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    ぶりあだ

    @vrede_zorn

    30↑vrede|⚠️基本甘々R-18NL夢|FGO赤弓エミヤ×アラサー職員夢主♀、ポカぐだ♀|twstレオ監♀トレ監♀|文字書き初心者

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    ぶりあだ

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    レオ監︎︎ ♀|🦁監♀妄想(全年齢)①
    #twstプラス #twst夢
    じゃあ誓いのキスをくれよ

    レオ監︎︎ ♀|🦁監♀妄想(全年齢)①「800年……!」
    監督生が読んでいた本に突っ伏した。隣で寝転んでいたレオナが問う。
    「何が?」
    「恋した人に再会するまで800年待ったとか……あまりにも辛すぎませんか……?」
    「ふはっ、ちょっと泣いてるじゃねぇか。なんでそんなもん読んでんだ?」
    「今ネットで流行ってる恋愛小説なんですよ。エースとデュースから回ってきて」
    「へぇ。で、お前に恋する王子様は今ここにいるわけなんだが」
    「うわーん先輩ー!!先輩ー!!」
    ひしと抱きついてきた監督生の背を撫でながら、レオナは満足そうに目を細める。
    「勝手に有り難がられるんだから、おとぎ話もたまには悪くねえな」
    「800年は寂しすぎます先輩……」
    「はいはい、俺がそんなに待たせるわけないだろうが。待つなら俺だろ」
    「私だってそんなにレオナさんを待たせませんから」
    「言ったな?じゃあ誓いのキスをくれよ、お姫様」
    「……深くしないって約束してくれますか?まだお昼ですし……」
    「…………分かった」
    「えっ本当に?不満そうですけど?」
    「いいから」
    「んむっ」
    (誓いのキスを交わした王子様とお姫様は、いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ)
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    ちえさん

    DONE盛大に大遅刻のお誕生日おめでとうのお話です。
    甘くないし絡みも少ない、だってこれから親密になっていくので!
    ―自分の世界に居る時から、こういう機会は多々あった。自分は顔見知りではないけれど、自分の友人の、その友人が誕生日だから、パーティにおいでよ、という誘い。

    『来るだろ?』

    放課後に監督生がエースに声をかけられた内容も、ハーツラビュル寮の1年生の誕生日パーティーをやるから来いよ、というものだった。
    少し考えてから、監督生はゆっくりと首を横に振る。
    お互い良く知らないわけだし、知らない人を祝って微妙な雰囲気の震源地になるのは避けたい。友人に誘われてパーティーに参加したは良いものの、誰?という顔をされて、お祝いの言葉より自己紹介が先になる場面はもう、こりごりだった。

    『…私はいいや。』

    『はぁ?なんで?』

    断られると思っていなかったのか、エースはあからさまに不機嫌な反応をして、腕を組んだ。

    『やい子分!せっかくタダ飯食えるのに、なんで断るんだゾ!』

    監督生の足下でグリムも不満を訴えてきた。

    『だって、そのハーツラビュル生…』

    断ろうと理由を話そうとしたが、エースはこちらの話は聞かずやけに食い下がってくる。トレイ先輩のケーキもあるしとか、ゲームもやる予定でその景品も豪華だとか、 5093