずの長期保存に適した事務用インクから、魔法士御用達の月光インクまで、あらゆるインクを製造、販売しております。
    オリジナルインクの作成は、マイスター在中店舗までお問い合わせください。

    モブランドで展示している小説です

    #モブランド
    mobland
    #モブランド2

    Tap to full screen (size:1100x1100).Repost is prohibited
    💴💴💴💴💴🙏💗✨✨✨✨🙏🙏🙏💖👏😙👏👏👏👏👏👏👏💴💕👏❤❤❤❤👏👏👏🙏🙏❤👏👏👏💴✒✒✒✒✒✒✒✒✒✒💖💖💖💖💖💖👏🙏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    小月 輝

    DONEインク屋小話④ジャミル
    モブランド4開催中に間に合ったー!
    ジャミル、インクを買い行く。
    柘榴の涙ジャミルのインク瓶は特別製だ。
    画一的な四角いガラス瓶とは違う、ころんと丸い形もさることながら、陽光に様々に煌めく色ガラスの鮮やかさが一際目を惹く。
    特に鮮やかな赤色の模様が気に入っているが、何よりも素晴らしいと思うのはその機能性だった。一見そうとは見えないように刻まされた魔法陣はジャミルのマジカルペンと呼応し、自動的にマジカルペン内にインクを補充してくれる。
    マジカルペンを介して魔法を使うため、マジカルペンへのインク補充は必然的に手作業になりがちな魔法士には嬉しい機能だった。ジャミルはカリムの元で、いくらでも美しく貴重なガラス細工を見た事があったけれど、この自分のインク瓶が一等美しいと思っていた。賢者の島内部であれば、どこにいてもインクを補充出来る売り文句に誤りはなく、おかげでジャミルはインク壺を持ち歩く事から解放された。自室のランプ下に置いてあるインク瓶の輝きが強い事に気づいて、ジャミルは予習の手を止めた。買って以来机の上から動かしていないガラス瓶は、インクの残量によって光の反射率が変わる。キュポッと蓋を外せば、思った通り底に僅かにインクが残るのみだった。
    9054

    related works

    recommended works