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    huhaitya

    @huhaitya

    水父小説またはセリフネタを
    やりたい放題投稿してます
    キャラ崩壊多数
    基本ネタ呟きなどですが
    よろしくお願いします!

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    huhaitya

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    水父中心水父子ほのぼの家族物も有り。
    XやBlueskyで上げた食べ物ネタメモをまとめた総集編第2弾です。
    時間軸や時空はバラバラ。
    この世界の父は家事万能お料理上手父です。
    そして胃袋を掴まれてる水木。

    小説では無いネタメモですのでご注意下さい。
    最後少しだけ食べ物小説有り。

    パスはWebオンリーサークル説明欄をご確認下さい。

    #水父
    #ほのぼの
    heartwarming
    #水父子家族

    【いっぱい食べる君達が好き2】【七草粥】

    水父

    水「朝は粥か」
    父「七草粥じゃ」
    水「もうそんなか…正月もあっという間だな」
    父「去年お主は食える七草がいいと言っておったな」
    水「よく覚えてたな」

    父「七草粥は健康祈願物じゃから味は二の次じゃぞ」
    水「いや十分美味い」
    父「正月料理ばかりで重くなった胃にいいとされておる」
    水「これ食って今日仕事を頑張りますかぁ」
    父「程々にな」
    家族皆健康でありますように、七草粥


    【冷や水】

    水父
    時代劇を見てる父達

    父「この時代は懐かしいのぅ」
    水「そういや忘れてたが長生きだったなお前」
    父「忘れるでないわ」

    水「懐かしくなる序でに、この時代の話とかしてくれよ」
    父「そうじゃなぁ…話よりも久しぶりに食いたい物がある。ちと待っとれ」

    父「待たせたの」
    水「なんだこれ。水に…白玉?」
    父「昔流行った『冷や水』じゃ」
    水「『冷や水』…いや、ぬるいな!全然冷や水じゃねぇな!あと甘くもない…」

    父「江戸の時代は氷など無いから、冷えた井戸水と少しだけの甘味料と白玉で作る『冷や水』じゃ。いくら冷えた井戸水で作っても、桶で運ぶ内にぬるくなる。しかしコレが真夏にバカ売れしとったんじゃよ」
    水「当時は貴重な水分補給ってか…うん、ぬるい。もう1杯」
    父「昔はこれも『冷っこい冷っこい』と売ってたものなんじゃよ」

    水「……まるで売ってた事あるみたいな言い方だな?」
    父「さて、どうだったかの」


    【しあわせバター】

    水父

    父「うむ。ぽてちとやら美味いのう」
    水「今は色んな種類があるからな」
    父「野菜の味がこんなにするもんなんじゃな」
    水「コンソメ味気に入ったか?」

    水「お、これも美味いぞ」
    父「うむ!しょっぱいだけでなく甘みもあるのう!」
    水「何味だったかな…『しあわせバター』味だと」
    父「確かに幸せな味がすのぅ」

    水「バターっつーのは何でか身体に染み渡るよなぁ…そして罪な味だ」
    父「全然罪ではないぞ?」
    水「身体に気を使いまくる人間が良く言うヤツだ…バターは油だからな」

    父「『しあわせばたー』なんじゃから、食うて幸せになるのが1番じゃ。ほれ水木」あーん
    水「……確かに、こうやって食ってたら幸せになるなぁ」
    イチャラブ幸せバター


    【かき揚げ】

    水父

    父「揚げたてじゃぞ」
    水「かき揚げか。なんだか綺麗な色だな」
    父「桜えびじゃ」
    水「お。旬だなーそれだけじゃないと見た」
    父「食うてからのお楽しみじゃ」

    水「うん。やっぱり揚げたては美味いなー桜えびも香ばしい…そしてもう1つ…これは…シラスか?」
    父「おぉよく気づいたの」
    水「美味いわけだ……もうすぐ春か…」
    父「桜が咲いたら今年も鬼太郎を連れて花見に行こう」
    水「そうだな」


    【パン】

    水父
    はじめての、ぱんつくり

    水「書いてる人間はパンを作った事ないから端折るぞ」
    父「書いてる人間?」
    水「とりあえずこれ捏ねろ」
    父「しょーち」
    こねこね

    水「丸くてもいいけど何か形にするか?」
    父「楽しそうじゃ!」

    父「猫じゃー」
    水「(萌)」
    父「犬じゃー」
    水「(猫と形の差がねぇ萌)」
    父「馬じゃー」
    水「なんでこのラインナップで突然馬!?萌!!」
    この男、心の声もリアルもうるさい

    水「それを1回発酵させる」
    父「置いておくんじゃな」
    水「(思ってたよりトレイにミチミチに入ってるがいいのか…?)」
    発酵後

    父「……」
    案の定ミチミチにしすぎて皆くっ付いた!
    合体!残念!

