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    初春おもち

    好きなものを好きなように書く。
    試し書きしたり、メモがわりに使ったりもする。
    一次創作もあるかも。
    用途は色々、闇鍋だけれど、よろしくです🙂

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    初春おもち

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    Xでポストしているにんげんのひゃいばら(灰原)と猫のにゃにゃみ(七海)の灰七のお話です。気ままに書いてます。

    #灰七
    ash7

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    初春おもち

    MEMO五夏前提の灰七です。
    私が書いた全年齢五夏小説「かわたれ」の五夏が前提にあります。そして、産土神が現れる場所や形態、灰原の術式・呪解という世界観は、私の書いた「恋とは突然始まるもの」を踏襲しています。
    悟の母親を捏造。母親の術式も捏造しています。一応、悟の母親の術式について、具体的に決めているのですが「かわたれ」の続きを書くかもしれないので、現時点では抽象的にして伏せてます。試し読み感覚でどうぞ。
    灰七タイムリープポクポクポクポク。木魚を叩く音が聞こえる。目の前の大きな写真は、人懐っこく笑った、灰原。
    「それではみなさま、出棺の時間でございます」
    灰原の親族が泣いている。喪服の人々が、立ち上がった。五条さんも、も、家入さんも、軒並み高専関係者は出席している。
    夏油さんはいない。
    呪詛師になったから。
    灰原が棺の中、綺麗に花を添えられて眠っている。さっき、最後のお別れをしたのだった。灰原に百合の花を添えて。けれど、七海は灰原の痛ましい顔を見る事ができなかった。
    「ほら、七海、いくぞ」
    そう五条さんに促されて、外に出る。この葬儀場から、灰原は火葬場へと向かう。
    寮の部屋に帰る。七海1人だけ生きて帰ってきて。頭を抱える。最後の灰原の言葉が忘れられない。
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    TRAINING「君と羊と青」

    呪専に入学したての、さしす。前向きな青い春を書きたかった。あと、爺や。
    BGM:RADWINPS/君と羊と青
    正直、呪術高専なんて行きたくなかった。学ぶ、なんてことが必要だなんて思えなかった。事実、呪術なら誰にも負けない自信はあったし、机にかじりついて勉強なんてかったるい。どう考えても、群れて囲われているだけのあの場所に行く意味があるとは、とても思えなかった。でも、爺やが文字通り泣いて頼むから、まー行ってみるか、嫌ならすぐに辞めればいいし、ぐらいの気持ちだった。
     入学式にいたのは、小柄な女が一人と変な前髪のデカい男が一人。
    「変な前髪。」
     と思わず口に出したら、
    「これだから、お坊っちゃまは。口の聞き方も知らないのかい?」
     と、売り言葉に買い言葉、挙げ句の果てに大喧嘩になって、教室を半壊させて大騒ぎになった。で、早速初日から夜蛾先生にがっつり怒られた。もちろんしばらくお互いに口もきかなかった。
     
    「なのに、なんで一緒にいるかねー。」
     校舎の屋上で、硝子が煙草片手に俺を見上げる。昼休みに決まって喫煙している二人を見つけてからは、置いてかれないように、もしくは先回りしてここに来る。右手側に傑、左手側に硝子、真ん中に俺、が定位置となっていた。
    「ほんとだよ。煙草臭いの嫌だー、とか言うくせに 1972