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    橘の表情に興奮する千歳

    #ちとたち
    aFewDaysAgo

    ちとたち短文①「…気持ち良さそうな顔しとるね、桔平」
    「っ…はぁ?」
    空気を読まずに眉をしかめてしまった。しかし無理もない。
    橘は今、腹の中で蠢く指が作り出すとてつもない違和感を必死に堪えていたところなのだ。
    指を突っ込んでいる張本人は雰囲気をぶち壊すような橘の言葉が聞こえていないかのような顔をしている。
    「今はまだ分からんだけばい。あと…1分もかからん」
    「なにが…おい!」
    千歳の顔を取り巻くように、空中がきらきらと輝いている。この野郎、こんな時に才気を使うな。
    この会話の間も依然として千歳の指は体内を弄り回しており、時々苦しさに似た感覚が橘を襲う。
    「なあ…っ、なにが、分かるんだよ…」
    「もうちょっと…」
    こいつはまた好奇心に任せて考え無しに行動しているだけなんじゃないのか。自分でやるならともかく人の体で実験されてはかなわない。痺れを切らした橘が一旦抜けと言おうとした時。
    「っん、あっ!」
    今までとは明らかに異なる、重い快感が腰を貫いた。
    「あ、ああっ!おい千歳、まて!な、なんか…っ…」
    未知の感覚が怖くて、目の前の千歳の肩にしがみついた。止めて欲しくて見上げた顔は驚くほど愉悦の表情を浮かべている。
    「あ〜…桔平…よか顔たい…」
    うっとりと呟いた千歳はさらに強くそこを押し込んだ。
    「ああっ!!やっ、うぁ、ちとせ!!」
    「きっぺぇ、気持ち良かねぇ?俺ん指でこぎゃん気持ち良くなっとる……あは、顔真っ赤たい」
    橘が縋るように見つめていると、千歳はさらに興奮したように息を荒くする。熱いため息をもらすと、艶かしい薄ら笑いを浮かべて耳元で囁いた。
    「俺で感じとる桔平、たいぎゃむぞらしか…もっと良くなりなっせ」
    「ち、千歳……っあ」
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    k_r88986

    DOODLEちとたちが前提のリバ
    小説とかじゃないただのメモ
    ちとたちリバ普段抱く側ではあるが、橘のあまりの乱れっぷりに前立腺開発へ興味が湧いてしまった千歳。最初は指で弄ってみるだけだったのに次第にエスカレートしてしまい、自分用にエネマグラを買っているのを橘に気づかれて浮気を疑われるも経緯を説明したついでに『俺んこつ、抱いてくれんね…?』と思い切ってお願いしてしまう。まあお前が言うなら…と内心ノリノリの橘が承諾したことでその日の攻守交替が決まり、お互い初めてのようにドキドキしながら夜を迎える。開発済であるが故に指でも感じられる千歳だが、やはりそこは橘の(千歳よりも長さは劣るが太い)ものを受け入れたい。指よりもやや苦しいものの、今までの1人遊びで慣れ親しんだ快楽を楽しんでいた千歳だが、普段は見られないような男らしい欲望を滲ませる橘の表情から目が離せない。一方橘も、飄々とした出で立ちの千歳が自分にしがみついて甘く声を上げる様子を衝動を抑えながらじっと観察していた。1回で終わるつもりだった千歳は達した後も尚硬度を残したそれに驚きつつも未だ満足していなさそうな橘を甘やかすように受け入れる。予想外だったのは橘の体力だ。後ろで達するのは前で達するよりも体力を使うが、それ故に普段千歳と同じくらいのタイミングで体力の限界を迎えていたはずの橘は、攻守の入れ替わった今完全に千歳の限界を超えてしまっていた。始めはわざと艶めいた声で喘いでいた千歳も段々と余裕がなくなり、情けなく掠れた声で休止を求めることしかできなくなってしまう。橘としては、このように自分に翻弄される千歳を見る機会は貴重であるうえに快感に蕩けるその表情がなんとも言えない色気を孕んでいるためになかなか止めることができない。結局、これ以上付き合わせては翌日に障るだろうという橘の意思がギリギリで勝つまで翻弄された千歳はくたくたになって解放された。獣のように荒々しく自分を求める橘の姿、うっとりと濡れたような色気を放つ千歳の姿がお互いしばらく頭から離れなかった。
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