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    あもり

    @34182000

    二次創作小説置き場です。
    現在格納済み:fgo、遙か3、バディミ、スタオケ、水星の魔女、マギなど色々

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    あもり

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    2023年スパコミで出した、突発!遙か3舞台感想まとめコピー本の再録です。
    この時は配信が見れなかったので少し記憶違いもあるかと思いますが、勢い!!!を感じてもらえれば幸いです。

    #遙か3
    haruka3

    遙か3U再縁・十六夜記の舞台ちょ〜よかったね感想ログ遙か3U再縁ログ

    ・28日昼は花道の横の横の横!役者さんがかなり近いのでは!?(近かった)。ちなみに花道と舞台のすげえ殺陣の振動も伝わるので実質4DX。30日は…最前列でして…へへ…表情がつぶさに…見えてたまりませんでしたね…。ちなみに30日1幕、実は目の前にあったライトが一つ倒れてました笑。それくらい殺陣周りが多くて激しい舞台なんですわ!

    ・これこれこれ〜〜いきなり始まる殺陣殺陣殺陣!!!、殺陣の嵐!!
    ・今回の望美ちゃん、声が高くて幼い感じがしてかわいいって思ってた。この時は。(後ほど述べる)※30日は声の落ち着きがあっててそれはそれはびっくりした。変わるんだ…!
    ・イチャイチャ幼馴染、相変わらず無自覚に机のったり距離感が近くてきやすさを感じてこの空気が将臣くんと望美なんだよなぁ、を浴びれる開幕
    ・机の感じが懐かし〜〜!!15年前きっとこんな感じの机だったよね、ってのがわかるセット。
    ・そこにスッと現れる譲くん。袖から出るのわかってたから、どんな表情してるかなって思って見てたら割と素直にニコニコしててそれはそれは可愛かった…
    ※30日にみたら声かけるまではちょっと苦しそうな表情筋してて、「声出す時にスッと笑顔」に変わってて譲ゥ…って苦しくなってしまった。

    キャラごとに。
    ・九郎さん
    怒鳴るセリフ多いから大変そうだった…!
    ※30日になると大声のセリフと感情の具合がいい感じにブレンドされてて、九郎さんの激しさと優しい気持ちがすごい伝わってきてえっこんな変わる!?ってくらい変わっててびっくりしちゃった…!
    殺陣、リズ先生仕込みなこともあって、望美と意外に似てる軽やかなスピード系。でも俊敏!って感じで個人的には大満足!
    兄弟でも殺せるのか、と問うところやしっかり「弱いものを守る」と意識して露悪的にも振る舞えるところ、いや本人は露悪的ではなく意識してないんだろうけど、裏切らない/裏切ることを考えられない、善性の誠実さを感じて九郎さん…ってなった。望美の心を気にかけ続けるの、もちろん他の子達もなんだけど九郎さんは「役割を背負い続ける」からこそ望美の個人と役割のバランスにすごい敏感になってるんだなって…思って…最後の、望美の代わりに処断を下すのくだり、何もかも引き受けるのを分かった上で…ってわかる声とお芝居でボロボロ。あと髪の毛どうなってんの!?1回くらいしか顔にかかったなかった。技術すご……ドスの効かせた方「源氏の誇りを取り戻せ!」がめちゃ好き。

    ・ヒノエくん
    あーーーー!ほんまたまらんたまらんたまらん!!俺のルート以外でも1番自由。個人的にこの解釈のヒノエくん大好物でたまらない!舞台でヒノエくんの甘さ以外が全開でサイッコ〜!試すような物言い、天秤にかける一言。「刀を向けれるか」については、一瞬の真顔のち、笑顔のギャップがエグくてさぁ!!
    実際彼の背中にはどれほどの命を背負っているのか、と思うと強くて神様の力を持っていても、結局は目の前の物事に対して目を背けてしまう人間の女の子って判断したんだろうな…ってことがわかってさぁ…甘い事だけしか言えない強くて優しいよい子のままのお飾りの姫君はいらないって感じ。常戦場中の考え方が徹底している。というか30日マジ近いので本当に今回ヒノエくん顔がいいな…ってなってた。脱線。
    初演でも思ってたけど、本当にお前が春日望美を替えた裏役者。ヒノエの選択肢が全部2周目の春日望美にかかってくるもんなぁ…!
    あと今回のアクションめちゃくちゃに飛んで跳ねて軽技と足技組み合わせてくるから大興奮しちゃった。大技が多い!!大満足!!はぁ〜〜これこれ…!アクション多彩…!殺陣のアクションは生で見て印象が1番変わったキャラかも。


    ・将臣くん
    将臣くんデッカ…と思ったら実際の将臣くんと1センチ差しかないと聞いてデッカ…リアル将臣くん…ってなりました。
    頼むから逃げてくれ、の必死さがめちゃくちゃ「望美と譲という、彼にとっての「有川将臣」という戻れない日常の一部である2人が、還内府として戻れない有川将臣がの心がを逃すためにも必死でいい伝える」のが伝わってくる下鴨神社のあのシーンとても好きので生で浴びれて心がワクワクした。
    夢の中の1.2幕で衣装変わるのやっぱエモいし、斬りかかる望美を最初軽々と躱していなす、パワーに物言わせる将臣くん…強いんだ…と思うとめちゃくちゃもえたね。
    1周目の「強いな、でも俺の方が…重い!」がゾクゾクした。
    「還内府はここにいるぞ!」とかもクソたまらん〜〜ドスの利かせ方が九郎さんとはまた違って泥くささを感じて良き。九郎さんはまっすぐな光だから…。
    初演ともしかして再縁だと、ラスト抱きしめるのが変更になってます…?(初演このために見返してないので)(新鮮な気持ちで挑みたかった)あそこ抱きしめないって風にしたのあれ?って思ったけど、30日に2回目みてその方がこの運命ではめちゃくちゃ…いい塩梅な…ってなって…説得のあるこの2人の時空の運命だと、源平でお互いが許し合える、ギリギリにできる「2人」のふれあいでさぁ…。最後、呆然とする中知盛の「有川ァ!」っでようやく動ける将臣くん…まーじでいいね…いい…

