かわいい子ぐち、ぬちゅ♡♡ぐぢゅ♡
いやらしい水音が部屋にひびきわたる。
それは自分の下半身から出ている音で耳を塞ぎたくなる。
「ここ、気持ちいいよね?」
「んっ♡……わからなッぁあ"♡♡」
「ほんとに?こんな声出してるのに?」
「んぅ"、んん"♡」
両手で口を押さえ声を抑える。高い喘ぎ声の主は俺。
「声抑えないで、聞かせて?」
「はッあ"♡んぅ、りゅ、のすけぇ…♡♡」
龍之介に両手を取られシーツに押さえつけられこれでは声を抑えることが出来なくなり甘く、切ない高い喘ぎ声が部屋中に響く。
「ゃ、あん♡、りゅ"んん♡♡」
「ふふ、虎於くん、かわいい」
ぐちゅ、ぐちゅ♡♡と音は大きくなり俺にいままてまなかったはずの子宮口をごつ♡ごりっ♡♡と龍之介が突く。龍之介の腰の振りに合わせ俺の喘ぎ声も高く大きくなる。
「ィく♡、りゅーのす、けぇ♡♡ぃぐ♡♡、、いっちゃッ♡♡んッ"♡♡」
「いいよ、イッて」
耳元で囁かれるように言われシーツに縫い付けられていた手を離され俺は腰を震わせながら仰け反り解放された両手を龍之介の背中にまわし爪を立てる。
「ッぁ♡♡いっ、、たっ♡♡んん♡♡」
「俺もッ……虎於くんッ」
「ァ……あぅ♡……はっ、はぁ♡♡」
女の体……気持ちよすぎるだろ……ッ!
◾︎
遡るのこと××時間前__
カーテンの隙間から朝日が差し込む。5月の朝はまだ肌寒い。スマホをタップして時間を確認する。
「ん、……まぶし……」
時刻は7時40分、今日は俺も龍之介2人にとって貴重なオフ。起きるにはまだ早い気もする。隣にいる龍之介に腕を回し龍之介を抱きしめる。……あれ?龍之介、こんなに大きかったか?腕周りきってない。
「?...?」
手でパシパシ龍之介を体を叩く。寝起きだからか、気の所…いや待て。何かおかしい。寝起きでも腕が回さないのはおかしい。ガバッと毛布をはぎし起き上がる。俺が毛布を剥ぎ取ったことにより隣の龍之介の毛布もめくれあがる。毛布がなくなり寒さと音で龍之介を目を覚ます。
「ん……虎於くん?……ん"ぅ"……まぶしぃっ」
目を覚まし眠たそうに目を擦る龍之介に声をもかけずにシーツを手に取りベッドから飛び降りる。
「ぁッ、」
身体が、軽い。がくんと膝から崩れ落ちそうになる。疲れが取れて軽くなったとかじゃなくてなんかほんとに軽い。ドタバタ音を立ておぼつかない足で洗面所に向かう。あいだっ!くそ、慌てすぎて左足を扉にぶつけた。寝室から龍之介の心配する声が聞こえる、仕事に支障でなといいが……、いや今はそれどころじゃない。勢いよく洗面所の扉をあけ自分の姿を鏡で見た。そこに映っていたのは、
「お、んな……!?」
俺と同じ髪色、俺と同じ瞳の俺に似た長髪の美女。背は高く、そこら辺にいるモデルよりいい体をしている。多分俺であろう女の顔を触る。顔、髪、腕、手、……胸。色んなところを触り確かめる。...あぁ、俺だ。
「虎於くん?どうし、た……の…誰?!」
「り、りゅ、龍之介……ッ」
俺を心配して洗面所に来た龍之介を見つめる。
「お、れ……女に……なった…!?」
・
「えーっと、つまり起きたら女の子になってたの?」
「何回もそう言ってるだろ!?」
何度も何度も確認してくる龍之介にそろそろ苛立ちを覚えつつ、どかっと音をたてながらソファーに座る。昨日はセックスをしたため起きたら裸だった。当たり前だが自分の服は大きいし着るものがない。そのため先程剥ぎ取ったシーツを体にまきつけて座っている。
「ッくしゅ、……寒いな」
