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    mbyu6182

    @mbyu6182 私はめんだこ。人見知り過ぎて交流もリスインも頼めない童顔アラサー殺すぞ吾/何でもありの雑食/腐・夢・18↑・G/地雷の多い方と未成年は踵を返すがよろし/落書きや文章等々/FRB,RT,リプご自由に/無言失敬。
    表:@mbyu618
    D:@mendako_disney

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    当日に全員分は無理そうなので取り敢えず1階組だけで( ´・֊・` )

    #aknk夢
    #aknkプラス
    aknkPlus
    ##黒猫は羊雲に乗って

    1階組と Happy Halloween その日、主の良い事を思い付いた、という顔をして
    「Happy halloween I'll trick devil」
    叫びながら恋人を追いかけ回した。追い詰めた結果、
    「悪魔には紋章にキスしちゃうぞー♡」
    とニンマリ笑ったのだった。



    【ベリアン・クライアンの場合】
     自室へと追い詰めた主は、戸の鍵をそっと閉める。
    「ほ、本当に、その…なさるおつもりですか…?」
    「ハロウィンだからね、悪魔にはイタズラしないとね♡」
    そういうものだろうか、とベリアンは思う。
    「わ、わかりました…主様がそう仰るのなら…」
    仕方なく、服を脱ごうとすると
    「待って、それも私がやる!」
    愉しそうに主はベリアンの服に手をかけた。
    「そんな、主様のお手を煩わせるわけには」
    「コレもイタズラの一環だから♪」
    「そ、そうなのですね…」
    シャツのボタンを外し、後ろに回って右側を開けさせる。そのまま紋章にキスをした。ピクリ、と、ベリアンが反応する。どんな顔をしているのだろう、と主は思う。
    「主様、その…満足して頂けましたか?」
    「んー…」
    生返事をした主は、そのまま紋章を舐め上げる。
     れろぉ…
    「ひぁッ!?」
    ビクン、と跳ねた身体に、主は満足気に笑った。
    「ベリアン、可愛いね」
    「か、からかわないでください…!」
    顔を真っ赤にするベリアンの背中に抱きつく。
    「そんなに怒らないで、私の素敵な悪魔さん」
    腰に巻き付いた手を取り、そっとキスする。
    「あなたは本当に…罪な人です…」
    少し困ったように、だが、嫌ではないという声色で、ベリアンは囁いた。



    【ロノ・フォンティーヌの場合】
     食事の支度がある、とか、ハウレスの稽古がある、とかなんとか逃れていたその日、食器をあらいながら溜息を吐いたロノ。バスティンに食堂の清掃を任せ、1日を振り返る。
    「っとに…主様は、考える事がすげぇよな…」
    恋人の思考回路に底知れぬ恐ろしさを感じ、苦笑する。と、後ろから本人の声がした。
    「何が恐ろしいの?」
    「主様」
    慌てて振り返ると、にっこりと笑った主が居た。
    「な、ん…あれ?バスティンは…」
    「食堂で箒持ったまま寝てたよ。相変わらず器用だよねぇ。」
    「あのキツネ野郎…!」
    クスクスと笑って主はロノに近付いて来る。
    「あの、主様、すぐに食器洗い終わらせますんで、」
    「気にしないでいいよ。ゆっくりお仕事してて?」
    後ろから抱き締められ、ロノの心臓は跳ねる。腹部を弄る手はそのまま下腹部に向かい、ベルトを外し始めた。
    「あ、主様…?」
    「ほらほら、ちゃんと仕事しないと終わらないよ?」
    少しズボンを下げて───そのまま、主は紋章にキスをした。
    「ヒッ!」
    ゴロン、と持っていた食器が洗面台の中に落ちる。ロノの心臓が口から飛び出そうだった。チュッ、と軽い音を立てて唇が離れる。
    「悪魔にはイタズラしなきゃね♡」
    背後から主の愉しそうな声が鼓膜に響く。キスされた部分がじくじくと熟れて熱かった。この後、食器を洗い終わるまでの間、ニコニコとそれを眺める主との間に会話を持てなかったのは言うまでもない。