    水「萌萌萌」
    この男ずっと萌えてる
    焼いたらちゃんと美味しかったので
    くっ付いてても問題ないのじゃ!


    【卵焼き】

    水父

    水父前の水木
    水「甘い卵焼きは苦手なんだ…卵で甘いのってのがなぁ…」

    水父の水木
    父「今日は鬼太郎が甘い方の卵焼きが良いと言うてな…お主用に別で作ろうかの?」
    水「いや。お前の卵焼きなら甘くても美味い」
    結局こうなる男
    人は変わるもんだな


    【春巻き】

    水父

    水「やっぱり春巻きは揚げたてだな!ビールに合う!」
    父「お主はなんでもそう言うのぅ」
    水「事実だからな。今日のはいつも以上にシャキシャキしてるな」

    父「筍を多く入れたからの。本来『春巻き』はその名の通り、春に芽吹く食材を多く巻いたから『春巻き』じゃ」

    水「まだまだ寒いがもうすぐ春か…」
    父「今年も弁当を持って鬼太郎を連れて花見に行こう…」
    水「……そうだな…この春巻きもたっぷり入れてくれ!」
    父「勿論じゃよ」


    【ココア】

    水父
    何番煎じでもやりたいネタ
    バレンタイン

    折角バレンタインなのに残業残業で疲労困憊水木
    本当なら父からチョコ貰ってラブラブあまあまバレンタインが…
    もうすぐ日付かわるじゃねぇか!
    とほほ…

    父「お疲れ様じゃな水木」
    水「ただいま…すまん、飯は済ませてきた…」
    父「そうか、なら飲み物だけ入れよう」
    良妻な父は文句は言わない

    水「(それなのに俺はこんなダメな旦那だ…)」
    ※旦那ではない

    父「ほれこれでも飲んで暖まれ。ワシは先に風呂へ行ってくるからの」
    水「あぁ…すまん…」こくり

    水「は!?甘!?え!?(ゲゲ郎の奴、やっぱり放ったらかしてる俺に嫌気がさして嫌がらせを!?)」ガーン

    水「…ん?この甘さ…これは…ココアか…?何でココア…?しかも結構濃いめだな…甘い訳だ…」
    水木さんずっとパチクリ

    水「ココア………ココア?ココアって確か原材料ってカカオ…………あ。 」
    チョコじゃん!

    水「……んのやろうッ!」
    グビリと飲んでドスドス足音鳴らして服脱ぎながら父の入っている風呂場へ突然するのである
    クスクス笑う父の居る風呂場へ

    翌朝
    改めて二人してココアを入れて飲むのである


    【雲丹】

    水父

    雲丹を初めて見た父はイガイガのまま食おうとするだろうな
    しかも普通にバリバリ食う

    水「違う違う中身だけ食うんだ!」
    父「栗みたいなものか」
    水「その様子だと初めて栗食った時もやってるな?」

    父「栗どころか銀杏もそのまま食ったぞ」
    水「ドヤるな。よく食えたなお前」
    匂いに負けず食う


    【スフレオムレツ】

    水父

    是非に父にスフレオムレツ食わせたい
    フワッフワのオムレツ
    厚みのあるオムレツをキラキラした目で眺めてくれ

    父「分厚いのじゃ〜」
    水「(これ確か早く食わないといけないんじゃなかったか)」
    しかし言わない
    言いなさいよ
    そして眺めまくってたらしぼんでく

    父「ワシのふわふわ…」
    水「萌」


    【スフレオムレツリターン】

    水父

    折角のスフレオムレツをショボショボにしぼませてショックだった父に萌えに萌えて
    しかし流石に可哀想なので作ってやるか、なる水木さん

    水「確か卵白をひたすら泡立てて作ればいいんだったか」
    シャカシャカ

    水「こんなんか?まだか?」
    シャカシャカシャカ

    水「これいつ泡立つんだよ!?」
    シャカシャカシャカシャカ

    水「ーーー!!」
    シャカシャカシャカシャカシャカシャカ
    ひたすらに泡立てまくってやっとメレンゲに
    そして黄身を咥えてフワッフワオムレツに

    父「凄いのじゃ水木!」
    水「そ、そうか…」
    疲労困憊

    父「ふわふわじゃー!」
    幸せそうに食べる父
    それなら…良かった

    父「ほれほれ水木!」あーん
    水「…美味いな」
    父「じゃろー」

    水「でも二度と作らない」げそ…
    父「お疲れ様なのじゃ」


    【おからのお菓子の日】

    水父

    安いからと、おからを買いすぎた
    卯の花炒めは連日作り過ぎて飽きてくる
    困った…としてると
    ご近所奥様に知恵を借りる父

    水「おからを消費するんじゃないのか?」
    父「これにたんと、おからが入っとるんじゃよ」
    水「おからで蒸しパン!?」
    ふかふか蒸しパン〜

    水「甘すぎないから幾らでも食えるな」
    父「干葡萄がじんわり美味いのう」
    そして、おから料理食べて肌がツヤツヤになる水父


    【父の塩おにぎり】

    水父
    小腹がすく夜

    父「何かつまむ物でも作るか?言うても買い置きはあまり無いぞ?明日買い出しをする予定じゃったから」
    水「じゃあアレでいい。お前の塩おにぎり」
    父「そんなんで良いのか?中の具は?」
    水「塩おにぎりでいいさ」
    米はあるからいいが、となる父が用意し始める

