Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    touka10477

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 38

    touka10477

    ☆quiet follow

    エゴの服がいつも長袖だったり肌を見せない理由がこうであると嬉しい楽しい
    ソファーに頑張って上ろうとするチビエゴくん下さい←

    #mirm
    #ナルカル

    長袖の理由ナベリウス家の公式服を作るついでにカルエゴの私服を作らせようと呼んだ針子に持って来させたデザイン画を、ナルニアは食い入るようにじっと見つめていた。
    子供らしく動きやすい服は手足がむき出しになるデザインで、見つめるナルニアの表情を読めはしない。

    全身を計り終えたカルエゴがナルニアの隣へと駆け寄ると、ソファーへ上ろうと腕を座面にかける。そのままでは上れないだろうとナルニアの手がカルエゴの体を抱き上げ隣へと座らせた。
    にっこりと笑みを浮かべたカルエゴの顔を隠すようにデザイン画で針子との間に壁を作るナルニアに、針子は二人へ背を向けた。

    「カルエゴ。お前の服を何着か作らせる予定だが、着てみたい服はあるか?」
    「あ……あにうえみたいなふくがきたいです」
    「そうか。それが良い」

    キラキラとしたカルエゴの視線に、ナルニアはそっと頭を撫でた。ふわりとした髪の感覚が気に入っているのか、ナルニアはしばらくカルエゴの頭を撫で続ける。

    「あにうえ?」
    「手足は出来るだけ隠しておきなさい。簡単にお前の肌を見せてはいけないよ」
    「はだ?」

    首を傾げたカルエゴの肩を掴むと、ナルニアは真剣な表情でカルエゴの顔を見つめる。

    「そう。私が見ていないところで体を他悪魔の前で見せてはいけない。いいね?」
    「はいっ」
    「良い子だね。カルエゴは」

    再びカルエゴの頭を撫でるナルニアの表情が僅かに緩んでいた事を知るのは、向けられていたカルエゴだけだった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🐺🐶😭😭😭💞😍🌋🌋🌋💖💖💖💖💖👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    touka10477

    SPOILER叔父上滾りすぎたので、ちょっとだけネタバレ込み。ほぼ捏造。

    番犬としてしてはいけない事をした叔父上の所業を🐶期🍲が知ったとして。。
    一人で考えすぎて、もっと勉強して早く番犬にならなきゃって頑張りすぎて悪習期になっちゃう

    ってのをペラ様視点です(何)
    何気にナルカル風味あります。タグつけてないけど。
    裏切り今になって気付いた事が一つだけある。
    あの頃もしかしたら私はカルエゴくんが一人苦しんでいた事に気付かずに居たのかもしれないと言う事だ。

    学生の頃の事。カルエゴくんやバラムくんと過ごす毎日は楽しかった。番長と言う呼び名がついた事もただ面白かった。
    私はただサリバン様の学校を過ごしやすいより良い学校にするためにだけ動いていた。その為に実力もあり不正や不当な事が嫌いな二人と行動を共にしただけの毎日だったが、それはとても充実した毎日だったと今でも言える。
    けれど一度だけ、カルエゴくんの異変に気付けなかった事がある。

    毎日イラついているような舎弟。いつも私に怒っていたけど、実力が少し足りない可愛い後輩。からかい甲斐があって、文句を言いつつも命令に従う。それは彼がナベリウス家の悪魔として誇りを持っているから扱いやすいのだと知っての事。
    2717

    touka10477

    MOURNING仕事中にふと浮かんでしまった話の供養

    カルエゴに悪魔学校を辞めさせよう計画をしているナルニアです←
    この後からナルニアの弱点はカルエゴって矢印が全員の頭に組み込まれるんですけど、カルエゴ自身弱い悪魔じゃないから弱点と言えないのではないか論争もされる。


    膝を折るのはお前にだけ

    ってのと


    「あーあ連れて行かれちゃったね。カルエゴくん」
    「連れて行かれましたね」

    ってのを書きたかっただけ
    ナベリウスの悪魔一族宛に出された書面。そこに記載されていた内容に対し驚いたのはカルエゴだけではなく、一族のもの全てからどう言う事かとの連絡がカルエゴに入った。カルエゴ自身も知らぬ内容のため不明と答えるだけしか出来ず、サリバンの予定からバベルに居るであろうナルニアの元へと急いだ。

    13冠会議が終わり出てきたらナルニアの視界にオペラと言い合いをするカルエゴの姿が映る。いつものようにからかい、からかわれと言うやり取りだが、ナルニアにとっては気分の良いものではなかった。
    サリバンがオペラの名を呼ぶより早く、ナルニアはカルエゴの元へと歩を進める。ナルニアに気付いたオペラはではとカルエゴへ一言告げサリバンの元へと行く。その姿を見つめるナルニアの視線は冷たい。
    1706

    related works

    touka10477

    MOURNING仕事中にふと浮かんでしまった話の供養

    カルエゴに悪魔学校を辞めさせよう計画をしているナルニアです←
    この後からナルニアの弱点はカルエゴって矢印が全員の頭に組み込まれるんですけど、カルエゴ自身弱い悪魔じゃないから弱点と言えないのではないか論争もされる。


    膝を折るのはお前にだけ

    ってのと


    「あーあ連れて行かれちゃったね。カルエゴくん」
    「連れて行かれましたね」

    ってのを書きたかっただけ
    ナベリウスの悪魔一族宛に出された書面。そこに記載されていた内容に対し驚いたのはカルエゴだけではなく、一族のもの全てからどう言う事かとの連絡がカルエゴに入った。カルエゴ自身も知らぬ内容のため不明と答えるだけしか出来ず、サリバンの予定からバベルに居るであろうナルニアの元へと急いだ。

    13冠会議が終わり出てきたらナルニアの視界にオペラと言い合いをするカルエゴの姿が映る。いつものようにからかい、からかわれと言うやり取りだが、ナルニアにとっては気分の良いものではなかった。
    サリバンがオペラの名を呼ぶより早く、ナルニアはカルエゴの元へと歩を進める。ナルニアに気付いたオペラはではとカルエゴへ一言告げサリバンの元へと行く。その姿を見つめるナルニアの視線は冷たい。
    1706