    ・弁慶さん
    穏やかさが生えてるぜ!穏当軍師!
    リーチの長さを生かして…えっあれ30日とん…飛んでた???飛んでる!!
    特に30日、ちょうど弁慶さんがめちゃ見やすい座席だったのですが、ニコって笑った後に真顔で怨霊に斬りかかってて荒法師味感じてヤッタ〜〜!!こうこなくっちゃ。個人的に源氏3幹部の会話における弁慶さんのパートが1番好き。穏やかさだけど自分の考えをゴリ押しにしてくる。そうやつだよねアンタ。これは甥が言ってそうな台詞の感想になっちまった。ヒノエと連携技がアクション的には1番見どころだったかも。リーチ技ブンブン!
    28日日替わりパート、ヒノエくんと漫才やってておもろ。マジ顔で延々と「湿布」「別府」とボケる弁慶さんおもろかった。最終的にしれっとヒノエを落とす弁慶さん笑った。30日はまさかの本編セリフ!まじで原作ファン向けサービスすぎてありがとう!!!!「少しは頭が回るようになったんですね」マジで性悪すぎてさいこ〜!!!めちゃくちゃ笑った

    譲くん
    ・「守る守られる」ではなく「ともに戦いたい」という答えを得て彼女のそばにいる譲くんが本当に愛おしい。
    ・譲くんのアクション、配信の時もスッキだったけど生で見たらまた変わりますね。
    ・夜遅くから朝早くから稽古に勤しむ譲くんのまっすぐさ、すごい眩しくて景時さんと一緒に癒されてた。
    ・距離感が近いってヒノエの手をつかむ譲くん、ベネ。
    ・2周目の春日望美に1番戸惑っていた彼の心境を踏まえると本当に辛い。同じはずの人の中身が「役割」を経て突然変わってるんだもんな。でもほれでもあなたの力になれたらって自分のできることを見つける彼は本当にカッコいい…!
    ・日替わり、今回はリズ先生で瞑想。ちょっと調子乗っていろいろささやかな悪戯をするんだけど、譲くんを片手でいなしつつ景時さんの解説「リズ先生、まさか片手で瞑想を…!」に思わず吹いた。かわいいな白虎再縁コンビ(なお十六夜記)(やめよっか!)
    ・30日もまさかの望美式神!!(みり愛ちゃん、ずっと笑い堪えようとしてもちょいちょい笑ってて可愛かった)まさかの数々の譲の台詞のオンパレード!!!これではまるで拷問だ、いただきました。譲くん…かわいいね…。

    景時さん
    ・銃担いで後ろ打ち!?大興奮。そして十六夜記につながる台詞をつけてくれてありがとう…🫶おっほっほ。
    朔は無事とわかってめちゃくちゃほっとして思わず座り込んでいる景時さんに言葉だけではない家族思いの重さを感じてたまらなくなってしまった。
    そして譲くんの一生懸命さを眩しく感じるの、わかるよ…あんだけ年若い子が一生懸命に頑張ってたら応援したくなるよね。
    3幹部の会話、立ち位置がそれぞれで九郎を説得するんだけど景時さんがゆるゆるしてて「あぁ…」と感じる。彼にとっては派遣先だけどあたたかい居場所でもあるのだ

    敦盛さん
    龍神の神子?と知って望美に縋るようにあぁ…と安心して救いを求めている演技の迫力に胸を打たれました…熱くて譲れない、焦がれるような恋のような…あぁ、これが「救い」なのかと心で感じてしまった。胸が苦しくも心にグッときたシーンでしたね…!
    また、1幕の九郎さんが敦盛さんに血を分けた同門でも刀を向けれるのか、ああ、と答える。これが最後知盛を仕留める1撃に繋がるかと思うと脚本さぁ……いやほんと明確に一撃決めてるのは敦盛さんなんだよな。ちなみに水虎に囚われモードだと地味に片手で振り回しててうっわ細か!となりました。細かいところに拘る演出と殺陣、おっほっほっさいこ〜〜〜!!

    リズ先生
    いろんな弟子たちに稽古をつけてはさっていく。お前たちに足りないものはこれだ、と刀の稽古のなかで伝えて取得できるように仕向ける。大振りなアクションの数々はマントで動き辛いだろうに大振りで迫力がマシマシでした。地味に落としものをしたらひょいと拾って立ち去るところも見かけて先生…!ってキュンとしました。笑。
    みんなの殺陣演出もされているということでしたが、それも含めてみんなの先生!感が増してましたね。いや〜〜〜弁慶さんとは違った幅広アクションは先生の味であるから…眼前で浴びれてめちゃ幸せでした。

    知盛
    お前が優勝とか…いいたくない…お前が優勝(言うとるがな)
    舞のように刺すように殺す、あの殺陣の殺人の美しさよ。あいつは理性的なバーサーカー。喋り方も立ち振る舞いも全部知盛すぎて生で見れれたの、今でも信じられないや。
    弓で殺し刀で殺し。弓をぞんざいに放り投げて刀でキッチリ首の頸動脈で仕留めるのわかってても興奮したんだけど!?大将首ぃ!やばない?!あと3U版だと花道から弓使って九郎さん殺しにかかってたよね!?頼まれたことは全部やり遂げる優秀な男。うっわ最高ってなった。おっほっほっほ。
    2周目ラストの八葉vs知盛の乱戦、全くもって気圧されてないのが怖いし、それだけの実力があるってわからせてくれる数々の立ち回りと殺陣。隙がないってこういうことを言うのか、平家に殉じるものが1人くらいいても〜の台詞は本当にやり切った感と充足を感じられて…ゲーム内で感じた知盛がそのまま暴れ回って、三次元で存在できるんだなって改めて感動しました。

    28日昼アフトで自由にわちゃわちゃおしゃべりする誠二郎さんの方が楽しそうでめちゃくちゃアフトってものに初めて参加したけど楽しかった!好きな台詞〜でおれはどこで舞えばいい?が好き、現代で言わないじゃん!からの俺はどこに乗ればいい?って現代に訳する?となる、かなぁ?みたいなのめちゃくちゃ面白くて笑う笑う。乗り換え電車を聞く知盛新鮮。電話オペレーターなら(ゆっくり口調だかし偉そうだから)速攻で切られる男、などなど知盛の解釈が合いすぎる笑。朔役のほたるさんに「今はわかるんですけど、知盛の言ってること最初全然わからなくて」に大爆笑。うんうん、そうそう!