    水「見てていいか?」
    父「良いが…何も特別な事ではないぞ?ただ握るだけじゃ」
    水「いい、いい」
    手をよく洗い手のハラに少し塩をフリ、ほかほかご飯を手早く乗せて軽く握っていく
    手早いその動きで塩おにぎりがコロコロと出来上がるのを見つめる水木

    父「ほれ召し上がれ」
    水「頂きます……うん、やっぱり美味いな」
    父「米が良いからなぁ」
    水「それだけじゃないなぁ。お前から美味い成分でも出てるのか?ってくらい、普通よりも美味い」
    父「幽霊族にそんな成分は無いぞ?」
    水「そう感じるんだ」
    父の温もりも感じて平らげる、塩おにぎり



    【ピザ】

    水父

    ピザって
    食べようとすると先端ペロンって下向いちゃうじゃない?
    それを口に入れる為に父が
    アーと口開けて少し舌出してピザを口に入れようとする姿が見たい…

    えっちやん……
    水木は目の前の席で見てればいい…
    ハチミツピザとかでテラテラなのとか……父にわざと食わせるか

    父「ぴざに、蜂蜜、とな!?」
    水「今流行ってるらしいが…俺はしょっぱいのと甘いのの組み合わせはちょっとな…食うか?」
    父「うむ!」

    父「凄く蜂蜜がかかっておる!流石にかかりすぎて…垂れる…チーズもあるから更に垂れて……あー…」口パカー
    水「…ッ」じっ!
    口元汚すのを待機水木


    【ひゃくぱーせんとー】

    水父

    父「水木…ワシは恐ろしい事に気づいてしまった…」
    水「(何百も生きているコイツにさらに恐ろしい事だと!?)」

    父「先程取りに行った、どりんくばーの100ぱーせんとおれんじじゅーすから、100ぱーせんとなのに水みたいなのを入れられている事を…!」

    水「……気づいちまったか」
    恐ろしいなぁ

    (まぁ実際本当の100パーセントジュースは少ないらしく、濃縮したシロップを特殊な液と一緒に出して提供するらしい)


    【なたでここ】

    水父

    父「水木よ…またワシは謎が増えてしもうた」
    水「今度はなんだ」

    父「『ナタデココ』とは、つまりなんじゃ…?」

    水「そりゃぁお前…あれだよ……あれ?………ナタデココはナタデココだよ」
    ナタデココとは一体…

    ※ココナッツを発酵させた発酵食品らしい
    つまりそのままでは存在していない


    【ポトフ】

    水父

    父「しまった寝過ごした!水木が帰ってきてしまう!夕飯!」

    父「と、とりあえず野菜切って適当な肉入れて…かれーでも…あ!るーが無い!ど、どうするか…ぶいよん?とりあえずこれ入れて煮るか!」せかせか

    水「お、今日はポトフか。洒落てるな」
    適当に作った物に名前があった事に安堵


    【アクアパッツァ】

    水父


    父「しまった、また!仕方ない今日も食材をぶち込むだけで…む!肉が無い!えぇい魚を丸々入れてやる!」せかせか

    水「お!なんだっけこれ。アクアパッツァ?すげぇの作れんだなー!」
    父「(何か知らんがまた名前があってよかった!)」
    苦し紛れで野菜と魚煮たらアクアパッツァになった


    【残り物焼き鳥】

    水父

    父「うむ…」
    水「何見てんだ?」
    父「うむ。ご近所さんからの効率の良い『れしぴ』をな」
    水「ほう」

    父「『残ってしまった前日の焼き鳥を新しい料理に』」
    水「なんだと!?」

    水「焼き鳥って残るのか…!?」
    父「お主は出されたら出された分食い切るものなぁ」
    父の料理は残さない男


    【まだ料理不慣れ父の弁当】

    水父
    モブ有

    水「蛙だけは入れるなとは言ったが…弁当に納豆を入れるな…!」
    ネチャァ…

    数ヶ月後
    「生野菜…魚…煮物…そして綺麗!」
    「凄い!完璧なメニュー!」
    「いいなぁ水木さん!」
    水「いやぁ」
    すっかり成長して周りが拝みに来る様になる弁当に