    【バスティン・ケリーの場合】
     よくわからないが主が楽しそうなので受け入れる。棒立ちしていると、バスティンのベルトを外し始めた。
    「ま、待て、主様、そんな、何をする気だ」
    「紋章、こうしないと見えないでしょ?」
    「それはそうだが…」
    主はナチュラルに動き、止まらない。ズボンを少し下げてそのまま屈もうとする主に、
    「待ってくれ主様、それは俺が………俺が…?………?俺はどうすれば主様が動かなくて済むんだ?」
    そこで暫し、考え込む。
    「俺は急に背が伸びたりは出来ないし…仕方ない、椅子の上にでも立って…」
    そんな様子を見て、主はクスクスと笑う。
    「バスティンはそのままでいいよ」
    しゃがんで、バスティンの紋章にキスをした。ジワリ、とそこから熱が広がる。言い知れぬトロトロとしか感覚がキスされた所から湧き上がり、背筋を昇って脳を沸騰させている様だった。
    「あ、主様…もう、いいんじゃないのか…?」
    顔を真っ赤にしてバスティンは主を見遣る。
    「んー…まだだめ」
    主は紋章の中央を軽く食み、強く吸い付いて朱に染めた。
    「んッ」
    「かーわいい♡」
    舌なめずりをして見上げる主に、心音が早鐘を打つ。紋章の中央は紅く、上書きされたような気分になった。
    「なんだか、ものすごく恥ずかしい気がするな…。それに、かわいいは褒め言葉なのか?」
    「褒め言葉だよ、私の可愛い悪魔さん♪」
    「ふむ…主様が言うのなら、そうなのだろう…」
    改めて、主をジッと見つめる。湿った唇から舌なめずりする、柔らかくて暖かそうな紅と緋。思わず、生唾飲み込んだ。と、急に顔を引き寄せられ、眼前が愛しい顔で埋め尽くされる。唇の柔らかく温かな感触に、驚いて目を見開く。そっと離れた唇を追いかけた。と、背伸びした主が悪戯っぽく小首を傾げて微笑みかける。
    「キスして欲しいって顔してたけど…違った?」
    そう言われ、バスティンは顔が熱くなるのを感じた。
    「…違…く、ない…」
    嬉しそうに笑う主を、強く抱き締め返すくらいしか、バスティンに思い付く行動はなかったのだった。



    END 2023.10.31
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    住めば都

    DONEあくねこ、ハナマル夢(?)
    ※本編2.5章、水龍の唄、ワインフェスティバルの内容に触れています。
    時系列的にはワインフェスティバル8話のあと。イベストを読み返していて感じたことをこねこねしました。捏造過多です。
    独白なので夢と言っていいものかわかりませんが、考えているのは主様のことなので一応夢ということにしておきたい。
    ないものねだり 宛てがわれた宿の一室でベッドに身を横たえたハナマルは、酒精が入ったわりに冴えてしまった目で、ぼうっと天井を眺めた。ついと利き手を天に伸ばす。緩く拳を握ると、掴んでおきたかった大事なものの記憶が脳裏を駆け抜けた。
     感傷的な気分になっているのは、ルカスを相手に過去の話をしたからだろう。まさか中央の大地に、燃え尽きた郷里のことを知っている人間がいるとは思わなかった。
    「百年経てば、か……」
     刺青を消したいと相談したハナマルに、刻まれた印は消えずとも人々の記憶のほうが風化すると、ルカスは言った。確かにそうだとハナマルも思った。
     だが、背に負った龍の意味を知るものがいなくなるのにそれだけ年月がかかるのだとすれば、彼が唯一と定めた主人がハナマルの出自を知る日が、いずれやってくるかもしれない。
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