最近の検索
    ログインするとお気に入りタグを登録できます
    持っているアカウントではじめる

    SUDAKAY03272

    @SUDAKAY03272

    ゆまおさの短い文章書いてます

    ☆こそフォロ 絵文字で応援する 💖 👍 🎉 😍
    ポイポイ 8

    SUDAKAY03272

    ☆こそフォロ

    リハビリ中
    そして書きかけ、という…

    大人のキス表現あり

    #ゆまおさ

    タップで全画面無断転載禁止
    💖💖💖👏💖👏💖👏💖💖👏💯👍💴
    リアクションをたくさん送って応援しよう!
    作者からのリプライ

    同じタグの作品

    水鳥の

    供養書いたけど、これじゃない、ゆまおさ……にならない。何故? 世界は無情な表情をしてくる時がある。『空閑遊真』、彼はそれを重々にわかっている。

    『オサム』
     いつからだろう、その言葉に甘い響きが重なり始めたのは。それは知らない音になって行く。なのに、彼はその音で、声で名前を呼び続けた。何度も、何度も、何度も。
     世界の流れに置いて行かれるのをわかっているのに、空閑遊真はその選択肢を選んだ。大切なことは何一つ伝えない、という選択を。
     それに気づいたのは、他でもない三雲修だった。
     三雲は空閑に何度も言おうとした。傍にいると、手を握ると。だがそれは空閑が望んだ答えじゃないことを三雲は知っていた。でも今はそれ以外を渡すことはできない。

     朝日が昇るベッドの中、三雲は起き上がり眼鏡をかける。冷たい空気を馴染ませるように吐いた息はため息となって口から出ていく。
     ――空閑。
     伝えなくてはならないのに、伝えられない想いが後悔となって三雲に付き纒う。何度も昼と夜を繰り返して、空閑の望まない答えを伝えようとしても、上手く行かない。終いには、
    『オサム』
     優しい音色で、口の中で転がすように吐き出された言葉に、あの時の三雲は赤面した。心臓が早鐘を打ってい 562

    おすすめ作品