    水「(でも昔のちょっと抜けてる弁当も嫌いじゃなかったんだよな…)」
    結構父からの弁当ならどれでも喜ぶ水木


    【納豆汁】

    水父

    水「今日味噌汁は…何だこれ」
    父「納豆汁じゃ」
    水「納豆!?味噌汁にか!?」
    父「まぁまぁ食うてみ」

    水「…全然ネバネバしないし、めちゃくちゃ美味い…!そうだよな、味噌も納豆も大豆だから合わないわけが無いか」
    父「昔の冬場は野菜が無い為に汁物の具として納豆を入れておった名残じゃ。冬と言えば納豆汁な地域はまだまだ残っておる」
    水「不思議と身体も暖まるな」
    つきたて餅に納豆も美味いぞ


    【グラタン】

    水父とチビ鬼

    まだまだ舌っ足らずの鬼君時代は絶対可愛いね
    大人と同じに言えないのにムスッとなっちゃうだろうね

    水「グラタン熱いから気をつけろ」
    鬼「ぐららん」
    水「グラタン」
    鬼「ぐら…らう」ム
    父「可愛いからよい」
    デレデレ

    水「お前も言えてるか怪しいしな」
    父「失礼な!」

    父「ぐらたん!」
    水「言えてる様な言えてない様な」
    親子に萌えまくればいい

    水「まぁお前の滑舌悪くなるのはヤってる最中が一番だよな」
    父「それを今言う事か」
    アツアツグラタンぶっかけるぞ


    【白菜と豚バラのミルフィーユ鍋】

    水父

    白菜とバラ肉を交互に重ねてブツ切りにして
    土鍋にギュッギュ
    その上から昆布だしを少しと、大きい手で二掴み分の鰹節
    それだけ入れて蓋をして
    ゆっくりコトコト

    水「白菜とバラ肉だけなのにめちゃくちゃ美味いし暖まる」
    父「これなら腹にも優しいじゃろ。早く風邪を治すんじゃよ」
    水「おう」


    【いつかの林檎】

    水父
    仔ゲゲ有

    仔「この赤い実は何じゃ…んぅ結構酸っぱい…しかし食えなくはない。これなら腹が満たせれる」シャリシャリ

    水「甘い林檎だな」
    父「そうじゃな…昔の頃はこんなに甘くはなかった…良い時代になったものじゃ…」

    父「ただ腹を満たすための実と思っておったが…こうやって誰かと食うのもいい」
    水「…そうだな」

    水「真っ赤に熟れた林檎みたいなお前を俺は早く食いたいな?」
    父「台無しじゃよ?」
    いい感じの話だったのに


    【駄菓子】

    水父

    水「懐かしいな」
    父「この細長いのはどう食うのじゃ?」
    水「それは中がゼリーになってるやつで上を切ればそのまま食える」
    父の目の前で細長ゼリーの封を開けてやると
    そのまま父がゼリーにパクつく
    何か既視感

    水「(ネコチャンのちゅ〜るだ)」
    ちゅ〜るちゅ〜る父ちゅ〜る


    【なすびの日】

    水父

    水「茄子の揚げ浸しに茄子の大葉炒めに麻婆茄子…茄子尽くしだな」
    父「茄子の日だからと安く叩き売りしておったものでな」

    水「『秋茄子は嫁に食わすな』って言うのは『美味すぎるから食わすな』ってよく聞くが」
    父「諸説あるが『身体を冷やす秋茄子を嫁に食わせてはいかん』と言う意味もある」
    水「そっちの方が平和ではあるんだがな」

    水「『ウチの嫁』も身体を思って食わせない方がいいか?」
    父「残念ながらコレは秋茄子ではないから良いのじゃもん」
    水「(嫁は否定しないんだな)」
    そんな、なすびの日


    【千切り大根】

    水父

    千切り大根、つまり切り干し大根
    煮物によし
    味シミシミで栄養もある
    しかし…

    父「確かに千切り大根は栄養もあるし良い食材じゃが…食いすぎると身体に良くない所もある…程々にせねばならん………聞いとるか?」
    水「?」もぐもぐ
    父手作り切り干し大根の煮物口パンパンにして食う男

    水「切り干し大根おかわり」
    父「3杯目は流石にもう出せん!」
    明日の分も食いおったコヤツ


    【小豆粥】

    水父

    水「ん?粥?」
    父「今日は冬至じゃ」
    水「冬至は分かるが…南瓜を食うんじゃないのか?」

    父「確かに南瓜を食う日でもあるが、冬至の朝に小豆粥を食う事もある。疫病にかからぬ様にの願掛けじゃ」
    水「……そうか……うん、美味い」
    父「そうか」
    少しでも長生きしてくれ水木