    ・白龍
    今回の白龍はわりとニコニコ気味。神様なんだけど、泰然感もありつつ神様、よりもう少し人間に寄り添った人外って感じがして、慈しみ〜〜神子〜〜ってのが伝わってきて良き良き。白龍の神子である望美に視線を合わせたり、朔のことを心配そうに見ていたり。あとやっぱ声がおきあゆさんにすっごい寄せてきていらっしゃったよね??ありがとうございます!!!



    ・朔
    モブ庶民になった。俺は神子様手ずから助けてもらったんだぜ…と吹聴し崇め奉る。うるさいはなせ私は本気だ!!!!!!!!!!
    !!!!!!!!モブ絡みが朔に集まってる分、神子様ってこうやって伝説になったんだなって実感しちゃった。
    いや〜〜これはおとぎ話になっちゃう…でも時々さ、白龍の神子についての話をするときに顔をす…と見せない所とかあって朔…。(ギュッ)ってなる。なった。
    白龍が逆鱗を渡そうとして慌てて止める所、朔の必死な声がたまらない。黒龍のこと思い出してしまったんだろうな。
    声がかわいい、顔が最高、演技の舞のような殺陣の美しさよ。何とってもパーフェクト。術が切れて朔の命が潰えたことを知る演出、エグすぎて知ってても普通に涙が出てきたもんな……2幕目で抱きつかれてエッてなる朔、かわいい。最終知盛戦でもしかして出てこなかった(あちこち目移りしすぎて追い切れなかった)らちょっと残念…!いや怨霊終わったから下がるのは道理なんだが。春日望美がなんだ先人おんねん。
    十六夜記でもっと酷い目に遭うんですか!?(興奮する患者)
    28日アフトでチャキチャキ進行していくほたるさん、かわいさと頼もしさを感じてまさに朔!でした。景時役の方を「兄上」呼びするのファンサ感じてファンは嬉しくなっちゃうね。式神に指名動物、ペガサスわろた。元気いっぱい!

    春日望美
    前回までの春日望美が好きすぎたので、逆に前回のは見ずにいどみました。
    最初は声が高いかな?と思ってたけど2幕目からどんどん声のドスが変わってきたように感じて、彼女の心が追い詰められていくのをヒシヒシ感じてこれが…芝居…と嬉しかったです。フィクションの中で追い詰められる女、RTA走り始めるおんな、最高。30日は幼さが少し抑えられて少し背伸びをしている感があって舞台ってこんな変わるんだ…!ってびっくりした。1幕目ラストの涙!!!
    2幕からのRTA具合が見てて辛くもあり、そう…彼女は「良い子」なんですよね。
    だから敦盛さんを自分の刀で刺し殺してしまった(敦盛さんが神子の刀を使って自死を図った)ところで刀をもちながら、演出では血痕ついていないのに花道をよろよろと、「切先についた血」や目の前で血を浴びた事を感じられる持ち方と表情でフラフラよろめいてて大興奮しちゃった。絵心あればこのシーンかきたいくるいにはめちゃくちゃベストオブ春日望美。(?)アクションめちゃくちゃに多いのに。そこが1番残ってる。
     敦盛さんを抱きしめるところ、白龍と朔を思わず抱きしめるところ、良きでしたね。守りたい!って意思を芝居で感じた。
    30日は感情と芝居の必死さが増してて、こんな変わるんだ!?ってすごいドキドキしたし、かぶりついて見てしまった。1幕最後の「でも誰も守れなかった!」の悲痛さ、凄まじいものがありました。そう、「でも誰も守れなかった」のです。だから1周目は誰も残らなかったんだよね。自分に力がなかったから。自分がよく考えてなかったから。自分がちゃんとしていなかったから。救う力がいつでもあったのに。
    ……そしてここから、彼女の「掴み取るためになりふり構わない」ことが始まる2周目の痛々しさが辛い。辛いのを辛いと感じるのが身勝手でも、狡さだとでも言うように。そんなことないのに。将臣くんとの最終バトル泣きながらみてました。だからこそ、再縁での九郎さんのまっすぐで不器用な優しさが染みる……。

    アフタートークで印象に残ってるのは、「刀を振るう数だけ強くなる」が殺陣師のリズ先生の中の方のこともあって、ご自身も初めて殺陣にチャレンジしたから重ねてしまったそう。それからこんだけ人数いるからまもってほしいってなるからそこは全然違うや〜にめちゃくちゃ自由人望美の片鱗を感じてにっこりした。春日望美は自由だと思ってるので…。いかんなく舞台挨拶でも発揮されてて本当に可愛かった。あなたが春日望美だ!

    28日カーテンコールの2回目、光る無人の舞台に桜が一枚、ひらりだけ真ん中を舞ってから演者さんが出てきたの、演出ですか?それともたまたま?最高すぎて震えてしまった。たまたまならその運命を愛してしまうが…!?
    →30日、この演出はなかったのでマジであの時たまたまの出来事だと知って逆に大興奮してしまった。こんなところも遙か3らしいな〜ってなってしまった遙か3舞台再縁でした。

    ■十六夜記ログ
    これは順序よく書いていきましょうか!と思ってのちに挫折してキャラ毎にしています。ご容赦!

