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    【レンカイ】R18/人気アイドルのレン×シンガーソングライターのKAITO(会話文)

    未完成(本文あり)
    完成後に再投稿するまでは全体公開で投稿させていただきます。
    パスワード未取得の方が最後まで読める形で投稿することはありません。
    完成作品の投稿先→https://poipiku.com/5104364/

    #レンカイ
    Len x Kaito

    ※小説として書き進めていた文章を会話文に変更したものなので、ところどころKAITOの独白が入ります。
    ※小説の文体から会話文の文体へ変更しにくかった場所は、話の流れ的に違和感があっても強引に独白を入れています。

    ❏設定❏

    ・人間設定のレンカイ
    ・蓮(レン)=人気アイドル
    ・海斗(KAITO)=シンガーソングライター
    ・展開次第で年齢設定や細かい部分は変えるかも

    ❏本文❏

    海斗「……」

    海斗視点の独白:もう随分と昔の話になるけれど、俺はシンガーソングライターとして、それなりに名が知られている存在だった。そんな俺には、もう随分と更新されていない自分のファンサイトがあって、つい先ほど、そのサイトが閉鎖することを知った。俺はスマホでそのサイトを開き、閉鎖をお知らせする文章を読みながら深い溜息を吐いた。ショッピングモールのフードコートで、注文したコーヒーを待つ……そんな何気ない日常の一コマが、自分のファンサイトの突然の閉鎖を知ってしまったことによって、ほろ苦い思い出となったような気がしてくると、俺は再び深い溜息を吐いた――。

    海斗(苦いのは、コーヒーだけで十分だ……)

    海斗視点の独白:十六歳の時にシンガーソングライターを目指して、わずか一年でデビューを果たした俺には、一応それなりの実力はあったのだろう。デビューしたての頃はそれなりに話題になって、それなりにCDが売れて、それなりにランキングの一位を獲ったりして、それなりに活動の幅を広げていったけれど、そんな俺の立場はすぐに他の誰かに取って代わられて、年月が経つにつれて俺の人気は落ち込んでいく一方だった――。

    海斗「……」

    海斗視点の独白:もやもやとした気持ちのまま店員から渡されたコーヒーを受け取ると、フードコート内の席が並んでいる場所へと向かう。その途中で、ある人物が俺に向かって手を振っている姿が目に留まる。それは見知らぬ誰かでも、偶然出会うはずのない知り合いに遭遇したわけでもないのに、俺は驚きのあまりその場に立ち尽くしてしまった。俺の様子の変化に気がついていないのか、その人物は屈託のない笑顔で俺に手を振り続ける――。

    蓮「海斗さーん、ここですよー!」
    海斗(……ばか! そんな、大声を出したら……!)
    モブ女子「ねえねえ、あれ鏡音蓮じゃない?」
    モブ女子「え? 嘘……きゃーっ! 本物だ!」

    海斗視点の独白:普段は利用客がまばらなせいか落ち着いた雰囲気のあるフードコートが、ここ数年男性アイドル界のトップを走り続けている鏡音蓮を取り囲む女性客の襲来で騒然となった。俺は、そんな鏡音蓮の至近距離にいたことが災いとなり、殺到する女性軍団にもみくちゃにされながらその場に倒れ込んだ。まだ一口も飲んでいないコーヒーは床にこぼれ、鏡音蓮の周囲を取り囲む女性客の靴底を濡らして靴跡に変わる。その光景をしっかりと見ていた鏡音蓮は「あ……」と短い声を漏らして、悲しそうな表情を浮かべた――。

    海斗「――……っ!」
    海斗(そんな顔をするなよ、アイドルのくせに……)

    海斗視点の独白:俺はやりきれない思いをぶつける宛もなく、床に這いつくばりながら唇を噛みしめた。いつだって笑顔でいろよ。それがお前の仕事だろう。俺と違って、人気者なんだから――。

    海斗「……」

    海斗視点の独白:普段の俺ならその場しのぎの苦笑いを返していたかもしれないが、床に広がったコーヒーに浮かぶ自分の顔は酷く歪んでいた。けれど、俺はその顔を惨めだとは思わなかった。嫉妬から負の感情が波のように押し寄せてきたけれど、その感情は、俺にとっては決して悪いものではないと気がつくことができたから。ずっと目を背け続けてきた何かがそこに映っているような気がして、俺は床に広がる焦げ茶色の水面をずっと見つめ続けた――。

    海斗(俺でもまだ、こんな顔ができたんだ……悔しさなんて、とっくの昔に忘れていたはずなのに……)

    蓮「海斗さん、大丈夫ですか?」
    海斗「……! ……ああ、うん、大丈夫……」
    蓮「そうですか、よかった……」

    海斗視点の独白:何がなんだか分からないうちに事態は収束していたようで、気がつくと鏡音蓮が俺の顔を覗き込んでいた。申し訳なさそうに差し伸べられた鏡音蓮の手を取ると、その場に立ち上がる――。