    【煎餅汁】

    水父

    父「今夜も冷える。暖かい汁物をしっかり食うのじゃよ」
    水「そうだな。おぉ具沢山だ」
    父「そしてコレを入れる」

    水「コレって…え!?煎餅か!?」
    父「煎餅汁じゃよ」
    水「そうゆうのがあるのは知ってるが…ぐちゃぐちゃにならねぇ…?」

    水「…ん?全然気にならない…寧ろモチモチになっててスゲェうめえ!」
    父「出汁をよく吸うから『すいとん』の様じゃろ」
    水「なるほど」

    父「腹からじわじわ温まって寒さを乗り越えるのじゃぞ」
    水「俺は食った後も温まりたいんだがなぁ?」
    父「熱い男じゃなぁ」
    水「冬にピッタリだろ」


    【仕事始め】

    水父
    モブ有り

    新年も開けて仕事始めの水木さんの1日目のお弁当

    水「……」
    「あぁ水木さん家もですか…家もです…」
    水「やはりですか…」
    「はい…」

    「あっちの既婚者組どんな会話?」
    「片方既婚者か?」
    「あー多分弁当が…」
    「おせちの残り詰められてるっぽい」
    「あー…残りがち…」
    「効率よく減らさせる気だ。賢い嫁達だな」
    「片方嫁か?」
    嫁だし既婚者だわ(違う)


    【シジミの日】

    水父

    何度目だ味噌汁ネタ
    父の味噌汁がやはり好き水木
    その中でも二日酔いの後に飲む
    父のシジミの味噌汁がやはり1番

    二日酔いになるまで飲むなってーのは
    野暮な事
    父と飲んでるとどうしても二日酔いになる
    飲みすぎる
    でも父はケロリとしてるから
    何時かは父より酒強くなりてぇってなる水木は
    今日も父お手製のシジミの味噌汁を飲むのである


    【柏餅】

    水父と仔ゲゲ
    仔ゲゲが共にいる世界線
    こどもの日

    仔「大きいワシ、何を作っておるんじゃ?」
    父「柏餅を作る為に柏の葉を熱で殺菌しておるんじゃ」
    仔「かしわ?」
    父「今日のこの日に食べる美味い餅じゃよ」
    仔「美味いのか!」
    父「沢山手伝ってくれれば沢山作れるぞ」
    仔「やる!」

    水「ただいま!」
    父「今日は早いのぅ水木」
    水「今日はこどもの日で柏餅を作るだろ?待ちきれなくて走って帰ってきた」
    父「お主なぁ…小さいワシよりも待てん男じゃな」
    水「お前の美味い柏餅を食い逃す訳にはいかないからな」
    呆れながらもモニョモニョ嬉しい父
    仔ゲゲももち米をコネたり包んだした沢山の柏餅

    仔「美味いのじゃ!」
    父「柏餅は『男の子が元気に育ちます様に』という願掛けもある」
    仔「ワシはもう子供ではないぞ!」

    父「そこにお主よりもデカいのが子供みたいに柏餅を食うてるから何時までも子供でもよいではないか」
    仔「あぁ!食いすぎじゃぞ水木ー!」
    水「やっぱ手作りはうめぇな!」
    父「喉に詰まらせるでないぞー」
    ワイワイこどもの日



    ーーーー

    【水父お食事デートシリーズ】

    【シフォンケーキ】

    水父

    水「ここはシフォンケーキが美味いらしい」
    父「しほん?」
    水「このフワフワしたやつ」

    父「ほ?ほー?なんじゃこのふかふかはぁ!口に入れたら無くなってしまった…!」
    水「そのホイップ付けて食うとまた美味いぞ」
    父「ん〜〜♡」

    水「(〜この為に働いてるんだなぁ俺は〜)」悦


    【ちち、はじめてのおこうちゃ】

    水父
    いい所のラウンジデート再び

    父「日本茶はないのかのぅ…」
    水「流石に様式ラウンジには日本茶は難しいな…コーヒーがダメなら紅茶ならあるが」
    父「こーちゃ?」

    父「…」
    ちょっと渋かったらしい
    一々反応に萌えてしまう水木
    水「ミルクティーにするか」
    父「みるくちー…」
    ミルク入れて砂糖入れて

    父「…甘い!」ぱぁ
    水「そりゃ良かった」
    父にはまだブラックコーヒーもストレート紅茶も早かったらいい


    【定食屋さんでホッケ定食】

    水父
    モブ有

    父「こんなに大きな切り身を1人で食うていいのか!?」
    大袈裟に喜ぶ父に
    ホッケ位幾らでも食えッ(萌)
    ってなる水木

    食べ方が綺麗な父は器用にペリペリ背骨を外し
    少しずつ身を解しながら口に運ぶ
    水木は箸での一切れがめちゃくちゃ多くて
    一気に口に入れて白米もかき込む
    直ぐに食い終わる水木の横で
    3分の1だけホッケ残した父

