彰人がバイトを辞めたので(?)、ずっと書きたかったショップ店員をしている彰人の話を書くことにしました。
❏設定❏
・彰人とモブが付き合っている
・モブは彰人より年上(大学生か社会人)で、元お客さん
・話の流れによっては、冬弥→彰人→←モブになってしまうかもしれないし、上記の設定(彰人とモブが付き合っているなど)も変更するかも
・↑前提で、冬弥が彰人に用事がありショップ閉店後に店の中に入ると、なにやら話し声が聞こえて…?といった感じの場面から
・普通は店長さんが閉店作業をすると思いますがご都合主義で無視します
・冬弥に関しても、閉店後の店に勝手に入るようなキャラではないと思いますが、閉店から何分経過しても彰人が店の外に出てこなかったから仕方なく中に入った的なご都合主義でいきます
❏本文❏
~店のバックヤード~
モブ「彰人くんさ、最近あまり店長に悪いって言わなくなったんじゃね?」
彰人「……え、そうっすか?」
モブ「は? いやいや、最初店の中でヤらせろって言ってこの場所で彰人くんを襲った時は、普段は従順なくせにしぬほど抵抗されたんだけど覚えてない? ま、構わずにそのままヤっちまったけどな?」
彰人「……っ、そ、それは……覚えて、ますけど……」
モブ「お、赤くなった……マジさ、彰人くんの反応、いちいち可愛いすぎだって」
彰人「な、なってませんし、からかわないでくださ……!」
モブ:恥ずかしさを誤魔化すように声を荒げた彰人が喋り終わるより先に、彰人のあごを指先で持ち上げてキスをする
彰人「ん……!? ……っ、ん……は、あ……」
モブ「……」
モブ:暫くの間ついばむようなキスを繰り返してから彰人を近くのテーブルの上に押し倒すと、ちゅっちゅっとリップ音を立てながら、耳の後ろ、首筋、胸元などにキスをして痕を残していく
彰人「あ、ん……っ、だか、ら……っ、痕……は、ダメ……です、って……」
モブ「いいじゃん、彰人くんがオレのモノだって印……嬉しくねえの?」
彰人「~~っ、……」
カタンッ!(売り場の方向から聞こえてきた物音)
彰人・モブ「……!?」
彰人・モブ:二人同時に音がした方向に顔を向けた後、顔を見合わせる
彰人・モブ「……」
彰人「あの……オレ、様子を見てきま……」
モブ「は? 様子? そんなのいいって」
彰人「……!? な、何言ってんすか、いいわけな……」
モブ「どうせ服をかけてるハンガーが落ちた音とかだろ、彰人くんがなんて言おうが続きすっから」
彰人「~~っ! なんで、いつもそんな強引なんすか……」
モブ:消え入るような声で呟いた彰人の問いかけには答えずに彰人の胸の突起に舌を這わせると、片手で反対側の胸の突起をいじりながら、もう片方の手で彰人のズボンをくつろげていく
彰人「……っ、あ、あ……っ、ん……は、あ……っ、○○、さん……」
~数分前~
冬弥「彰人、この部屋にいるのか……?」
冬弥:彰人のバイト先に入るも店内には誰もいないのかシーンと静まり返っていて、彰人を探して歩き回っているうちに聞こえてきた話し声を頼りにバックヤード内の扉の前に立つと、小声で独り言を呟きながら中を覗き込む
モブ「彰人くんさ、最近あまり店長に悪いって言わなくなったんじゃね?」
彰人「……え、そうっすか?」
冬弥「……! 彰人、やはりここにいたのか……」
冬弥:誰かと話している最中に悪いと思いながらも、彰人に用事があるため中に入ろうとする
モブ「は? いやいや、最初店の中でヤらせろって言ってこの場所で彰人くんを襲った時は、普段は従順なくせにしぬほど抵抗されたんだけど覚えてない? ま、構わずにそのままヤっちまったけどな?」
冬弥「……!?」
冬弥:モブが口にした言葉に驚くと、扉を開こうとしていた体勢のまま固まる
彰人「……っ、そ、それは……覚えて、ますけど……」
モブ「お、赤くなった……マジさ、彰人くんの反応、いちいち可愛いすぎだって」
彰人「な、なってませんし、からかわないでくださ……!」
冬弥「……っ!?」
冬弥:モブが彰人にキスをする場面を目撃してしまい、大切な相棒である彰人の普段は見ることのない一面を垣間見ているにもかかわらず喜びの感情は一切湧いてくることなく、衝撃的な光景に思わず目が釘付けになってしまう
彰人「あ、ん……っ、だか、ら……っ、痕……は、ダメ……です、って……」
モブ「いいじゃん、彰人くんがオレのモノだって印……嬉しくねえの?」
冬弥「~~っ、……」