    ・冒頭大興奮!!これこれこれ!!ここからスタートするの!?ってなってワクワク。十六夜記も多少再編されてるのかな?って思ってたからそのまんまやってくれて嬉しい〜!
    ・このバッサバッサと難なく敵兵斬り殺しながら、漢詩を誦んじる知盛の強さと貴族としたの教養の高さを端的に示す、なんて物語力の高いシーンなんだ…何よりもう仕草と目線が知盛そのものでたまらん…。
    ・「……来たか」からの2対2の知盛・還内府と九郎さん・望美の対決。初っ端から緊張感のある乱戦!斬り合い!の中、将臣くんが崩れると「有川ァ!」でまさかまさかの自分に向けられた攻撃を速攻で交わして飛んで自分の身でカバー、で息を呑む。知盛、言葉より仕草や表情で語る方が向いてるキャラだからこそ舞台向きすぎる……将臣くんの元に辿り着いて刃を一瞬向けて「来るなよ」と言わんばかりにチラッと視線を向けた後は動けない将臣くんを庇うように九郎さんと望美の攻撃を一手に引き受けるの、本当さぁ……。この動線堪らなく好きすぎる。やっぱり彼にとって将臣くんは守るべき一門の人なんだな……(わかるよ…)の心。
    「お願い、これ以上は殺してしまう」の望美の悲痛さがすごい。実力が拮抗しているからこそ、わかる言葉。
    「お前は有川に戻れ」、平家の滅亡という「錨」は自分が担うからお前は自由になれ、平家というモノはもう無くなるのだから、という含みが重すぎる発言。平家の動向を考えるのは兄上の仕事、と言っておきながらいざとなったら平家の滅びを背負うのは自分だと思ってただろコイツ…!!!色んな意味で破茶滅茶になる。この局面で有川呼びになるのさ…。ゲロゲロ。こいつも平家の男なんだよな。平家、身内への感情が重い。
    ・「じゃあ、な」 いただきました!!からの望美の駆け寄りかたが再縁と全く違うのめちゃくちゃベネじゃないですか!?必死さが十六夜記ではダントツで、それはなぜ?がまた後ほどのエピソードでわかる憎い演出。
    ・九郎さんの処断が望美と将臣の関係性を知っているからこそ、なのすごくいいよね…。
    ・かーらーの!景時さんフルスロットル!!
    朔、お前は下がっていなさいの穏やかさが逆に震える。
    ・だめだ全然終わらないのでキャラ毎にいきます!再縁(無印)より十六夜記の方が戦場!よりストーリーや感情の動きメインになってるのもまた興味深かったです。脚本や演出でこんなに見せ方、変わるんですね

    ○九郎さん
    「俺のせいで」を引きずり自暴自棄になる九郎さん、新鮮。還内府に対してめちゃくちゃ感情的にぶつけてくるの、八つ当たり感もあってすげ〜好きだし、弁慶さんにビンタされても止まらないあたり、マジでやばかったんだな…って感じがありましたね。源氏の兵を斬る時に顔が歪むのすごい…真に迫ってて…めちゃくちゃいいよね…
    ・平泉に着いてから、泰衡さんにあえて久しぶりだな!ってニコニコなのと高館は!?と聞く九郎さんめちゃくちゃキラキラしててかわいい。からの死亡を伝えられてここでも俺のせいか…と思ってそうで辛い。九郎さん……!
    ・泰衡さんに言葉を荒立てる九郎さん、素直…まっすぐ…。守りたい大将ナンバーワンの座をずっと離さない男に私の中でも君臨し続けています。
    ・景時さんとの斬り合い、九郎さんの覚悟も決まってなくて斬れずに躊躇したところを、景時さんも引き金をひけずに殴る方向になるの、本当好き。2周目は望美が「生きてて欲しい」と伝えたことで、九郎さんの覚悟の強さが勝つ、展開ほんといい。地味に選択によって運命が変わるってのが現れている
    ・最後の泰衡さんとの話からの、九郎さんが「来ないな…いや、気にしないでくれ」みたいなことを言うのグッときた。誤解が解けなくてもいいのか、って泰衡さんには言うけど、望美にはそれを言わないことが彼の押し付けがましさを感じなくていいなって。
    ・スポットライト当たって泰衡さんの中で光る九郎さん、めちゃくちゃ「光」じゃなかったですか…!?巨大感情を舞台の装置で私たちにわからせてくれる男が望む男、九郎さん…。

    ○将臣くん
    ・冒頭の知盛との共同戦線、そして敗北の将。悔しそうに叫ぶ姿は1周目望美のイフなんだよな…。ってなるとグッときちゃう。将臣くんの殺陣は重い、のがあるからスピード系の3人とはまた違った味がして良き…!
    ・景時さんもとい鎌倉方に切り捨てられ、フラフラになっている九郎さんに代わって俺に着いてこい!って味方を巻き取るまさおみくんの姿に、立場や在り方は違えどやはり王の器でもあるんだな〜って思い知る瞬間。
    ・将臣くんと九郎さんが「お互い様だな」と言わんばかりにバチバチにやり合うシーン、九郎さんが言わなければ絶対言い出さなかっただろうなってところに将臣くんくんのお兄ちゃんを感じるし九郎さんの弟成分を感じるし、何よりこれこれこれ!!これ見たかった!と内心手を叩いて喜んでしまった。お互い思うところある者同士、感情をぶつけ合ってなんぼでしょう委員会に所属していますので。脱線。
    ・かーらーの、平泉に着いてからは肩の荷が降りたように落ち込む朔が元気出るように市に何人か誘ったり、望美が落ち着くように幼馴染距離感で話したりと明るく和むシーンが多くて将臣くん…ってすごく嬉しかってですね。いつもランブロ宣伝ありがとう!30日はパネル持ち出し譲にええって顔してたの可愛かったです笑
    ・2周目で毛越寺は俺が行く、で九郎さんに伝えるところはめちゃくちゃ頼もしさを感じました。堂々たる振る舞い、やはり将臣くんも率いる立場がめちゃ合う人だよ〜〜って噛み締めてた。