    父「ご主人、ここに茶を入れてくれるかの?」
    「お客さんわかってるね」
    ご飯茶碗に残してたホッケを入れてアツアツの煎茶を掛けてもらう父
    ホッケ茶漬け

    水「うっわ!ズリィーめちゃくちゃ美味そうな奴じゃん!」
    父「長生きするもんじゃろ?」
    水木は我慢出来ずに普通にお茶漬け注文して食う


    【ストローブワッフル】

    水父
    喫茶店デート

    水「この店は面白いワッフルがある」
    父「わっふる…あのふわふわしてる奴じゃな!こんびにで売ってるのを食うた事がある!」
    水「それとは別の本格的な奴」
    父「ほ?」
    目の前に暖かい飲み物が置かれて
    それを蓋をするように平たいお菓子が被せられる

    父「…なんか薄い煎餅みたいなの乗っ取るが?」
    水「煎餅言うなw」
    父はとりあえず和菓子に例える

    水「これがワッフル『ストローブワッフル』」
    父「?」
    水「暖かい飲み物の上に置く事で挟んであるクリームがトロトロになる。食ってみろ」

    父「おぉ!中身がトロトロじゃ!いくらでも食える!」
    水「そりゃ良かった」

    父「しかし何もしてないそのままでも充分美味いぞ」バリバリ
    水「まぁ…そうゆう食い方もある…」
    シャレた食べ方よりも
    そっちのが合ってるな、やっぱりってなる水木


    【フレンチトースト】

    水父
    おデートでの初めてのフレンチトースト

    父「黄色くて…ふわふわじゃ…あ、あいすが溶けて…!大変じゃぁ!」
    水「大変ってなんだよ。熱いうちにアイスと絡めて食うのが美味いんだよな」
    父「た、大変じゃ水木!」
    水「何だ!?」

    父「気がついたら無くなってしまった…」泣
    水「んふふwww」
    父「水木みたいにすごい速さで食ってしまった…」悲
    水「みたいには余計だわ。オカワリしろオカワリ」
    2皿目はゆっくり堪能する事が出来ました
    自分はフレンチトーストってほぼ飲み物だと思ってる

    【甘いのとしょっぱいののパンケーキプレート】

    オシャレカフェ
    まぁそんな事より食い物じゃ!な父

    父「くりーむそーだは外せんじゃろ?何を食うか…甘いのも食いたい…しょっぱいのも食いたい…」
    水「どっちも食えばいいだろ」
    父「お主と同じ胃の大きさと思うでない」
    水「じゃあコイツにしたらいい」
    目玉焼き乗せしょっぱいホットケーキ&
    バターメープル甘いホットケーキセット

    父「こんな贅沢でよいのか!?」
    水「そうゆうセットだからな。皆同じ事考えるんだろ」
    父「甘くないほっとけーき、どんなかと思ったがぱんの代わりになって美味いのぅ!」
    しょっぱいのも甘いのも食べたい人に
    優しい完璧プレートに感動しろ父


    【クレープシュゼット】

    水父
    モブ有

    水「ここのクレープをお前に食わせたくてな」
    父「こんなおしゃれなお店でくれーぷなのか?」
    店員さんが物々しく運んでくる
    テキパキ用意

    父「食器を使って食う、贅沢なくれーぷと言う訳じゃな」
    「失礼します」
    父「?」
    皿のクレープに火を着火!

    父「な!?な!?良いのか!?燃えとるが!?」
    水「こーゆう料理なんだ。フランベ。アルコールを飛ばすんだ」

    父「え。酒なら飛ばさずそのままのがいいんじゃが?」本気
    水「それはちょっと分かる」
    店員さん苦笑い
    炎が消えたクレープシュゼットの出来上がり

    父「ん!暖かいくれーぷは初めてじゃ!ほんのり蜜柑の味じゃな!」
    水「オレンジリキュールでフランベするからだってさ」
    父「そして何より」
    水「おぅ」

    「「酒にあう!」」
    クレープに合う飲む用リキュールと一緒に
    大人クレープ


    【中華そば】

    水父
    麺屋

    父「ちゅーか…そば?」
    水「中華そば2つ」
    運ばれてきたのは中華そば(ラーメン)

