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    ex_7fold

    twst作文置き場(支部から移行中)
    🐬🦈と🐚時々💀
    横書きと縦書きで迷走

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    ex_7fold

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    🐬🦈とピアス
    ※創作先輩が喋ります

    #ジェイフロ
    jeiflo

    あたたかな海「ジェイド~耳痛い」
    「おや、あぁ、腫れてますね」
    フロイドの右側に回って、ジェイドは片割れの髪をそっと寄せて覗く。
    ピアスホールが赤く色づいている。
    「これは化膿?…消毒すればいいのでしょうか」
    ピアスを開けてからまだ1年もたっていないため、お互いケアの仕方をよくわからないでいる。フロイドの耳たぶは赤く腫れ、ピアスのキャッチが少し埋もれはじめてみえる。
    「膿んでるなら消毒じゃね?」
    「ですよねぇ」
    救急箱が設置されている談話室に連れ立って向かう。
    「これピアスはずしたほうがいいよね」
    「はずれますか?」
    「ムリ、痛い」
    「どうしたんでしょうね」
    「服脱ぐとき引っかけたぁ」
    「順番変えたほうがいいですね」
    「そうかも~」
    ソファに腰かけるフロイドの前に立って、グローブを外してから、脱脂綿に消毒薬を含ませていく。
    「あ、」
    「なにぃ?」
    「これ、綿がピアスに絡んだら余計痛いかもしれませんね」
    「えーやだー」
    「ぶっかけましょうか」
    「もっとやだ、やめて」
    マジな顔やめて、とフロイドは続けてジェイドをジトリと見上げる。
    「ふふ、冗談です、はい、髪持っててください」
    「基本的に本音しか口に出さないでしょ」
    都合の悪いことは言わないだけで。
    「いや、沁みるわ!つめてぇ!」
    「しょうがないでしょう」
    脱脂綿が耳に触れた途端にフロイドは足を跳ね上げる。ジェイドはそれを避けつつ、フロイドの太腿に自分の膝を乗せて抑える。
    「危ないですよ、また引っ張ってしまいます」
    「ジェイドがやめればいいじゃん!」
    フロイドが本末転倒なことを言い出したとき、
    「おまえら楽しそうだな」
    「ちげぇ、イワトビ先輩助けて」
    「人聞きの悪い、僕はフロイドのためを思って」
    薄情なフロイド、僕は悲しいです。
    「言ってろ」
    言いあいながら、入ってきた先輩を揃って見やった。二組のアンバーと金色の瞳が暗闇で細められて、ニールセンは心中苦笑いする。
    「ピアスか?」
    「えぇ、フロイドが引っかけてしまったようで」
    「腫れちゃったぁ」
    「ホールは消毒よりホットソークのほうがいいぞ」
    消毒は強すぎるから自分の細胞まで殺すしな。
    「そうなんですか」
    「ジェイド~聞いてるなら、その綿離してほしいんだけど」
    自分に片足を乗せたままのジェイドの背を叩いて訴える。
    「ホットソークとは?」
    「こっち聞いてくんね?」
    「あったかい生理食塩水に浸すんだよ、だいたい2.3日で楽になる」
    「へぇ~」


    「ねぇ、ジェイド」
    「なんでしょう、フロイド」
    ニールセンに作ってもらったホットソークのカップに(絶対にベッドに溢さない約束で横になって)耳をひたしつつ、フロイドはデスクに向かうジェイドが見えないまま呼ばう。
    「海が聞こえる」
    「はい?」
    「すげぇあったかい海に入ってるみたい、きもちぃ」
    身体ごとフロイドに向かってみるが、ジェイドに見えるのも脇がゆっくり上下するフロイドの背だけ。
    まぁ、生理食塩水は海みたいなものでしょうけど…耳だけで?
    「フロイド、そのまま寝たら溢しますよ」
    「ん、」
    「フロイド、」
    「ジェイドもやってみたらぁ?」
    「そうですね、僕も腫れたらやってみましょう」
    ベッドをぐるりとまわって、片割れに向かい合って自分も横になる。普段からとろけている眦が、いっそう緩やかに落ちていく。朝引いてやったアイラインはもうほとんど残っていない。
    「ちょっと狭いですね」
    「いま動けないからムリ言わないで」
    「ふふ、冷めたらシャワー浴びましょうね」
    僕も寝ちゃいそうですけど。
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    ジン(R18の方)

    DONEジェイフロです

    お疲れジェイドにフロイドが料理を作ってあげるお話
    なんて事のない日常な感じです

    ※オリジナル寮生割とでます
    ※しゃべります
    ジェイドが疲れてる。
     副寮長の仕事とアズールから降りてくる仕事、モストロラウンジの給仕と事務処理、それに加えて何やらクラスでも仕事を頼まれたらしく、話し合いや業者への連絡などが立て込んでいた。
     普通に考えて疲れていないわけがない。
     もちろんほぼ同じスケジュールのアズールも疲れているのだが、ジェイドとフロイドの2人がかりで仕事を奪い寝かしつけているのでまだ睡眠が確保されている。
     まぁそれもあって更にジェイドの睡眠や食事休憩が削られているわけだが。
    (うーーーーん。最後の手段に出るか)
     アズールに対してもあの手この手を使って休憩を取らせていたフロイドだったが、むしろアズールよりも片割れの方がこういう時は面倒くさいのを知っている。
     一緒に寝ようよと誘えば乗るが、寝るの意味が違ってしまい抱き潰されて気を失った後で仕事を片付けているのを知っている。
     ならば抱かれている間の時間を食事と睡眠に当てて欲しい物なのだが、それも癒しなのだと言われてしまうと 全く構われないのも嫌なのがあって強く拒否できない。
     が、結果として寝る時間を奪っているので、そろそろ閨事に持ち込まれない様に気をつけな 6656

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    k_Salala

    TRAININGジェイ←フロに見せかけたジェイ→←フロが番になるまでとそれに嫌々巻き込まれるアズールのよくある話です。フロイドの記憶力や音楽の才能を拡大解釈し表現しています。彼はきっと海の魔物。無名のモブが沢山喋ります。
    R4.12末現在までの原作ゲームの内容は一通り履修していますが、忘れている部分があるかもしれません。色々捏造を含みます。某ミュージカル映画を批評する目的で書いたものではありませんのでご容赦を。
    束縛の咬魚は誘惑と番いたい【2】*****


    トントンと食材を切る音。ジュワっとフライパンで料理を仕上げる音。カチャカチャという食器を片す音に流水音。それにタンタンと軽やかにリズムを奏でる楽しげな尾鰭の靴音。これまでずっと共にいた片割れにとっては聞き慣れている優しく軽やかな歌声が作業音に彩りを添えている夜のラウンジのキッチンで、ジェイドは目的の人物に声を掛けるタイミングを計り兼ねていた。

    『〜〜♪ 〜♪ 〜♪』

    今夜の気まぐれなシェフはご機嫌麗しいらしく、歌を口遊みながら明日のための仕込み作業をするのに夢中のようだ。ホールへの出入り口に背を向けて台に向かっているフロイドは、少し前から様子を窺っているジェイドにまだ気づいていない。代わりに他のキッチンスタッフの一人がジェイドを認め、わざわざ近くにやって来て小声で話し掛けてきた。何事かあったのだろうか。
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