    ○ヒノエくん
    ・再縁よりも少し身内感があるヒノエくん、これまでの積み重ねを感じて良き!重い雰囲気を払うように船の上でこれからを切り出す姿や、将臣くんと九郎さんが揉めるシーンで「文字通りな呉越同舟」といいながら、諍いを止めるシーンは冷静なヒノエ節全開って感じでとても好き…思ったより自分、熊野水軍しているのめちゃくちゃ好きなのか?(今更)
    ・熊野から帰ってきて朔ちゃんを励ますシーン、あんまり関係のないヒノエだからこそかけられた言葉だと思うので、個人的に絶妙な配役だな〜って好きです!望美と譲にこの距離感は無理、微妙に景時さんからも離れてる八葉で、冷静に声をかけれるのってヒノエくらいなんですよね。後は近すぎるから遠すぎるので良くも悪くも朔の感情に寄りすぎちゃうと言うか。
    ・2周目は合流地点が微妙に違うところも良い〜〜〜!選択の違いを感じるな〜〜!
    ・2周目ラストシーン、銀に対して嫌味を言ったらどストレート惚気で返されてるのツボでした笑!

    ○弁慶さん
    ・十六夜記はより弁慶さんが大暴れしている殺陣のシーンが印象的。よろめく九郎さんを抱えて潰走するところ、九郎さんの重さを弁慶さんが感じる芝居にめちゃくちゃおお…となりながら見てました。よろめく後ろ姿になぜときめくのか。私は敗走するシーンが好きだからですね。脱線した。それからビンタが毎回綺麗なお手手してるな…と指先を見つめていた。
    ・1周目毛越寺の「策なんてないのに」で笑うシーン、策があるから大丈夫、と言ったら九郎さんが自分をあまりにも信じるまっすぐさに嬉しさを感じているのと、それと同時にその策を用意して万全に備えられなかった自分の力のなさを感じているようであそこ、本当に好きなんですよね…わざとらしい声の出しかたでさ…。
    ・2周目ラストに声をかけた「あなたの幸せを祈っています」、すごく好きです。穏やかな春を迎えることができた立役者への感謝の言葉と、その人の未来に向ける祈りの言葉として、とても。

    ○景時さん
    ・オープニング紹介?で九郎さんと背中合わせで登場、からの銃を打ち上げて肩ポンするのめちゃくちゃめちゃ狂うからやめ欲しい。何をするんだ!!満月は夜空の真珠コンビ!
    ・景時さんがずっと胃痛のターン!でもあり、彼の軍奉行としての有能さを「分からせられる」展開が続く続く。敵に回したくない男が敵に回る、これほどなことはない。
    ・フクシさん演じる景時さんも、叫びと絶妙な表情がうますぎてマジで景時さんがこの世に再現されるってこんな感じなんだ……ってので情緒が搾られる。
    ・政子様と一緒のシーン、だいたい顔が死んでるので本当に可哀想で切ない。
    ・「まるで乙女のようすわ」って言われる景時さん、そう政子様はお見通しなのだ!景時さんは乙女の心も持っている!だけど遣り手の戦奉行。このギャップがたまらないよね。大変わかります(?)
    ・1周目の景時さんもvs九郎さんの「だから君は王の器じゃないんだ!」って言うの、自分にも言い聞かせてるみたいで本当に辛い叫びでう〜〜と涙が出そうに。そこからトドメをさせずに殴って気絶させる、にするのも景時さんも殺すなゆんて出来ないのがさぁ……!辛い……
    ・銀と望美の1周目最後のやりとりを見る景時さんの本当に…本当に自分のことを言われているようで…人の心がわかる景時さんだから心が抉れまくってるのがわかる十六夜記。
    ・かーらーの、そう思うじゃん?まさか2周目での朔からの言葉に対しての遮るような「やめてくれ朔!」、それを上回る悲痛さで本当に本当に心から辛そうで本当にしんどい。
    ・九郎さんから「お前を生かすのはお前が戦奉行として軍を率いて貰うためだ」と理由という建前からの朔からの「お元気で」をコンボで喰らう景時さん……うう……。
    ・ただ、すれ違い通り過ぎるように去る景時さんの後ろ姿、少しだけ優しく見えたのは私だけではなかったよね…あの戦いを経て、彼にも何か残るものや辛さだけではなかったというのが…あるといいよね、わかるよ譲くん(?)

    ○譲くん
    ・まさかのナレ!まさかまさかすぎて脚本演出が違うと進行もまた違うんだ!?と前回の十六夜記舞台でびっくりしたことを思い出します。でも譲くんの立ち位置、本当に進行役としては優秀なんだよな…。
    ・将臣くんが陣営に入ったことで、荒ぶる将臣くんを止める役が多くなったり、兄弟での絡みが多かったりで再縁とはまた違う展開が多くて新鮮!(平泉着いてから柿売りに駆け寄る将臣くん、それに近づく譲くんいなかったっけ…?)日替わりランブロ、28日は数枚のランブロで他のキャラは「あ、〇〇…」なのにヒノエが出た時だけ「クソ!!」って言ってるのにめちゃくちゃ笑った。迫真!30日は望美等身大パネルを舞台上に登場させてサイン書かせてたの、すごいメタ的な荒技を感じてこれはこれで吹いてしまった。わちゃわちゃ兄弟成分がたくさんなの、再縁では見れなかったので嬉しい〜!
    ・ちなみに影ナレで1番好きなのは、「先輩は何かを考えていることが多くなった、」といいながら目を伏せて例のメガネを抑えるポーズで「まるで大切な人を思うように」(すみませんややウロ覚え/配信〜!)で譲の成分感じて脚本家!!よくわかってるじゃん!!涙ってなりました。あの立ち絵、苦しいけど絶妙な譲の気持ちがギリギリ成り立つようでは本当に好きなんだ。
    ・1周目の先輩を庇って倒れて息を引き取るの、譲くんの無印を思い出してしまった。死体を置いてけぼりにしないといけないところも含めて…そんな辛いところ回収せんで…でもめちゃくちゃ美味しかったです(こらっ)

    ○敦盛さん
    ・敦盛さんは平家サイドでの活躍が多めでしたね。平家のことを言われると苦しげに目を逸らしたり、細やかな端々の演技が細かくておお…とついつい目で追いかけてしまいました。
    ・重衡さんの思い出を語るシーンでは、優しさや気遣いが敦盛さんにとって本当に嬉しかったんだなってのが伝わってくる良いシーンで地味ですが個人的に一番好きですね…。

    ○リズ先生
    ・鎌倉方からの逃避行シーンでみんなの殿を務めるシーンに1周目がよぎった私でした。いや全然違うけど、うん。なんかこうね…よぎっちゃったね…。
    ・大振りな衣装から十六夜記の少し動きやすそうになった分、大暴れバージョンアップ先生である。
    ・1周目vs政子様、勝てないとわかっていても神子を先に生かせる、と決めたら動かない鋼の意志を舞台でも感じられてめちゃくちゃ良きです。ヒノエの軽口に対して、重く短く返すのも対照的で好きだ〜!