5月とは言えどやはり寒い。なにか小さい服はあっただろうか……いや他の人より筋肉質でいい身体をしているからそんな服は無い。持ってない。くそ、寒い。
「寒いよね、これでも羽織ってて」
そっと肩にかけられたのは龍之介が昨晩着ていたパーカー。パーカーは大きくぶかぶかで、ふわっと龍之介の匂いがする。
「……ん、ありがと」
シーツを脱ぎ龍之介のパーカーに袖を通しジッパーを上げる。大きくて手は出ないし立ち上がっても太ももまで隠れてしまう。まぁ、大きいがとりあえずはいいか。俺の姿をみた龍之介はいきなり黙り込んでしまった。
「龍之介…?」
「ッ、ごめん虎於くん……」
「なにが……って龍之介お前、勃っ?!」
「ほんっっとに、ごめん」
普通勃つか?!恋人の身体に変な事が起こってこっちは本気で困ってるのに!!……いや、鏡でさっき自分の姿を見たがなかなかの美人だったな、俺。そこらのモデルやアイドル顔負けの。そしてそんな美人な恋人が自分のパーカーを着ているこの状態は……。
「勃つな」
「え?」
「いや、なんでもない。……龍之介、もうこの際この状態を楽しもう」
「へ!?」
「ほら、龍之介。みろよ」
「っわ、」
龍之介をソファーに押し倒し龍之介に馬乗りになる。こんなこともう二度とないかもしれない楽しんだもん勝ちだろ。決してこれは現実逃避などでは無い、解決策を見つからず頭を抱えているわけじゃない。龍之介のパーカーのジッパーを胸の谷間の位置まだ下ろし胸元を引っ張り谷間をチラ見せする。龍之介は喉を動かし分かりやすく俺に釘付けになった。悪くない気分だ。
「龍之介、女になった俺も抱きたくないか?」
「……」
「おい、なんとかいってみた……ゎんっ、」
いきなり龍之介から押し返されソファーに寝転がる。押し倒される際頭を打たないように手を回される。くそ、そういう優しいところが好きだ。
「虎於くん、俺、何するかわかんないよ」
「は、」
「嫌だったら俺の事蹴ってでも止めてトイレに逃げ込んで鍵かけて」
「何言って_ぅむ、ン♡」
そう言うと俺の声を封じるように龍之介はキスをしてきた。触れ合うだけのキスではなくお互いの口の中を貪るような激しいキス。
「ン"っ、ふぅ、りゅ♡♡んぅ♡♡、、んッ♡♡」
ぐちゅ、ちゅ"♡♡ちゅ♡♡
ふたりの間から聞こえる音がいやらい。
「んっ、……虎於くん、」
パーカーのジッパーを全て下ろし俺の大きな胸が露になる。冷たい空気が乳首に触れて腰が動いてしまう。
「ひッ、ぁ♡」
龍之介の大きな手が胸を触り親指が乳首を掠める。少しカサついた龍之介の親指は触れてしまうだけで声が漏れてしまう。
「虎於くん、女の子になっでもこれ好きなんだね」
カリカリと弄りながら反対の胸をぢゅるっ♡と吸い上げる。止まることのない長く美しい龍之介の指と龍之介に舐められ吸い付かれる気持ちいい感覚とちゅうちゅうと赤ちゃんのように俺の胸を吸う龍之介が見れるので俺はこれの虜になってしまっている。
「やぁッ♡……もぉ、らめっ♡♡♡ん"ッ!、♡」
腰をかくかくと揺らし続ける俺をみて龍之介が吸う力と弄る指を早めてくる。激しく弄られ乳首がジンジンと痛くなるがそれすらも快楽に変わる。
「……ぢゅぽっ♡」
「ぁ"ん♡」
音を立て龍之介が口を離す。龍之介に舐められた俺の乳首から糸を引く。
「……ふぅー…」
「ひッぁあ"あぁ"♡♡!?!?♡♡♡」
(なっ!?!なん、だいまの……!?!舐められいじられ続けていた乳首に龍之介の息がかかっただけで……イッた……?は、え、?)
