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    k_r88986

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    k_r88986

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    最初は抑えるか苦しそうな声しか出なかった橘さんが回数重ねていくうちにちゃんと千歳を煽れるくらい煽情的な声を出せるようになってたらいいな

    #ちとたち
    aFewDaysAgo

    ちとたち短文③「っう、ん〜〜っ!!そこっ、あっ!!」
    「…よか声出すようになったばい、桔平」
    何を、と聞き返そうとした声は千歳が押し込んだ剛直によって意味の無い音になってしまった。
    「はじめはあぎゃん辛そうな声出しとったんに…」
    肩で息をする橘は、なんとなく千歳の言いたいことを理解した。さっき出したような、その、いわゆる、喘ぎ声の話だろうか。
    「な…に、あ、言っとっと…っ!!」
    確かに初めての頃よりも随分千歳を受け入れられるようになったし、快感も上手く拾えるようになった。それは別に俺が変わった訳でなく、千歳が俺の体をそういう風に変えただけだろう。橘はまるで自分がいやらしい人間だと言われているようだと感じて、すこし憤慨した。
    「エロかあ、桔平…もっと聞かしてくれんね」
    「っ誰の、せいだと、ああっ!!あからん、奥はっ…あ、ああん!!」
    肩口で千歳が大きく息を吐く。息がかかって少しくすぐったい。橘の艶やかな声を耳元で聞いていたかった。

    初めての時の橘はそれはもう辛そうだった。体はガチガチに力が入っていて、リラックスさせようと千歳が触れても反対に小さく縮こまっていく。ようやく挿入まで漕ぎ着けたところで橘の口から出てきたのは『う、ぐぅ…っ』という何とも苦しそうな声だった。
    まあ本来性器を入れるような場所ではないからいきなり気持ち良くはなれないだろうと思ってはいた。しかし冷や汗をかきながら必死に呼吸しようとする橘を見て、千歳の中で罪悪感のようなものが起きないでもなかった。あまりにも可哀想に思った千歳が次からは役割を代わるか、挿入は無しにしようと考えていた矢先、『おねだり』してきたのは橘の方である。
    『俺は、千歳で気持ち良くしてもらいたか…♡』
    こんな甘い誘い文句を断れる男がいるだろうか。千歳は我を忘れる程激しく橘を求めた。心配そうな千歳の目線の先で、橘はその腹に性器を全て飲み込んだ。千歳が腰を揺するとわずかに橘が体を震わせた。
    『そこ、よか……っ!』
    その一言で、千歳の興奮は最高潮に達した。

    「桔平、気持ち良か?」
    ぐりぐりと奥へ腰を押し付けながら千歳は囁いた。普段自分を律することが上手い橘に、快楽に溺れていると自分で言わせる瞬間がいつも好きだ。それを与えられるのは千歳だけであり、また千歳も橘によって快感を得られていると確信できる。
    「よ、かぁ…っは、ちとせ、きもちよか…」
    「桔平…」
    千歳はあからさまに興奮した自分に気づいて思わず苦笑した。耳から流し込まれる媚薬のように、橘の声はいつも千歳を昂らせる。そして橘もまたその感覚を知っていた。
    肩に背中にしがみついて、無我夢中で互いの名前を呼び合っているうち相手のことしか考えられなくなる。
    「はぁ、きっぺぇ…」
    「ああっ、あ、ちとせ、ちとせぇ…っ!!」
    愛してる、よりも雄弁だと千歳は思った。
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    k_r88986

    DOODLEちとたちが前提のリバ
    小説とかじゃないただのメモ
    ちとたちリバ普段抱く側ではあるが、橘のあまりの乱れっぷりに前立腺開発へ興味が湧いてしまった千歳。最初は指で弄ってみるだけだったのに次第にエスカレートしてしまい、自分用にエネマグラを買っているのを橘に気づかれて浮気を疑われるも経緯を説明したついでに『俺んこつ、抱いてくれんね…?』と思い切ってお願いしてしまう。まあお前が言うなら…と内心ノリノリの橘が承諾したことでその日の攻守交替が決まり、お互い初めてのようにドキドキしながら夜を迎える。開発済であるが故に指でも感じられる千歳だが、やはりそこは橘の(千歳よりも長さは劣るが太い)ものを受け入れたい。指よりもやや苦しいものの、今までの1人遊びで慣れ親しんだ快楽を楽しんでいた千歳だが、普段は見られないような男らしい欲望を滲ませる橘の表情から目が離せない。一方橘も、飄々とした出で立ちの千歳が自分にしがみついて甘く声を上げる様子を衝動を抑えながらじっと観察していた。1回で終わるつもりだった千歳は達した後も尚硬度を残したそれに驚きつつも未だ満足していなさそうな橘を甘やかすように受け入れる。予想外だったのは橘の体力だ。後ろで達するのは前で達するよりも体力を使うが、それ故に普段千歳と同じくらいのタイミングで体力の限界を迎えていたはずの橘は、攻守の入れ替わった今完全に千歳の限界を超えてしまっていた。始めはわざと艶めいた声で喘いでいた千歳も段々と余裕がなくなり、情けなく掠れた声で休止を求めることしかできなくなってしまう。橘としては、このように自分に翻弄される千歳を見る機会は貴重であるうえに快感に蕩けるその表情がなんとも言えない色気を孕んでいるためになかなか止めることができない。結局、これ以上付き合わせては翌日に障るだろうという橘の意思がギリギリで勝つまで翻弄された千歳はくたくたになって解放された。獣のように荒々しく自分を求める橘の姿、うっとりと濡れたような色気を放つ千歳の姿がお互いしばらく頭から離れなかった。
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