    ○白龍
    ・十六夜記の軽装だー!再縁もとい無印は割と神様感あるひらみだけど、こっちは軽装でウェーブふわふわ生地が柔らかそうで水野十子先生キャラデザ三次元化すると1番しゅきかもしれん…なりました。
    ・「神子変だよ」って望美に話しかけるシーン、デッカいのに小さい子どもみたいな仕草で可愛い。苦しみつつ、あまり力を振るえないからこそ、戦場に出ても最小限でしか闘わないの、解釈の一致!!
    ・十六夜記でね〜望美を時空の狭間へと連れ出すところ、初めは白龍が上にいるのがすごく好きで、その後に望美が階段を駆け上がって白龍と目線を同じ段にしてから「私がしたいこと」に演出として進んでいくの、舞台装置としてめちゃくちゃ好きだな…と思いました。神様からの言葉→はそりゃ上からの物言いにらなるから上(白龍)と下(神子)で分かれるけど、最後は神子自身が上がってきた(意志を見せた)ことにより、その言葉と心を大事にしようと「神子の選択に背中を押す」になるのが構造としてわかりやすく視覚的な表れにらなっててく〜たまらんですね!!(個人の解釈です)

    ○朔
    ・うちのかわいい朔をこんなに酷い目に遭わせるなんて…誰がこんなことをしたんですか?鎌倉?なら滅ぼそうぜ。という冗談はさておき、いつもはしっかりな朔が動揺しまくって揺らいでいるのがすごいわかってるのがもう……。最初に望美と朔で舞台から捌けるシーン、止まっている朔に対して望美から手を伸ばして、うなづいて手を繋いで去っていくのマジでげきもえしまくってましたが、あのシーン初代十六夜記にありましたっけ?!ど忘れでしてただけかな!?なんでこれが円盤にならないんだろう…。
    ・1回目は演出上無言でしたが、そのあとのシーンでは迷いながらも望美が手を伸ばして「朔、」と呼びかけると迷った心を打ち明けながらも望美のそばにいることを選んだ朔との手繋ぎ捌けシーン、めちゃくちゃに良すぎてマスクしててよかった〜となりました。言葉にしないのも良いけど、言葉にするのってらだからこそ輝くからね…。
    ・ヒノエくんとのシーンまでは、朔は朔で「私が兄上の1番近くにいたのに」「私がちゃんとしていれば」ってぐるぐる思ってそうで…視線を伏せるたびに辛いポイントが増えていたので、本当ヒノエくんサンキューな!!
    ・将臣くんに無理やり市に連れ出されて翻弄されてるのもかわいいなぁ〜朔はかわいくて美しいなぁ。
    ・朔の兄上との対峙、やりとりが辛い辛い!!!!!!!叫びを被せるように言うんじゃないお互い優しい兄妹のくせにどうしてそんなところ……ううっ
    ・2周目、望美が九郎さんに「九郎さんに生きて欲しいから全力で景時さんと戦って欲しい」旨を伝えるところ、朔がふっと顔をそらすのあああああ!!ってなります。なりました。
    ・そして九郎さんとの戦闘後、呆然とする景時さんに優しげに、ただ感謝の心と労りの心で声をかける朔の声がいまだに忘れられません。あなたが朔を演じてくれてありがとうと思った瞬間はたくさんあるけれど、ここのシーンは強く強くそう思いました。ありがとう野本ほたるさん。

    ○銀/知盛
    ・いやー性格の違う二人を同じ役者で同じ舞台でやる?しかも全然武器の振り付け、殺陣違うんですが!?ヤバないかこれ…中村誠治郎さんヤバ……ってのがよくわかる十六夜記でしたね。
    ・冒頭の知盛でもりもり語ってしまったので、知盛は…舞シーンですね。まさか裏熊野衣装が生でも見れるとは思ってなくて、春。大興奮しちゃった…。見せつけからの扇で舞う、まさに裏熊野を感じさせるあれこれでありがとうまさか拝めるとは…ってじんわりしたのを思い出しました。
    ・打って変わって銀の登場シーンは大ぶりな獲物である錫杖でブンブン、近いスタイルは敦盛さんだけど敦盛さんより大技スタイルなので迫力がまた違う方向で…良き!というかすげえ跳躍してなかったですがこの人!?知盛の地に足ついた舞のように殺すとはまた違ってよいな〜!
    ・全体的に割と銀ルートをなぞっているので、美味しい役どころいっぱいー!笑!
    ・銀の心がないのに苦しむのです、というシーン誠一郎さんの苦しむ声と色気が込められててたまんにゃ〜ですね…知盛とはまた違った色気だわね…それを同じ舞台でやる、は〜……