いきなりの快楽に大きく腰が、身体が震え龍之介の腕に掴まり果ててしまった。震え続ける俺を龍之介が優しく撫でる。
「な、いま……ぁう……へ?♡」
「虎於くん、今の気持ちよかった?」
「へ、は...♡わか、な...っ」
「うそ、気持ちよかったよね?みて、虎於くん今ので潮、吹いてるよ」
先程まで捕まえていた龍之介の腕を見ると濡れており言葉通り潮を吹いてしまったことが分かった。恥ずかしさで顔が赤くなるのがわかる。
「ご、ごめんなさ...龍之介...ゆるして」
「怒ってないよ」
ちゅ、と龍之介触れるだけのキスをして俺の頭を優しく撫でる。そして俺を引き起こし横抱きにし立ち上がった。女の体は軽くて小さい、こうやって抱かれて抵抗もできず龍之介の腕の中に簡単に捕らわれてしまった。
「寝室行こうか、ここだと虎於くんのことちゃんと愛せない。ね?」
「ぅん...」
・
「ひぁッ♡…りゅ、のすけ♡♡きもちっ...それっ♡♡♡」
「うん……そうだね、気持ちいいよね」
コリコリと乳首を弄る龍之介に俺は素直に気持ちいいと伝える、声に出すだけでいつもより何倍か気持ちよくなれる。
「ねえ、虎於くん。そろそろ挿入てもいいかな?」
いれる……?龍之介のを?まて、それってセックスってことか?
「まっ、まて!!龍之介!♡いま、セックスするのはっ、ぅぁあ♡♡」
ぬちゅ♡ぬちゃ♡龍之介の指が俺の入口をなぞる。そこはいつもの場所ではなく女にしかない入口。いつもみたいにローションで濡らさなくても勝手に俺の身体のソコは濡れはじめる。
「ゃめ……りゅ、のすけっ♡」
「みて、虎於くんのここからこんなに我慢汁出てるよ?早く挿入れてって言ってる」
くちゅぐちゅ♡と音をたてながら中を弄られる。指は奥までは届かず入口だけをいじめてくる。自分から出てるその音が恥ずかしくていやらしくて気持ち良くてまたあまい声が口から零れる。
「んっはッ♡やぁ、はぅ♡♡」
「それにさ、今ここに入れると……絶対気持ちいいよ」
ほら、どう?と、耳元で囁きながら龍之介の長い指を1本、おくに、奥に中に入れた。
ぬぷ、ぬぷと龍之介の指が中に入ってくる、さっきまで届かなかった俺の弱いところであろう場所を触り俺を乱れさせる。
「ひゃっ♡あっ、は、やめっ、♡♡♡ん"っあ"♡」
「まだ、ほら、また挿入るよ」
「ッ、やァ"ッ♡♡」
ぐちゅぬぷっ♡と2本目3本目と龍之介の指が俺の中に挿入ってくる。中で3本の指をバラつかせたり何度も抜けるか抜けないかで指を出し入れされる。俺の、俺の女の身体がどんどん龍之介に暴かれていく。
「あ"ッ!……ゃ、そこッ♡♡きもちっ、♡♡」
「ここ?」
指を中で折り曲げとんとんと叩かれ擦られる。気持ちいい、やばい。気持ちよすぎておかしくなってしまう前に中に入っている龍之介の指を捕まえ指を出そうとする。そんな俺を龍之介はダメだよと軽くあしらう。
「…そろそろいいよね?虎於くん、気持ちよくさせるからね」
にゅぷっと、中から指を引き抜く。抜かれたことによりあっ♡と甘イキをしてしまう。もう全てが快楽に変わっていく。
「虎於くん、挿入るよ?」
「ゃあ、やだっ……だめ、ヒぁ"ッン♡♡」
ぐぷっ、ぐちゅ♡♡と龍之介が中に入ってくる。
俺のそこは当たり前だがいつもよりキツく、狭い。そんな中に龍之介が入ってきてぎち、と俺の中を突き進んでいく。
「りゅ、ぁ"ッ♡や、やらッ、りゅの、すっけ♡♡」
「ッ、キツ……きもちっ」
「はぅ、はッ……もぉ、はいら♡♡」
「……ごめん、まだ半分」
「へ、」
半分?こんなに苦しくていっぱいいっぱいなのに。龍之介はまだ半分しか入ってないのか?