冬弥:モブが彰人を押し倒して痕をつけながら言った言葉を耳にして、彰人の首筋に虫刺されのような痕があると本人に指摘した時の狼狽した様子を思い出すと、心なしか吐き気のようなものを感じながら顔を歪め、急いでその場を立ち去ろうとする
カタンッ!(冬弥が立ててしまった物音)
彰人・モブ「……!?」
冬弥「……!」
冬弥:動きを止めて二人の様子をうかがうと、自分が今いる扉付近に視線を向けていることに気がつき、ドクンと心音が高鳴ると同時にその場に硬直して動けなくなる
彰人・モブ「……」
彰人「あの……オレ、様子を見てきま……」
モブ「は? 様子? そんなのいいって」
彰人「……!? な、何言ってんすか、いいわけな……」
モブ「どうせ服をかけてるハンガーが落ちた音とかだろ、彰人くんがなんて言おうが続きすっから」
彰人「~~っ! なんで、いつもそんな強引なんすか……」
冬弥「……、……」
冬弥:モブのおかげで発見されずに済んだものの、再び物音を立ててしまう可能性があることを考えるとその場から動けなくなり、見てはいけないと思いながらも彰人とモブの行為に目が釘付けになってしまう
彰人「……っ、あ、あ……っ、ん……は、あ……っ、○○、さん……」
モブ「なあ、最初にここでヤった時の話をしたからか、その時のことを思い出してオレの興奮っぷりがハンパじゃねえんだけど……分かる?」
モブ:言葉のとおりに興奮した口調でそう言うと、彰人の手を掴んで自分の股間へとその手を導く
彰人「……っ!? ――~~っ! ……わ、分か、り、ます……」
モブ「だよな? あー、すでにギンギンすぎて、マジでやべえって……」
冬弥「……」
~数ヶ月前~
彰人「いらっしゃいませ」
モブ「!」
彰人「……? あの、どうかされましたか?」
モブ「いや、店に入って早々めっちゃ可愛い子がいるなって思って」
彰人「へ?」
彰人:今この店には男しかいないはずだが、どこにそんな女がいるんだ……などと思いながら、キョロキョロと周囲を見回す
モブ:そんな彰人の様子がツボに入ったのか、ぷっと吹き出す
モブ「んなキョロキョロしたところで、絶対に見えっこねえって……なんでかっつーと、オレが言った可愛い子がいんのは、ここだから」
モブ:そう言うと、唐突に彰人を指さす
彰人「……」
彰人:モブの言葉がすぐには理解できず、ポカーンとした間抜けな表情で固まってしまう
モブ「あれ、固まっちまった……ま、店に入っていきなり店員をナンパすっとか普通ありえねえよな」
彰人「……は? え、ナンパ、ですか……?」
モブ「はは、まだ状況が理解できてねえのかよ……えーっと……東雲くん? 東雲くんが可愛いから、ついナンパしちまったってこと……ここまで言えば、さすがに分かんだろ?」
モブ:彰人が首からぶら下げている名札を見ながらそう言うと、不敵な笑みを浮かべる
~数ヶ月後~
彰人「いらっしゃいませ……って、あ、……○○さん、また来てくれたんすね……」
モブ「何度も振られてんのにごめんな? 彰人くんには、やべえストーカーにつきまとわれてるくらいには思われてそうだな、オレ」
彰人「あ、はは……そ、そんなことは……」
モブ「はは、なんでかな……彰人くんのこと、諦めきれねえんだよな」
彰人「……っ、そ、それより……今日入った新作はどうすか?」
モブ「お、いいね」
彰人「ですよね、○○さんが好きそうな感じだなって思って……」
モブ「意外だな、オレの好み把握してくれてたんだ?」
彰人「……っ!?」
モブ「え、なになに、彰人くん、急に赤くなっちゃって……もしかして、ようやくオレの魅力に気付いちゃった感じ?」
彰人「な……!? なにバカなこと言ってんすか、ったく……」
モブ「おいおい、客にバカなんて言っちゃダメだろ」
彰人「○○さんは、いいんです……」
モブ「はは、なんだよそれ……もしかして、もうすぐただの客じゃなくなりそうだから?」
彰人「……」
~さらに数ヶ月後~
彰人「○○さん、あの、遅れてすみません……バイトが長引いてしまって……」
モブ「いいって、それより、その可愛い顔もっとよく見せてくんね?」
彰人「……っ!? な……っ、い、いきなり、何言って……」
モブ「いやいや、初めて出会った時も思ったけどさ、彰人くんってマジで可愛すぎじゃね?」
彰人「……っ、……」
モブ「こうして初デートまでできる関係になれたのは、諦めなかったおかげだな」
彰人「……」
モブ「……」
モブ:真っ赤な顔で黙り込んで視線をそらしてしまった彰人をそっと抱き寄せると、驚いたように目を見開いた彰人の唇にキスをする
