Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    kuku

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💜 💛 🎈 🌟
    POIPOI 13

    kuku

    ☆quiet follow

    現パロ
    大人になった🎈🌟の恋愛話。
    R18ですが、非常にぬるいです。
    18歳以上の方以外は読まないでください🙇‍♀️
    18↑?(Yes/No)

    #類司R18
    Ruikasa R18

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏💖😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭👏💖💖😭😭😭😭💒😭💯😭💯😭☺💯💯💯💕😭😭😭👏❤❤😭💜💛😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭🙏🍌💗💖😭💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    のくたの諸々倉庫

    MOURNING色々/類司
    前に書いていたものその2(と言いつつ3つあります)
    ・お題:香水

     ……ああ、またか。
     周りにはバレないようにため息をついた。司くんの纏う香りが、いつも違うことをなんとなく嫌だと思い始めたのは、きっと僕達が付き合い始めたからだろう。とはいえ彼の周りに、匂いがうつるほどの香水をつけている人なんていないし──飛ばしたドローンが浮気現場なんてものをとらえたこともない。
     ああでも、彼には妹さんがいたんだっけ。なら彼女がつけているそれの香りだろうか、と。抱きしめた彼の肩に顔を埋めていれば、くすぐったそうに彼は笑う。
    「どうしたんだ、類」
    「君はいつも、違う香りをさせているね」
    「ああ、それは役作りのためだ」
     ……ん?
     予想外の返答に思わず顔を上げれば、ふふんと自慢げな顔で胸を張っている。よくぞ違いに気付いたな、と取り出された小瓶には、今度のショーで彼が演じる役のラベルが貼ってあった。
    「毎回こうして、演じる役に似合う香水をつけているんだ。もちろん妹の協力も得ている上、客席には届かない、というのは承知しているが」
     そこで一度言葉を切り、彼は微笑む。
    「いつも隣にいるお前には、どのようなオレにもときめいていてもらいたいからな!」


    ・お 1218