ふと目が覚める。
朝か…といくらかボッーとしながら考え込む。
起きなければと思うのに体を起こそうという気にならない。冬の朝で寒いからというには昨日より遅い時間に目を覚ましており、部屋はそれなりに暖かい。
今日も調べ物をするつもりなのだから、いつまでも寝ている訳にはいかないな…。
億劫に思いながらも体をお越しベッドから降りる。
着替えをしてようやく部屋から出る。
「あっ、おはようー、小狼君、よく眠れた?」
「おはよう、すまない遅くなって」
「良いの、良いの、ゆっくりできる時はゆっくりして。今から朝ごはん準備しちゃうね〜」
どうやら、待たせてしまったようだ。
食事の準備を手伝おうとすると
「おっはよー!小狼!」
「おはよう、モコナ」
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