❏設定❏
・女体化してから数日が経過している
・すでに周囲には知られている
・男の体が女に変化するという現象に興味を持った類が、彰人に隅々まで調べさせてほしいと言ってくる
・その場に居合わせていた冬弥と司が、類に調べてもらうことで男の体に戻る方法が分かるかもしれないと言い、彰人がしぶしぶ了承して、ひとけのない場所に移動する
・場所は空き教室でいいかなと思ったけど、なんとなく気分を変えて体育倉庫で
・↑前提で、突然おっぱじめます
❏本文❏
類「東雲くん、今から君の体を隅々まで調べるわけだけど、覚悟はできているかい?」
彰人「学校でやらされる健康診断みたいなもんだろ……女の体でされた経験はねえけど、これまで普通に受けてきてるし……とくに問題はねえよ」
類「ふふ、その思い切りのよさといい、さすが東雲くんだね」
司「無事に元の体に戻る方法が見つかるといいな、彰人!」
冬弥「……」
冬弥(彰人……さっきから、やけに表情が硬いな……ただの強がりなのだろうが、彰人が覚悟を決めたと言うのなら、俺が余計な口出しをするべきではないだろう)
類:普段より10cm以上は身長が低くなった彰人を体操マットの上に座らせると、目線を合わせるように隣りに座り、彰人が女性の体になったことを知っている周囲の人物によって、なかば強制的に着させられている女生徒用の制服の上から胸を触る
彰人「――……っ!」
類「……」
彰人「……」
彰人:羞恥心を感じて頬を染めると、引きつった表情で類の手を見つめる
冬弥・司:固唾を呑んで見守る
類:しばらく彰人の胸を触った後、ハッと何かに気がついたような表情を浮かべる
類「そんな……僕としたことが、こんな簡単な事実にも気がつかなかったなんて……」
彰人「……! 神代センパイ……今ので、なにか分かったんですか?」
類「ああ、そうだね……とんでもない事実が判明したよ……」
彰人「……」
彰人:緊張した面持ちで類を見つめながら、ごくりと生唾を飲み込む
類「……」
類(僕としたことが、東雲くんの胸を触ってから、女性の胸を触った経験がないという致命的な事実に気がついてしまった……つまり、今のがリアルな女性の胸の感触なのかどうかも分からないようでは、元の体に戻る方法なんて見つけられるはずもない……かと言って、ここまでされてしまった東雲くんが、そんなどうしようもない調査結果に行き着いたことを知ってしまったら、怒りだしてしまわないかが心配だ……さて、この状況をどう切り抜けるか……)
彰人「……センパイ?」
彰人:黙り込んでしまった類を、不安そうな表情で見つめる
類「……」
類:何を思ったのか、突然彰人が着ている制服のシャツのボタンを外しはじめる
類以外の三人「……!?」
彰人「ちょ……! か、神代センパイ、あんた、何やって……!」
類「東雲くん、体の隅々まで調べられる覚悟を決めたんじゃなかったのかい?」
彰人「……っ!」
類「まさか、服の上から少し胸を触られただけで終われるなんて、本気で思っていたわけじゃないだろう?」
彰人「……っ、……」
彰人:真っ赤になった顔を隠すように俯きながらも、これから類にされることは男の体に戻るためには必要なことだと諦めると、ようやく本気で決心することができたのか、真剣な表情で類の瞳を見つめながらこくりと頷く
類「ふふ、東雲くんは女の子になってしまっても、東雲くんだね」
類(とりあえず、この状況を打破するためにも、このまま東雲くんの体を調べつくしてしまうことにしよう……そうするうちに、本当に元の体に戻る方法が見つかるかもしれないしね)
類:手際よく彰人が着ているシャツのボタンを外し終えると、それだけは絶対に嫌だと拒否をしたのか、ブラジャーをつけていない彰人の胸が、開いたシャツの隙間から顕わになる
彰人「……っ、あ……」
彰人以外の三人:ふっくらと膨らんだ胸と、その先端の薄桃色の突起を目にして、軽く息を呑む
類(これは……)
冬弥(少し……)
司(刺激が強すぎはしないか……)
彰人以外の三人:彰人が元は男であることや、これまで同じ男として接してきたことさえも、目の前の光景によってすっかりと忘れてしまったのか、ごくりと生唾を飲み込むと、彰人の胸に釘付けになったかのように視線を一点に集中させる
彰人「……っ、神代、センパイ……?」
類「……! すまない、続けるよ……」
類:じっと彰人の胸を凝視したまま動かずにいると、そのことを不思議に思った彰人に名前を呼ばれ、ハッと我に返ってそう言うと、彰人の胸の先端を両手できゅっとつまむ
彰人「……っ、あ……!? や、だ……っ、セン、パ……っ、そ、れ……っ、あ……!」
彰人:くりくりと指先でこねまわされたり、かりかりと爪の先で引っかかれたりと、敏感な胸の先端を好き勝手にいじられてしまい、突然襲ってきた強すぎる快感にビクンと体を震わせながら背を仰け反らせると、無意識に両足を擦りつけながら体操マットに爪を立てる
類「……」
彰人「ん、んん……っ、ん……っ、あ……」
冬弥・司「……」
彰人「や……っ、せん、ぱ……せんぱ、い……っ、やあ……っ」
彰人以外の三人:胸への刺激ですっかりと呼吸を乱し、とろんと瞳を潤ませながら、何度も全身を跳ねさせて身悶えする彰人の姿を目にして、ごくりと生唾を飲み込む
類「……」
類:わずかに何かを閃いたような表情を浮かべた後、冬弥と司がいる方向に視線を向ける
類「これから胸以外も調べなければいけないわけだけど、僕の腕はあいにくと二本しかない。そこで、司くんと青柳くんにも、東雲くんの体の調査を続けるのを手伝ってもらいたいのだけれど、構わないかい?」
彰人「……っ!? 待……っ、な、何、言って……」
冬弥「俺は、別に構いませんが……」
司「オレも、構わんが……」
冬弥・司:戸惑い混じりに抗議の声を上げる彰人に対して気遣うような視線を向けるも、絶対に女性用の下着はつけたくないという抵抗の意思を示すかのように穿いている、小さめの男性用ボクサーパンツに透明のしみが広がっているのを目にした瞬間、なけなしの理性が吹き飛んでしまう
類「司くん、青柳くん、もっと近くまで来てくれるかい?」
司「ああ……」
冬弥「分かりました……」
彰人「……っ!?」
冬弥:彰人の背後に回ると、体操マットの上に腰を下ろす
司:彰人の正面には類が、背後には冬弥がいるため、必然的に彰人の横に移動すると、冬弥と同じように体操マットの上に腰を下ろす
類「僕はこの中がどうなっているのかを調査するから、他の場所の調査は二人にお任せするよ」
彰人「……は? ……って、……っ!?」
類:直接的な言葉は使わずに、この中が~と意味深な言い方をしながら、すっかりと女性のそれへと変貌してしまった彰人の性器を、透明のしみが広がっている部分をなぞるように下着越しに指を這わせていく
彰人:これ以上ないほど顔を真っ赤にしながら、見開いた瞳に大粒の涙を浮かべるも、弱々しく類を睨みつける
彰人「――~~っ! だ、だか、ら……っ、人を、置いて……っ、は、話、を……! ……っ!?」
類:彰人が喋り終わるのを待たずに彰人の下着を無遠慮に脱がせると、彰人の性器と脱がせたばかりの下着との間を、つうっと透明の粘液が糸を引くように伝い、やがてその粘液が体操マットの上にぽとりと滴り落ちて、白いマットにしみを作る