    ○泰衡さん
    ・声や姿の寄せかたが原作ゲームそのものでテンション上がる上がる。
    ・冷たく突き放すところの後ろに巨大な感情で最後殺すと決めたラスボスにしかその感情を吐露できないの、ほんとどうなの…!?
    ・演説シーン、煽りも上手けりゃ掴みも上手い。手段とんかってやってるから冷めて民衆を煽動してるの本当いいな。銀に自嘲めいたのをふっかけるのもさ〜…。
    ・泰衡さんの自分には力がないなら、奪うしかない、自分の手段はこれだけしかない、身内を説得できる言葉も持ちえなかった、持ち札がこれだけならその手段で戦うしかない、マジで人間1人で立ち向かう姿って感じで本当たまらない。「あなたはそれ程までに恵まれているのか」白龍の神子である望美が無自覚に振るう神の力を彼は……って思うとあの部屋越しのシーン、超えられない壁を表しているようで表現も込みでめちゃくちゃ好。
    ・平泉を愛している、愛しかたが不器用すぎるだろ…
    ・白龍の神子の力を望美が泰衡さんの手を取って、手に手をとって守るために使う、使い方に反動がない神子を見てるとあああああああああ…っ選ばれた人間…ってなるのすげえ好きだ。あとめちゃくちゃ遙かなるプリキュアが始まっちゃったなって思いました。
    ・ラストシーン、御館の護衛たちに斬り殺されても何も言わずに立ち向かい、そして…桜が舞う。九郎さんにスポットが当たり、彼が残るなら、それでいいとする、俺の勝ちに自分の命が含まれていないの本当さぁ…。そこで聞こえる御館の声。「美しいのう、泰衡」視線を上げる。泰衡さんの穏やかな眼差しに、私たちには見えなくても彼の眼前に広がる平和な平泉の春の光景が見えるようで涙腺が決壊してしまった。誰も看取られずとも、彼は平泉の春に見守られながら息を引き取る。冷たい骸に、春が降り注ぐ。
    ・何も知らずに笑ってみんなめでたしめでたし、で幸せに暮らせると信じて去る春日望美との対比がさぁ!!!!こんな美しくて残酷な対比、舞台でやる!?やったんだよなぁ……たまらんなぁ…なんでこのシーンブロマイドにしなかったんですか?
    ・脳裏に流れる瞑目の白き残像。

    ○政子様
    ・政子様♡最高♡知ってる?わかる!!!最高だよね!!
    ・いやもう原作そのまま出てきたんですかって感じの再現度。少女じみた仕草の可愛らしくも麗しく、その造形の口から人外の思考が滲み出てる恐怖シーンの数々、まさにラスボスに相応しい政子様ですわ…!たまらね〜!前回の十六夜記で配信でうぎゃー!となっていたけど生はもっとすごかって。浴びせられたと言っても過言ではない。私も殺されたい…できれば手ずから。贅沢?はい。(着席)
    ・あっさりと殺したりノリノリで上位神ムーブしてくれるからほんまたまらん。力あるものが自覚して権力を行使する図!大好き!!
    ・泰衡さんと対峙する時に最初は下からで、実力差がひっくり返ってからはずっと舞台の上に居続けるの、神様♡って感じでさ〜〜こういうのは舞台ならではだよね。舞台の立ち位置で実力がわかるってやつ
    ・殺しますわって可愛く告げた後にス…と虫を見るかのように凍りついた目で処断するの最高。は〜〜〜政子様…またお会いしたいです…

    ○春日望美
    ・再縁よりもみんなを引っ張る!というのがよく見えるね神子。まずは朔の手を引き、九郎さん引き立て、そして平泉へ。
    ・銀との邂逅で目を奪われるような初撃にわ…となってる望美、いい。
    ・平泉ルートということで、再縁より呪詛により上手く力を振る舞えずに自分の力のなさを痛感させる作り、改めて上手いなぁと思うわけです。
    ・自分の手から次々とこぼれ出ていく1周目、わかっているとはいえま〜じで容赦がない。あなたの力が足りないからだね、ってのを見せつけられるのわかってても吐きそうにくるな。力を持つものが持つ葛藤、苦悩、ただの女子高生が背負うもんじゃねーぞ…加減しろ!!白龍に連れて行かれてからの「私が帰る場所はそこじゃない」で2周目突入して、銀の手を取って「私と運命を変えて」ってその手を取るのめちゃくちゃ好きだ…そこで一度幕を引くのも。(Wi-Fiがないため配信見返せてないからここはふわっとですまぬ)
    ・再縁ほどRTA感がないの、彼女の慣れみたいなのもあるんだろうけど、彼女が仲間を信じてお願いしているし仲間もみんな彼女のことを信じて新しい運命へと進んでいくのがわかるからかな。
    ・泰衡さんとの一緒になって白龍の力を引き出すシーン、プリキュア?って思ったけど、望美が「私だけじゃない、みんなの力だよ!」って自分の力だけでは上手く行かないのをよく理解した上でこの十六夜記の運命をひた走っていたんだなってめちゃくちゃ理解させられて最高〜でしたね!!!
    ・2週目ラストシーンの、晴れやかな全てが上手くいって何もかもが幸せな光景が彼女の目に映っているの、本当に美しく…何も知らない、舞台の泰衡さんの死体がその対比としてマジでグッと…きますね…。
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    あもり

    DOODLE突然始まって突然終わる、シンドバットとユナンの幕間、ユナン視点。時間軸的には本編開始前のつもりです。シンドリアにふらっと遊びに来てはシンドバットのそばに居たいけどいられないことを痛感して離れる、みたいなめんどくさい猫ちゃんムーヴ的行動を何度かしてそうだなぁ〜と思いながら書きました。この2人もなかなか複雑でいいよね。
    不変「言った本人は覚えていない軽くて適当な言葉ほど、うっかり他人を救ってたり殺してたりするものさ」
     開放された窓から南国特有の生ぬるい風が流れてきて、適当に括った髪がそよぐ。僕に向き合うシンドバットの顔は無愛想のままだった。何もとって食いやしないのにと思っていると、
    「そっくりそのままお前に返してやる、ユナン」
    「……ふふふ、根に持つなぁ」
    「俺はお前と違って忘れっぽくないからな」
     わかりやすく捻くれて拗ねた事を言うものだから、思わず笑ってしまう。こんな分かりやすく、変なー警戒心と好奇心があいまぜになった顔。人間の表情筋ってこんな複雑に動くものなんだと感心する。
     それに、こんな人間的で複合的な表情はきっと自分以外にシンドバットは見せないだろう。八人将たちには甘えているからここまで警戒の色は混ざらないし、対外的には七海の覇王としての役どころと面の良さを存分に活かしている。かつて興行として舞台に立った経験も織り込んでいるはずだ。
    1687