「……ちゃんと、はいって」
「虎於くん…!?」
「んっ♡……もっと、おく♡」
入ってきた龍之介を全て受け止めるため俺は龍之介の腰に足を回し腕は龍之介の背中を抱きしめる。もうここまできたら龍之介を全部入れてやる。
「りゅーのすけ、♡せんぶ…はいって…♡」
「ッ、君ってほんとに……!!」
ずぷっ、ずぷっぬぷぷっ♡♡♡
「〜〜っ!♡あッ"んん"♡♡」
龍之介が一気に中に入ってくる。気持ちよすぎて腰が浮く。がくがく震える。ほんとうに中が龍之介でいっぱいになる。龍之介のことしか考えられなくなる。頭が龍之介で支配される。
「あっ、……ッう"ン♡♡」
「虎於くん、全部入ったよ」
「ぜ、んぶ…?♡」
「うん、君がえっちで可愛いから入っちゃったよ」
耳元でそう囁きながら頭を撫でられる、気持ちよくて頭がふわふわする。
「〜〜っ♡♡」
「虎於くん、動いてもいい?」
「ぅん、♡うごいて、たくさん♡♡……はぅん♡♡ぁッ♡」
俺がそう言うと龍之介は腰を振り始めた。激しく、中を擦られる。龍之介のモノが俺のなかにいる。俺の中で気持ちよくなってる。
「ぁっ♡りゅ、すけッ♡♡はぅ、はぁ♡ん♡♡」
「虎於、くんッ」
ぱんぱんッ♡ぐちゅ、ぐぷっ♡♡ぐぢゅ♡♡♡
肌がぶつかる音といやらしい音。俺たちから出てるその音に俺は今更恥ずかしくなり慌てて両手で自分の声を抑える。
「んっ、ん"♡♡ンぅ"ん♡♡」
「声、抑えないで?ッ聞かせて」
「ひ、ぁあ"ッ♡♡」
口元を塞いでいた両手は龍之介に捕まえられシーツに押さえつけられる。自由を無くした俺の両手は声を抑えることが出来なくなり俺の喘ぎ声が部屋中に響く。
「りゅ、ぁ"♡♡りゅー、のすけっえ♡♡あっ、あぅん♡んッ♡♡」
「かわいいね」
「い"ッ、ぁ♡」
龍之介は押さえている俺の腕を強く握り直し腰を打ちつける。ぐちゅ、ぐちゅ♡♡と音はより大きくなり俺にいままてまなかったはずの子宮口をごつ♡ごりっ♡と龍之介が突く。激しくなった龍之介の腰の振りに合わせ俺の喘ぎ声も高く大きくなる。深いところにはいりもう何も考えられない。
「イく♡、りゅーのす、けえ、もぉ、いぐン♡♡いっちゃぁあ"ン、ん"♡♡」
「いいよ、イッて」
「はっ、ッンぁ、ィ"〜〜っッッ♡♡」
耳元で囁かれシーツに縫い付けられていた手を離され俺は腰を震わせ仰け反り、解放された両手を龍之介の背中にまわし爪を立てた。がぐがくと震える身体はとまらない。龍之介から熱いものがひゅる♡びゅるる♡♡と出され龍之介の熱が中に注がれる。注がれるその快楽にびくびくと身体が震える。
「ぁ......あぅ♡......はっ、はあん、……りゅーの、すけ……」
「虎於くん、まだいい?」
「は、……ン"♡?!」
(龍之介、また大きくなっ……!?)