~さらに数ヶ月後~
モブ「なあ、いいだろ、今日はどうしても店の中でヤりてえんだって……」
彰人「……っ、だ、だから、嫌だって言ってるじゃないすか……!」
モブ「いやいや、マジ頼むって、こんなにお願いしてんだろ」
彰人「店長が、オレのことを信じて閉店を任せてくれたんすよ……その信頼を、裏切れって言うんすか……」
モブ「はは、彰人くんのそういうとこ、マジですげえ可愛いと思うけどさ……正直、今はいらねえから」
彰人「……っ!? な、なん、で……」
モブ「あー、ったく、じれってえな……」
彰人「……っ!?」
モブ:テーブルの前まで追いつめていた彰人を、そのままテーブルの上に押し倒す
彰人「……っ!? や……っ、い、嫌です、○○さん……!」
モブ「いいから、黙ってヤらせろって」
彰人「――……っ!?」
モブ:嫌がる彰人を力づくで押さえつけながら彰人のズボンを脱がせると、自分のズボンのチャックを下ろして中から取り出した性器を彰人の尻に宛てがいながら耳元に唇を寄せる
モブ「ほら、彰人くんも無理やりヤられんのは嫌だろ? だったら、さっさと同意してくんね?」
彰人「……っ、そん、な……」
モブ「じゃねえと、マジで入れちまうけど? 無理やり犯されんのと、同意の上でセックスすんの、どっちがいいのかって聞いてんだよ」
彰人「……っ、……」
彰人:目じりに溜めていた涙をこぼしながら両目を腕で覆い隠すと、絶望感から震える唇を噛みしめる
彰人「……入れ、て……くださ……」
モブ「うわ……マジきたわ、今の反応……」
彰人「あ……っ、……」
モブ:すっかりと興奮しきった口調でそう言うと、彰人の中に性器を突き立てる勢いでズンッと容赦なく挿入し、間髪いれずに激しい律動を開始する
彰人「や、あ……っ、ん、あ、ああ……! ……っ、あ……っ、ん……っ、や、だ……っ、あ、あ……! あ、ん……っ、○○、さ……っ、○○、さ、ん……っ、……」
モブ「く……っ、はは、すげえ……マジで無理やり犯してるみてえ……」
彰人「――~~っ!!」
モブ「こんなの、腰止まんねえって……」
彰人:実際には無理やりではないと言っているかのようなモブの言葉に違和感を覚えるも、普段は優しくて、尊敬できて、自分のことを好きでいてくれるモブに無理やり犯されているとはどうしても思いたくなく、必死にモブの体にしがみつきながらこれは同意の上での行為だと思おうとする
モブ「……っ、あー、やべ、興奮しすぎて、すぐにイっちまいそうだわ……」
彰人「ふ、あ……っ、あ、あ……っ、あ、ああ、ん……! あ、あ……っ、あ……っ、や……! ……っ、は、あ……っ、くだ、さい……」
モブ「……なにを?」
彰人「○○さん、の……っ、せー、えき……っ、オレの、奥、に……っ」
モブ「――……っ、言われなくても、そのつもりだっつの……」
モブ:言い終わると同時にすでに激しかった律動のスピードを上げると、ラストスパートをかけるように段々と突き上げを激しくしていき、彰人が一番感じるポイントを何度も容赦なく突き上げながら奥へと射精する
彰人「――……っ、ああ……!!」
モブ:彰人の体の上に覆いかぶさると、肩で息をしながら射精の余韻に浸る
彰人:モブが絶頂に達するのと同時に自分の腹の上に射精すると、モブの背中をぎゅっと抱きしめながら余韻に浸る
モブ「……っ、はは……やべえな、いつもより出た感じするわ、これ……」
彰人「……」
モブ「ショップ店員してる時の彰人くんのなんでも言うこと聞いてくれそうな従順な感じが、マジでたまんねえんだよな……だから、店の中でヤってみてえってずっと思って……って、あれ、彰人くん?」
彰人「……っ、う……」
モブ「……」
彰人「……ふ、う……く……っ、う、うう~~っ」
モブ「そんなに、泣くことかよ……」
モブ:突然泣き出した彰人に驚きながらも、多少は悪いことをした自覚があるらしく体裁悪そうに後頭部をかく
モブ「悪かった……」
彰人「……う、く……っ、う……」
モブ「オレが悪かったから……頼むから、泣きやめって……」
モブ:「な?」と優しく声をかけながら、彰人の顔じゅうについばむようなキスをする
彰人「……っ、……」
彰人:ようやく普段の優しいモブに戻ってくれたことに安心感を覚えると、涙で潤んだ瞳でモブの瞳をじっと見つめる
彰人「○○、さん……オレ……」
モブ「ん?」
彰人「○○さんのことが、死ぬほど、好きです……」
~現在~