    父「…?水木、蕎麦ではないが…?」
    水「実はこれも『そば』だ」
    父「そば…?」ずずー

    父「……そば?」
    水「www」
    父、ずっと首傾げて食ってる
    でも美味い

    なんでラーメンと中華そばを分けるのか謎


    【海人麺屋】

    水父

    水「沖縄料理店なんて珍しいなぁ。やっぱ沖縄料理と言えばソーキそばだろ」
    父「蕎麦は好きじゃ」
    出てきたのは見た目ラーメン

    父「…そば?」
    水「これもラーメンだなぁ」
    父「中華そばみたいなもんか…凄い分厚い焼豚じゃ!」

    水「ラフティだな」
    父「らふ…?」
    水「豚の角煮な」
    父「焼豚ではなく角煮を乗せるのか!」

    父「しかしなぜそば」
    水「郷土料理だから仕方ない」
    色んなソバあるねー


    【初のブルスケッタ】

    水父

    父「ぶる…?」
    水「焼いたパンの上にトマトとかチーズとか乗せたの」
    具が落ちないようにぷるぷるしながら恐る恐る食べてくれ
    あー?って口開けながら頑張って口元へ持って行って
    いざ食べれば美味い!って笑顔
    モヒモヒ食べて欲しい

    まだ食べてない水木のワインが進む


    【餡蜜】

    水父

    よく行く喫茶店でいつもクリームソーダ喜んで飲んでる父にさ
    たまには別な食わせてやるか
    って、餡蜜を頼んであげて
    初めての餡蜜にキラキラする父

    父「こんなに色んな物が乗った物が存在するのか…!」
    めっちゃ喜んで食べる父に
    フと思う
    もっと高ぇフルーツ盛り盛り食わせてぇ…

    そして連れてきたホテルラウンジで
    初めてのコーヒーフロートとプリンアラモードのご対面

    それはそれは喜んでフルーツ盛り盛りプリンアラモードを食べる父を見て
    思ってた以上のリアクション貰えて
    何も食べてないのにとても満足な水木

    そんな経緯の🥄ならいいな


    【コーヒーの日】

    水父
    モブ有
    何度でもやりたいネタ

    やっぱ現パロでコーヒーショップ通い水木がいて
    その水木目当てに同じ時間にコーヒーショップ行く女性はいるわけで

    いつ声かけようかとしてる時に
    コーヒーと普段買わない甘いフラペチーノを買ってて
    え?ってなってたら嬉しそうに受け取る父が居て

    その2人の表情が完全に『恋人』なソレで
    これは入る余地が無いと判断して
    トボトボ諦めていくモブ女子達の話

    尚、この2人
    付き合ってない


    【ローストビーフ】

    水父

    ローストビーフを生焼け肉と言い続ける父だけども
    やっと理解が追いついてきた
    ローストビーフは良いレアな肉の薄切り!
    覚えたのじゃ!

    そして別のレストランで
    分厚いタイプのほぼステーキなローストビーフ1枚ものが出されて
    また混乱する父

    父「ろーすとびーふは…薄くて…半ナマで…」
    水「これもローストビーフだな」
    父「すてーきとどう違うんじゃ…」
    水「俺も詳しくは分からんが多分作り方が違う…」
    難しいね高いお料理って
    首傾げながら、でも美味いってなる父を見るのが楽しい水木オジサン


    【分厚いハンバーガー】

    水父
    モブ有

    タワーみたいに高さのあるバーガーを提供する店にきた
    しかも目の前で作ってくれるタイプ
    父はそれを見ながらワクワク待つ

    父「あれはワシのじゃな!」
    水「結構デカイな」
    色々挟めて上にパンを乗せて
    おぉ出来た!
    ってなった瞬間
    店員さんが長い棒で容赦なくバーガーをぶっ刺す

    目の前で自分のバーガーが串刺しになった瞬間を見てしまった

    父「ばーがーどのーー!!」泣
    「えw」
    水「www」
    ワシのばーがーどのがーー!!


    【鉄板お肉】

    水父
    モブ有

    肉を目の前の鉄板で焼いてくれるお店に来た
    言い肉が目の前に!
    ワシの肉じゃな!?
    コレはワシの肉じゃな!?
    ってなりながら眺める父

    ジュワワーとなっていい感じの肉
    出来たか!?
    ってなった瞬間肉に蓋をされて
    何故隠すんじゃ!?
    って絶望する父

    一々父の動きが面白くてずっと笑ってる水木とシェフ


    ーーー
    【水父子家族ほのぼのシリーズ】


    【野菜たっぷり卵焼き】

    水父子

    鬼君に野菜を食わせたい父
    さてどうしたものか…
    好きな物となら沢山野菜を取ってくれるはず…

    鬼「凄いです!今日の卵焼きはゴロゴロ色んなのが入ってます!」
    水「ミックスベジタブル満載の卵焼きか。食いでがあるな」
    野菜沢山食べれました


    【ピーマン】

    水父子と水母

    父「鬼太郎はピーマンをなかなか進んで食うてくれんな」
    水「子供の苦手な野菜No.1だからな。どーするか」
    水母「あら、そんなの簡単よ」

    鬼「お肉の味でピーマン苦くないです!」
    水母「うちの子もこれで食べれる様になったわ」
    水「その話はいいです…」
    ピーマンの肉詰め美味し


    【カップスープ】

    水父子

    水「寒くなってきたなぁ」
    父「鬼太郎、今日はどれにする?」
    鬼「んー今日はコーンにします」
    水「俺トマト」
    父「はいはい」
    水「あ、お湯少なめ濃いめな」
    父「わかっておるよ」