    あもり

    PAST24年3月17日春コミで出した、無配ペーパーの小話再録です。そのに。
    2のこちらは、ムーとティトスです。新刊準拠の話ですが読んでなくても「本編最終章終了後、ジュダルが行方不明になったので単独で白龍がレームへ訪問しにきた後の二人の会話劇」とさえわかってれば問題ないです。
    私の割と癖が強く出た話となりました。こっちはしっとり目です。ノットカップリング。
    受け継がれるもの 練白龍が去った後、次の面談先へと元気よく歩くティトス様とは裏腹に、色々と考えあぐねてしまう自分がいた。練白龍は割合、裏表がない青年だ。今回の訪問もどちらかと言えば公人としての彼ではなく、私人としての立場に近いのだろう。だからこそ、あそこまでさらけ出したともいえる。しかし、自身が腹の内を掻っ捌いたようなものだからと言って、それを、同じだけのことを相手に求めさせるのはあまりにもリスクが高すぎる。落ち着いたと思ったが全くそんなことはない。やはり練家の男だと、かつての紅炎を思い出す。
    「ムー」
     くるりとティトス様が振り返った。丸い瞳をこちらに向けてじっと見、そして俺の顔に手を伸ばそうとしていたためすぐに屈む。なんでしょう、と言えば少しだけ笑って口を開いた。
    753

    あもり

    PAST24年3月17日春コミで出した、無配ペーパーの小話再録です。そのいち。
    アラジンと白龍、2人のデリカシーゼロな話です。
    カップリング要素は白龍とジュダルですが、この話にジュダルは直接出てきません。あとアラジンと白龍はカップリングではありません。2人は飲み友マックスハート!って感じです。そうかな?
    めちゃくちゃ楽しく、カラッとかけました。
    デリカシープラスマイナス お酒というものは、人が普段理性で押さえている様々な箍を外してしまいやすい。アラジンは滅法それに強かったが、対面に陣取る白龍はめちゃくちゃに弱かった。お酒の席はある程度まではご愛嬌。その中で繰り広げられる、馬鹿らしさも面倒くささも、味ではあるのだが。

    「白龍くん飲み過ぎだよ」
    「今日は全然飲んでませんよ」
    「後ろの空の酒樽みてから言ってくれる?」
    「大体こんなに飲みたくなるのはあいつが悪いんです」
    「ジュダルくん?」
    「そうです」
     また勢いよく杯を空ける。あーあーと思いながらも、アラジンは黙って眺めていた。ここまで勢いに乗った白龍の、お酒を止める方が面倒だと経験則でわかっているからだ。
    「俺はずっとアイツがいつ遠征から帰ってきてもいいように色々と準備をしていたんですよ、こっちは!それなのにアイツときたら勝手に色々と初めておいて、」
    1035

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    k_ikemori

    PAST過去作_遙か3/現代ED後景望求める心はいつも

     
    聞こえるのは時計の秒針が時を刻む音、ノートの上を走るペンの音、そして自分の溜息…
    「……はあ」
    望美は本日何回目になるか分からない深い溜息と共にノートに走らせていたペンを止めた。
    そして机の上に置いたままの携帯へと視線を落とした。
    先ほどから何度携帯を開いてみても代わり映えしない待ち受け画面で望美はまた溜息をひとつ零した。

    『今が大事な時期なんだからね?』

    そう、残酷な言葉で制した人物を思い浮かべ望美は知らぬ間に眉間に皺を寄せた。
    望美も今が受験前で大事な時期だと重々承知している。…解っているのだがそれでもその言葉を聞いたときの落胆は隠すことが出来なかった。
    「…今日ぐらいいいじゃない。景時さんのいじわる」
    望美は携帯を閉じて不貞腐れたように頬を膨らませ、ペンを置くと机に突っ伏した。

    世の中はクリスマス一色に彩られ受験生の望美もささやかながら何かしたいと思っていた所で景時に釘を刺されたのだ。
    恋人が居ないならまだしも、何が悲しくてクリスマスに一人部屋で淋しく受験勉強をしなければいけないのか。不意に目の奥がツンと痛み視界が滲みそうになって慌てて首を振って紛ら 2070

    k_ikemori

    PAST過去作_遙か3/景望・オリキャラ(娘)がいます。氷原聞いて『景時を幸せにしてやんぜー!』という、勢いに任せて書いた。と、当時のあとがきに書いてあった…花かんむり


    こんな幸せがあるなんて思いもしなかった。


    風が優しく頬を撫で、包み込むように降り注ぐ太陽の光を浴びながら景時は緑の匂いのする空気を胸一杯に吸い込んだ。
    景時はぼんやりと開け、葉の隙間から差し込んでくる太陽の光の眩しさを遮るように手をかざした。
    そしてふと近くにあるはずの気配がない事に気づき、ゆっくりと首を巡らせば少し先に身を屈めて何かをしていて、その姿を捉えた事に安堵して再び目を閉じ、光を遮っていた手を下した。
    彼女と――望美と出逢う前は思い描く事もしなかった幸せが今この掌の中にある。その幸せは全て望美が運んできてくれたものだ。
    望美がいなければ願う事も、手に入れる事も、立ち向かう事すらしなかった。情けない所も沢山見せた男の隣に居てくれる。それすらも受け入れてくれた上、桜色の唇が「好き」と結んだ時は眩暈がしそうなほど幸せだと感じた。
    平家との戦が終わり、幾度もの季節が流れた。
    望美と初めて出会い、色々な花々が咲き誇る春。
    先ほどから微かに鼻腔をくすぐる花の匂いを感じて頬を緩めた。


    その時慌ただしく近づいてくる小さな足音に不思議に思い目を開けたのと、小さな影が眼前 3172

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