Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    yokoyoko221

    @yokoyoko221
    https://www.pixiv.net/users/21107600

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 12

    yokoyoko221

    ☆quiet follow

    そしきの仕事がおわり、夜中帰ってきた先輩。茅ヶ崎はそんな先輩を甘やかしたくても先輩はそれを許してくれない。そんな心をやわやわにしたくゲーム(ぷょテ…)に誘う後輩。最終的にぷょ…トは負けたが、先輩もある意味負けたのだ、次俺が勝ったら一緒に寝ようとか言い出すから不戦勝でいいと言い出す後輩。

    後輩による先輩情操教育()「やっぱもう今すぐ寝ましょう不戦敗で大丈夫ですはよ」
    「いいの、ぷよぷよ」
    「いーですいーです、また付き合ってください」
    俺はベッドに向かう気満々で立ち上がったが、先輩はまだコントローラー片手にソファに座っている。
    「ゲーム……」
    先輩は若干不安そうというか、俺がさっきまでゲームしたいと割と本気で駄々をこねてたのに違うことを言い出したからか、どうするか迷ってるみたいにそう呟く。
    あ、あ〜、俺得意のぷよぷよで思いっきり負かされたけど、あれだった、このひと今日メンタル終わってるんだった、やばいやばい一緒にゲームすんの楽しくて先輩と一緒に寝れるの嬉しくてテンション間違えた、ごめん先輩。あー、なんて言ったら納得してくれるかな、まあ、いいか、納得とかじゃなくて。
    俺は立ったままソファに座る先輩の頭を抱きしめた。そうしてから、先輩の前にしゃがみこんで、先輩の顔を覗き込む。
    「いま急に眠くなりました、はよ寝ましょ」
    先輩はまだ迷ってるような顔をしていたが、両手を握って立ち上がって引っ張ったら大人しく立ち上がってくれた。
    「よし。じゃ〜着替え……」
    俺は先輩の服の入ってる引き出しに向かい、勝手に開けて、先輩がよくパジャマにしているジャージとTシャツを漁る。
    「先輩半袖でいいですか?」
    振り返って尋ねると、棒立ちの先輩の頭がこくんと上下する。俺はいそいそと先輩の元に戻り、「お着替えお着替え〜」と、小さい子にするみたいに冗談ぽくそう言いながらワイシャツのボタンを外していく。
    「茅ヶ崎」
    「はい」
    俺は少しだけ上にある彼の顔を見上げる。
    「ごめんな」
    先輩に、こういう申し訳なさそうな顔、できるだけさせたくないけど、むずかしい。
    「なんにも」
    俺はすぐにそう返す。そしたら、おもっきり抱きしめられた。
    ぐえ。
    先輩、力つよ。さっきまでぼーっとしてたじゃないですか。

    ほんとは、謝らないでくださいって言いたいけど、それもまた先輩にとっては辛いかもしれないと思うと、なんにもいえない。でも、俺は謝られるのが辛い。先輩悪くないもん。多分。知らんけど。いつか、謝らないでいいんですよって、間違えずに伝えることができるだろうか。
    千景さんに、自分が謝らなくていいと思える日が来るだろうか。来てほしいな。来るといいな。俺はその日くらいまではこの人のそばにいたい。



    俺は着替え終わった先輩と手を繋いで歯を磨きに洗面所に向かう。俺はもう4時間くらい前に磨いたけど、一緒に向かう。
    先輩が鏡に向かって歯ブラシを動かしている間も、彼の左手を握っておいた。



    「先輩の布団で寝ていいですか」
    「うん」
    「やった〜」
    俺は先に梯子をのぼり、あとから上がってくる先輩を上掛けをめくって待ち構える。
    はい、おかえりなさい、ここでゆっくり休んでほしい、休めたらいいな。
    先輩はゆっくりはしごをのぼってきて、ゆっくり俺の隣に潜り込んで、ゆっくり俺のくちびるを少しだけ喰むような口づけをした。
    「……おまえになんて言えばいいかいつもわからない」
    小さな小さな声。
    俺はその声を聞き届けてから、先輩に触れるだけのキスを返す。
    「先輩だいすき。また明日も一緒に寝ましょうね。おやすみなさい」
    先輩は眉毛を少しだけ寄せて、ちょっと困った顔をした。でもちょっと嬉しそう。こういう顔はいっぱいしてほしい。
    「……茅ヶ崎、すきだよ、うれしい、ありがとう、……おやすみ」

    ………………………
    ………………………は!?

