メモメモメモカルデアの記憶もある転生現パロ。カルデアと現在の描写を交互にいれる。
一章『忘れられない』現代
幼いバソ。5歳ぐらい。ネグレクトされていたが、パーの記憶を頼りに耐えている。ある日、前世の記憶のある鯖に引き取られる。その鯖は俳優と女優だが、バソを芸能界には近づけさせない。
バソには援助をしてくれるあしながおじさんのような存在がおり、義父母から月に一回、そのあしながおじさんさんから手紙を渡される。
二章『約束』カルデア
世界を救い、退去時の話。
約束を覚えているかと話し、笑って両片想いの状態で別れるパーバソ。
三章『過去』現在
バソ6歳。手紙はパ卿だろうと義父母に質問するが答えてはくれない。
7歳。手紙の消印を頼りに探そうとする。
10歳。義父母の後をつけ、パ卿の手紙を投函するのを見る。家中を探し、これから自分に送られる大量の手紙を発見する。
四章『貴方の隣、貴方の背中』カルデア
五章『貴方のせい』現在
パ卿は往年の大スター。バソが0歳の時には90歳をすぎており、死にかけており、すでに故人。
通っていた病院でまだ0歳のバソを見かけ、一目で見抜いたパ卿。目をかけていた後輩に後を頼む。
パ卿の面影をおいかけるバソ。死んでいると分かっているが、愛おしくてたまらない。
引き篭もってパ卿の映像ばかりみているバに、義両親がある手紙を渡す。
それには、『もう私はペンもまともに持てない。貴方にも会えない。それでも貴方が今を拒み過去に縋り潰れそうというのなら、こう伝えなければいけない。バーソロミュー。世界で一番背の高いクリスマスツリーの下で会いましょう』と書かれていた。
六章『クリスマス』カルデア
いつかのクリスマスイベント、他愛もない話をするパーバソ。
転生したらという話になり、国も時代も違うかも、連絡の方法がとなるが、その時、『それならば世界で一番背の高いクリスマスツリーの下』で会いましょうと約束する。
会えなくともいい。約束があれば、約束を守ろうと歩きだせるでしょうと。外に出て、今を見て、今を生きて、伊達男らしく着飾って、毎年一回、私に会いに来る為に頑張ってください。
七章『未来』現在
20歳となり大学生になったバー。
毎年、世界で一番大きなクリスマスツリーの所に行っている。
ここ数年は、ある大富豪が息子の為に、慈善事業で世界一大きなクリスマスツリーをバーの住む地域に建設してくれているので、とても楽。
そこで14歳のパ卿と会う。