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    結月(ゆづき)

    @22Yuzuki22

    主に小説しか書きません。(絵は見せられるものは書けません)のんびりまったり上げたりしてます。

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    結月(ゆづき)

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    #CPにリプできたセリフ又はシチュもしくはアイテムで短編ssを書く をやって見た!①

    #シンキラ
    cincilla
    #イザキラ
    #アスキラ
    ascilla

    短編集①
    とりあえず3本書きました。



    ●アカツキ島の教会が舞台のシンキラ●

    「⋯⋯ここは変わらないね」
    アカツキ島にある教会。前まで孤児院の子供達の賑やかな声が響き渡っていたが、今はキラとシン以外の人が居ない為とても静かだった。

    「ここにずっと居たんですか?」
    「うん。孤児院があって、そこで皆と暮らしてたんだけど襲撃にあってね。それからはずっと来れてなかったけど、ファウンデーションでの時、1人でここに来たんだ」
    「それって⋯⋯」
    「そう。僕が洗脳されて、暴走しちゃった後だね」
    あの時、1人私服に着替えてどこへ行ったのか心配していたが、ここに来ていたのかとシンは納得する。
    「この像は以前からこの状態なんですか?」
    2人の目の前に立つ像は頭が無くなって壊れていた。
    「ううん。前はちゃんとした像だったと思う。襲撃の時に壊れちゃったのかもしれない」
    思い出すかのようにキラが像を見詰める。その横顔は少し辛そうに見えた。

    「キラさん」
    思わず名前を呼ぶと、像を見ていたキラの視線がシンに移る。シンはその場で片膝を付き、キラの手を持つ。まるで誓いを立てる騎士のように。
    「俺は、貴方を置いて何処へも行きません。貴方より先に死なない。だから、これからも傍に居させてください」
    シンの真剣な眼差しにキラは微笑んだ。
    「ありがとう、シン。これからもよろしくね」



    ●「そんなに見ないで」てセリフをイザキラかシンキラだったので、イザキラにしました●

    ザフト軍本部の一室。
    「ねえ、イザーク」
    「なんだ?」
    「うん、だからさ」
    「言いたい事はさっさとハッキリとら言え」
    「ーーっ! は、恥ずかしいから、そんなに見ないでよ!」
    頬を赤く染め、とうとう我慢が出来なくなったキラが叫ぶ。
    「見られて困る事でもあるのか?」
    じっとキラの顔を見ていたイザークが、しれっとそんな事を言った。
    「べ、別に困るとかじゃないけど⋯⋯その、君の」
    「俺の? ⋯⋯なんだ?言ってみろ」
    ニヤッと笑うイザークにキラはプルプル震える。
    「君の、顔が、き、綺麗だから、あんまり、見られると恥ずかしいんだよ」
    最期の方は声が小さくなってしまった。
    「そうか。俺の顔が綺麗だと? ならお前の顔は可愛いという事になるな?」
    「なっ!?」
    「俺はお前の顔が好きだから見ていただけだ。お前は俺の顔は嫌いなのか?」
    明らかに楽しそうなイザークに、顔を赤くしたキラがむくれた顔をした。これは絶対に言わせようとしていると思ったが、どう足掻いてもイザークには勝てない。

    「⋯⋯好きだよ」
    無駄な抵抗だと思いつつ小さな声でボソリと呟く。
    「なんだ? 聞こえない」
    「ーーっ! だから! 僕も好きだよ!」
    もうヤケクソだとばかりに言ったものの、思ったよりも大きな声が出てしまった。

    キラの言葉を聞いて、イザークが綺麗な顔で笑った。
    「俺もお前の事が好きだ。晴れて両思いだった事が分かった事だ。お前は俺の物だなキラ」
    その言葉で完全に負けを確信した。キラはイザークには勝てない。



    ● 攻め君に「ちょっと我慢して(語尾はキャラに合わせて変更)」というセリフを言わす●


    「うっ」
    ズキズキと身体のあちらこちらが痛む。
    確か爆発が起こって、キラの身体は爆風に煽られて倒れてしまったのだ。
    頭は咄嗟に守った為、怪我もなく意識もハッキリしている。
    痛むのは右足で、よく見ると右足の上に瓦礫が落ちており、瓦礫に挟まってしまった状態だった。

    無理に動かそうとするのは危険だと判断し、辺りを見渡す。
    キラ以外にも巻き込まれた人が居ないか確認したかった。
    何人か倒れている人が見えたが、みんな暫くすると動きだし、酷い怪我人も居ないように見えた。そのことにキラは安心する。さて、これをどうしようかと考えていると、キラの名前を呼ぶ声が聞こえた。

    「キラ! 無事か!?」
    焦った表情で来たのはアスランだ。
    「アスラン、どうして⋯⋯?」

    ここは地球のオーブで、アスランは仕事でプラントに行っていたと記憶している。

    「ちょうど戻ってきて、キラに会おうと思ったタイミングで爆発が起こったんだよ。それよりも足に落ちたのか。瓦礫を除けてやるから、少し待っていろ」
    キラの足に落ちた瓦礫を撤去していき、負傷したキラの右足が見えた。

    瓦礫の破片で切れてしまったのか出血も見られる。
    アスランは自分が付けていたネクタイをはずし、怪我をしている少し上をキツめに縛る。
    「うっ!」
    痛みにキラの顔が歪む。
    「すまないが、ちょっと我慢してくれ」
    止血の為の処置なのは分かった為アスランに任せた。
    「このまま病院に行くぞ」
    キラの身体を抱き抱え、アスランは出来る限り傷に響かないように振動を抑えて走った。
    所謂お姫様抱っこで病院に連れてこられたのだが、羞恥心を感じないほど、足の痛みが強くなっていたキラは病院に着く頃には意識を失っていた。
    キラの意識が戻った頃には、足の怪我は治療され白い包帯が巻かれていた。
    幸い骨には異常なく、傷が癒えるまで安静を言い渡されたキラはアスハ邸の一室に軟禁される事になったのだった。(無理してミレニアムに戻ろうとした為)
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