    ここまで素直な先輩レアすぎる!めちゃくちゃかわいい!!録音しとけばよかった!!!!!!すきだよ、ってなに!?無理なんだけど!無理すぎるさすがに尊い無理なんだけど!!と叫びたかったが、さすがに我慢した。でもニヤつくのは我慢でき、できるわけがない。

    「……顔がうるさい」
    冷たく笑った先輩にデコをはたかれて、ああ、いつもの先輩だ。はたかれて、俺はまたニヤつくのだった。




    ———————
    万が一感想あればおねがいしましゅ
    https://wavebox.me/wave/biykzhp4121v3s5b/
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🍼👏😭👏🙏💘☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺❤💖❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    yokoyoko221

    MAIKING野球見に行くじゅ〜ざとくもん、ち〜とちがしゃき。なんか至千はお互いにお互いのこと好きなのわかってるのに、なんか表面的?にはちがしゃきの片想い感があって(個人の感想)、そこがかわいい(?)。
    やきう観戦「あーっ!兄ちゃん、高橋出てきたよ!かっけー!」
    「どこだ?」
    「あそこ!ねえ、千景さんあれが今日の先発!俺、大好き!ストレート、すごくて!高卒3年目なのにローテ入ってるんだよ!」
    「ローテ入ってるって?」
    「プロって毎日試合あるからピッチャーが何人もいるんだけど、ピッチャーのレギュラーみたいな人が決まってて、その人たちがローテーションで投げるんだけど、そのメンバーに入ってるってこと!」
    九門がニッコニコで説明しているのを先輩ごしに聞く。
    ね、先輩、だから言ったでしょ、野球のルールとか、選手事情とか、勉強しなくていいですよって。と、俺は心の中でつぶやく。野球観戦決まった瞬間に、野球ルール解説ブログと、プロ野球がらみの2ちゃんのスレを覗いていた先輩を止めたのは俺だ。九門は、先輩と一緒に野球観て、そういうのを自分で先輩に教えたいんですから、と言ったら、一瞬黙った後で先輩は、確かに、と納得してPCのタブを閉じた。あの優秀でスパコン積んでるみたいな高速回転脳みそはそういう所に考えが至らないときがある。グッジョブ俺。
    945

    yokoyoko221

    MEMOここに置いとく、

    103のボーイたちのラブについて失礼します、読みて〜になった話、マジでしょうもないし今まで書いてた世界線と話が違う!になりそうな話、でもまあこんなんかもわからんめちゃ仲良しで色々あってよく一緒のベッドで寝る先輩とちがさき
    いやなんだけどちがさきがぬくのだるいなって思った瞬間があった日とかに夜先輩と布団入って、先輩といっしょにできたらめちゃいいのになー、人にやってもらう方が一人でやるよりいいし、好きで安心の相手だしいいじゃん、と思うけど別に思うだけ、しかしあるとき一人でソファぬいていると帰ってこないと思っていた先輩が帰ってきてしまい(ご都合展開)、先輩は「あ、ごめん。でも鍵閉めろよ」て普通に出て行こうとするから「ちょっ、ま、先輩」「なに」「たまってません?」「は?お前だろ」「見苦しいもの見せたので、お詫びにぬきますよ」「…は?」になる。しかし先輩も脳内で言葉にはなってなかったが、実は同じようなことを感じていたのだった!(そうなの?)そして服着たままぬいてもらう先輩。そして結局ぬいていないちがさきに「お前のまだだろ」でぬいてくれる先輩。ふぃ〜。で終わって服着たところで「気持ちよかった〜、またしましょうね」とかぬかすちがさき、せんぱいは「そうなの?」とかしか言わないけど、その後何度かちがさきからの誘いにより行われる。毎回言質のように「気持ちいい、またしましょうね」というちがさき。さんかいめくらいに先輩が「ねえ俺これでもしちがさきに恋人できたとか言われたら、いやなんだけど」と爆弾発言(思ったことをそのまま言ったらホームランだったパターン)。ちがさきのなかで、降り積もった先輩への愛情が爆発した(そして構ってほしいという気待ちが爆裂に満たされた)瞬間であった。先輩、かわいい!俺、先輩以外いらん!!(ゲームと芝居はいる)の感情が秒でたるちの脳内を支配、「俺!そんなのないです!ちかげさんが、いたら嬉しい!」と思ったことをそのまま言ったらそれはまたホームランであり、「わかった」になるちかげ。ハッピーエンドです。は?(は?)
    930