    海斗「……」

    海斗視点の独白:もしも苦笑いを返していたら、この手を取ることも、立ち上がることもできなかったかもしれない。一瞬そんなことを考えたけれど、すぐにその考えは頭の中から打ち消した。きっと、普通に手を取って、普通に立ち上がって、ちょっと困った表情を浮かべながら「まいったよ」とか「すごかったね」とか、その場しのぎの言葉を延々と喋り続けていたと思う。ずっと気付かないふりをしてきた嫉妬心から目を背けて、また"いつもの状態"を繰り返すために――。

    蓮「海斗さん、ぼーっとしてますけど、やっぱりどこか痛いところでも……」
    海斗「あ、いや……」
    蓮「……?」
    海斗「……」
    蓮「……」

    蓮:やはり、先ほどの出来事でのショックが抜けきれていないのだろうかと、しゅんと落ち込んだ表情を浮かべるも、店員に事情を説明して淹れなおしてもらったコーヒーを、そっと海斗に手渡す
    海斗:手渡されたコーヒーをお礼を言いながら受け取ると、もしも犬の耳と尻尾がついていれば思いきり垂れ下げていそうなほどうなだれている蓮を見つめて、やわらかい微笑みを浮かべる

    海斗「ここにいるとまた女の子に囲まれちゃうかもしれないから、ひとけがない場所まで移動しようか?」
    蓮「――……! はい、海斗さん……!」
    海斗(う……っ、え、笑顔が眩しい……これじゃ、女の子に取り囲まれるわけだよ……)

    海斗:さすが、トップアイドル……などと考えながら、たじたじになった微笑みを浮かべるも、すでに落ち込んでいた気分は持ち直していたらしく、やわらかい微笑みを浮かべたまま、蓮と一緒にその場を後にする
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    MAIKING【冬彰】R18/冬弥が類にそそのかされて彰人を試す実験を行い、うっかりとSEXをしてしまう話(会話文)

    未完成(本文あり)
    完成後に再投稿するまでは全体公開で投稿させていただきます。
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    完成作品の投稿先→https://poipiku.com/5104364/
    ❏設定❏

    ・元ネタ→イベント『Rise as ONE』

    ❏本文❏

    類「――……と、いうわけで。東雲くんは、石原くんが相棒であるマックスくんを大事に思う気持ちを自分と重ねながら、ディスクドッグの大会で、大変素晴らしい結果を残したというわけさ」
    冬弥「――……」
    類「……? 青柳くん、さっきから硬い表情を浮かべているけれど、一体どうしたんだい?」
    冬弥「……! すみません、神代先輩が今話してくれたことが、少しだけ引っかかってしまって……」
    類「と、言うと?」
    冬弥「彰人が相棒を大事に思う気持ちに共感してくれたことに関しては、すごく嬉しいのですが、その……俺は、常日頃から、彰人の相棒思いな部分に甘えてしまっているな、と。その甘えは、信頼と言い換えることもできるかもしれませんが……俺は、これから先いつまで、そして、どこまで彰人に甘えてしまってもいいのだろうか、と……」
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    MAIKING【レンカイ】R18/高校生レンくん×大学生KAITO(後編)(会話文)

    未完成(本文あり)
    完成後に再投稿するまでは全体公開で投稿させていただきます。
    パスワード未取得の方が最後まで読める形で投稿することはありません。
    完成作品の投稿先→https://poipiku.com/5104364/
    前編→https://poipiku.com/5104364/9443634.html
    ※小説として書き進めていた文章を会話文に変更したものなので、ところどころレンくんの独白が入ります。
    ※小説の文体から会話文の文体へ変更しにくかった場所は、話の流れ的に違和感があっても強引に独白を入れています。

    ❏設定❏

    ・人間設定のレンカイ
    ・蓮(レン)=大学生
    ・海斗(KAITO)=大学生

    ❏本文❏

    蓮視点の独白:あれから二年の月日が流れて、俺は海斗さんと同じ大学に通っている。だけど、つい先日、海斗さんがあと一年で大学を卒業してしまうと悲嘆にくれていたところ、海斗さんから、そもそもなんで俺と同じ大学に入ったんだと今更な質問を投げかけられ、俺は正直に海斗さんと同じ大学に入りたかったからだと答えた。すると、海斗さんは露骨に引いたような表情を浮かべたばかりか、人のことをストーカーだのなんだのと揶揄してきたのだが、好きな人と一分一秒でも長く一緒にいたいと思うのは当然のことだと、なかば言い訳がましく主張したころ、まさかの事態が起きた。その日は、俺の二十歳の誕生日だった――。
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