Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    69asuna18

    ドカメン:宗雨
    Twitter:@doka25Asuna

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 45

    69asuna18

    ☆quiet follow

    春コミの無配です。
    参加出来ていなかった、ワンドロのお題『お姫様』をおかりしました。

    君に夢中蛇の尻尾のような長い髪。どうやって手入れをしているのかと聞くと、はて、なんの事やらと言いたげな顔で踪玄は首を傾げるものだから。
    鈴蘭は大きな溜息をついて、初めての給料ですこし良いドライヤーを買ってあげた。
    元々それなりに綺麗な髪をしているのだから手入れをすればもっと綺麗になるはずだし、何より今の髪型が好きな鈴蘭からしてみれば、それを維持してほしいと言うのが本当の所だ。
    「鈴蘭殿のお給料なのですから、御自分の為に使ってください」
    一度はそう断られたものの。
    「僕が泊まりに来たとき用。んで、踪玄ちゃんも使っていいから……ね」
    お願い。と視線に込めれば、彼は潔く引いた。
    …のは良いが。泊まりに来て、一緒に風呂に入って。その度に、鈴蘭を足の間に座らせて。自分より先に鈴蘭の髪にドライヤーをかけて乾かすのだ。
    「踪玄ちゃんの方が長いんだからさ、先にかけなよ〜」
    「長いので、先にすると鈴蘭殿が風邪を引いてしまいます」
    額を撫で、頭を撫で、タオルを当てて櫛で梳かして。自分でするよと手を出すと、ドライヤーを持つ手を高く上げて。持たせないように意地悪をする。
    「小生にさせてください」
    このやり取りももう何回目か分からない。しっかりと乾くまで。丁寧に扱われて。
    「うん、いいでしょう」
    と、顳顬に口付けまで降ってくる。まるで手取り足取り世話をされるお姫様みたいだ。
    ……まぁ、それも悪くはないけど。髪を乾かしてくれて居るのはメイドさんじゃなくて王子様なんだよなぁ。なんて。

    ガラにもない事を思ったせいで、頬がじわりと熱くなる。
    「おや、すこし当てすぎましたか?」
    そう心配して顔を覗き込む踪玄の手から、ドライヤーを奪い取って。
    「交代っ!」
    と今度は鈴蘭が踪玄にドライヤーを当てる。その彼の肩は愉快そうに小さく震えていて。
    熱が引くまでこっちを見ないでと思いながら。ドライヤーの風の音で、彼の声が聞こえないのはやっぱり寂しいから。早く終わらせようと長い髪に指を通した。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    hama_gara

    CAN’T MAKEミノタウロス×忍者なジョチェのなれそめを頑張って書こうとしたのですが、途中で書けなくなってしまったので供養・・・二人がくっついた後の話はいずれ書くと思います。

    捏造多々で色々メタっぽい。モブがよく出ます。書きかけなので見直してません、誤字脱字あるかもです。
    ミノタウロス×忍者なジョチェ『……敵性勇者の反応消失を確認しました。お疲れ様でした』
    「ありがとう、カーラ」
    商店街とその路地裏をモチーフにしたカラクリだらけのダンジョンで、一人の忍者が呟いた。つい先程まで目の前に居た勇者一行は、レベルは適正値だったもののデバフと毒を駆使した素早い忍者の攻め手に翻弄されるまま、一人、また一人と膝をつき、ゲームオーバーとなったところだった。
    「カーラ、全てのカラクリをリセットしてくれ。それと、侵入者のアラートも再起動だ」
    『OK、マスター。指示を実行します』
    指示の受諾音声と同時に、ダンジョンが再構築され始めた。魔法で焦げた壁、斧が叩き割った窓ガラス、仕組みを見破られて解除されたカラクリなどが、仄かに点滅した後瞬く間に元の姿に戻っていく。夜が近付いてきた夕焼けの中で見る光は、いっそ神々しさすらも感じられる。
    8201

    todayishgday

    MEMO喬櫻。
    OOC大概有。

    原本想寫出那個店家每日限定的提拉米蘇,和今早櫻屋敷薫醒在南城虎次郎家,吃過對方做的午餐後,虎次郎端出的飯後點心是一樣的。
    當然、虎次郎端出來的提拉米蘇是為了壽星親手自製的。
    但實在不知道怎麼寫好,就模糊的去吧。(

    總之吵吵鬧鬧的愛情我永遠喜歡,希望喬櫻一生幸福。
    寫完發現正文字符剛好1413。請你們相愛一世一生嗚嗚。

    チェリ様大好き。ㅠㅠ
    「生日快樂」,「____」  今天的櫻花大人也是後頭跟著喬一起出現的。

      總是一起來到Crazy Rock的倆人,今天也讓人感覺渾身上下閃閃發亮,一如既往的被四方的尖叫聲迎接後,喬會滑向尖叫聲來源之一的辣妹們說說笑笑,同時櫻花大人會用嫌棄的眼神在面罩下對著喬不知道說什麼,然後去滑自己的。
      彷彿SOP一般的畫面今天也如常上演著。

      啊、今天櫻花大人在離開前留下的話語是「色情大猩猩」對吧?我好像讀出來了,謝謝今天櫻花大人沒戴面罩。多麼美麗!看看那個下顎線條……啊……這人是多麼美麗……。

      「有什麼事嗎?」
      「啊!」緊張到胡思亂想一通,回過神才想起來自己剛剛攔下櫻花大人的步伐後,甚至都不敢直視櫻花大人的雙眼,低著頭正在用遞出情書一樣的動作,遞出今早和櫻花後援會的同伴們一起在外挑選的蛋糕禮盒。
    1416