「ヒッ、やめ、も、むりぃ♡♡」
「大丈夫だよ」
(何が大丈夫なんだ!!)
龍之介は俺の腰を掴みそのまままた腰を動かした。
先程出された龍之介の熱がぐちゅぐちゅと音をたてながらおれの中を犯していく。
「はっ、むり♡、むぃ……あっぁ"ッ♡♡」
「はっ、ん、……虎於くん」
「な、にッ」
「今虎於くん女の子だよね?……またここに出したら」
___妊娠しちゃうかもね
「っへ、ぁ"ッあ♡♡あかちゃ、できる…!?♡」
「うん、女の子身体だよ?できちゃうかもね」
その言葉に俺は体を震わした。赤ちゃん?妊娠?何言ってるんだ??けど女のからだのいまならできてもおかしくない……??
「で、でてっ!やめ、やめぇ♡ゃ、やらッ♡♡」
「きっと可愛いだろうな、俺たちの赤ちゃん」
「ん"っ、やめ、りゅーのすけぇッ♡あかちゃ、できちゃッぅんン♡♡」
ぱんぱん、ぐちゅ、ぐぷっ♡ぐぷっ♡♡
龍之介が止まらない、どうしよう。赤ちゃんできちゃうかも。
「だすね、虎於くんッ」
「ゃだ、やっ〜〜〜ッッ♡♡♡♡」
・
目が覚めると裸だった。服は着てない。寒い。隣には龍之介。近くにあった毛布を龍之介と自分にかけて龍之介に抱きつき再び目を閉じる。
「……ん?」
ガバッと毛布を剥ぎ取り身体を確認する。
「も、もどって、る……!」
「…ん、とらおくん……?」
「お、起きてくれッ龍之介!!戻ってるんだ!!」
龍之介をバシバシ叩き起す。はやくみてほしかった、はやく俺の身体を確認してほしい。
「……ふぁ……え、戻ったの!?……よかった〜」
龍之介は欠伸をして元に戻った俺の身体を触り戻っていることを確認して安堵のため息をついた。俺も元に戻った身体を何度も触り確認をした。うん、俺の身体だ。すると龍之介は俺を抱きしめ少し寂しそうな顔をした。龍之介の背中に腕を回しながら龍之介に声をかける。
「ぅあ、龍之介?どうしたか?」
「……いや、女の子の君も可愛かったから少し名残惜しくて……」
「…なんだ、結局女がいいのか」
「違うよ!君だから、いいんだよ」
龍之介はそう言う手を身体から俺の顔に持っていき優しくキスをした。次第にそのキスは舌を絡み合わせるキスに変わる。
「ン"、んぅ♡…むぅ♡」
「ん、……んっ」
「ぅ、ん……んん"♡♡……はっ、いきなり激しすぎるぞ……っ!」
「ごめん、可愛くてつい」
「……別に嫌じゃなかった」
「虎於くん……!」
龍之介はもう一度俺を抱きしめ頬を擦り合わせた。
何度も俺の身体を触り俺を確かめる。俺も龍之介の背中に腕を回しながら龍之介を抱きしめる。
「女の子の君も可愛かったし、もし君が女の子で俺の子を産むことになっても、きっと可愛い子が生まれるんだろうな」
「なっ!そういうこと言うのやめろッ!」
「あいでっ」
龍之介の背中を摘みながら龍之介を睨む。
……もし、俺が女で龍之介との子が出来たら……。
そう思うとあるはずのない腹の下が少し疼いた気がした。