    水「うめぇ」ズズー
    鬼「温まりますね」
    父「冬にこれが無いともういかんなぁ」
    寒い日は暖かカップスープ


    【恵方巻き】

    水父子
    何番煎じでもやりたいネタ

    父「さて節分じゃな」
    水「ほら鬼太郎、豆まきしような」
    チビ鬼「おには…そと…?」うるうる
    水「は…!」

    父「大丈夫じゃよ鬼太郎。地方によっては『鬼は内、福は内』と言う所もあるんじゃ」
    チビ鬼「おにも…?」
    父「昔話には節分で可哀想な鬼を『鬼は内』で招き入れ、喜んだ鬼が『福』をもたらしたと言う謂れもある」

    水「地方には色々違うんだな」
    父「こちらでは大豆を撒いておるが、場所によっては落花生や駄菓子を小袋にいれて撒く所もある」
    水「それは掃除が楽そうだ」
    父「じゃから安心して『鬼は内』をしような」
    チビ鬼「はい!」

    父「さて飯も食おう」
    水「恵方巻きか?」
    父「それもいいが節分に鰯を食べるのもいい。邪気祓いじゃ」
    水「頭を飾るのは見た事あるな」
    父「本来ならそれもいいんじゃが…この辺りでやらない家が多いと苦情がきそうでな…」
    水「あぁ…」
    鰯は生臭い…


    父「けんちん汁を食うたり蒟蒻も体内の掃除にいいとされてて節分に食う」
    水「恵方巻き、けんちん汁、蒟蒻の煮物、鰯の干物…結構豪華な晩飯だ」
    チビ鬼「おなかすきました!」
    父「さぁ食べよう!今年の恵方は西南西じゃぞ!」

    三人揃って行儀よく
    ちょっと笑える節分スタイル
    今年も健康で過ごせますように!


    【蘇/生キャラメル】

    水父子

    水「まずい!安いからって大量に買った牛乳の期限が近い!」
    鬼「一生懸命飲みますか」
    父「ならワシにやりたい事がある」
    牛乳を鍋で煮だす父

    水「シチューでもするのか?」
    父「これは菓子にするんじゃ」
    鬼「牛乳煮てるだけですけど?」
    ひたすらに煮ること数時間

    水「なっが!」
    鬼「これは人間でも作れる料理なんですか…?人間の体力…」
    父「ひたすらに煮るからのぅ…」

    鬼「でもなんだか水分が無くなってトロトロに」
    水「ホワイトソースみたいになったな」
    父「かなり水分が無くなったらこれを容器に入れて冷やす」

    父「『蘇』の完成じゃ」
    水「『蘇』?国のあの?」
    父「蘇は古代からある牛の乳を煮詰めて作る古い食べ物じゃ」
    鬼「ほんのりチーズの様な味ですね」
    父「昔は薬にもされておったのじゃよ」

    水「黒胡椒かけたのやオリーブオイルかけたのもうめぇな」
    鬼「完全におつまみ」
    父「そうゆう食い方もある」


    水「じゃあ俺も懐かしい菓子を作るか」
    鬼「コンデンスミルク…缶?」
    水「これをひたすらに煮る」
    父「缶のままか?」
    鬼「またひたすらに煮るシリーズ」

    水「このまま煮てると…キャラメルになる」
    鬼「白いコンデンスミルクが茶色に!」
    父「不思議じゃなぁ」
    水「パンに塗ったり冷やし固めて硬いキャラメルにしてもよし」


    【稲荷寿司】

    水父子
    初午

    父「晩飯じゃよ」
    水「今日は稲荷寿司か」
    父「今日は初午じゃからな」
    チビ鬼「うま?」

    父「昔の暦は十二支が使われておった。その名残が今もある。子の日、丑の日…午の日…今日が午の日じゃ。2月の初めての午の日が『初午』じゃな」
    水「その日に稲荷寿司を食べるのは稲荷神社の祭りだからだっけか」

    チビ鬼「いなり…おいなりさん!」
    父「そう。稲荷神社の狐の好物の稲荷寿司をお供えして開運や家内安全を祈願するんじゃ」
    チビ鬼「おいなりさんのための、おいなりさん」
    父「神棚にお供えをして、それをワシらがあやかって食うんじゃ」
    お手手合わせてなむなむ

    水「…ん?誰だ?先につまみ食いした奴はー」
    チビ鬼「鬼君ちがう!」
    父「あぁ…もう来ておったみたいじゃなぁ」
    水「誰が?」
    父「言うたじゃろう?稲荷寿司は稲荷の狐の好物じゃと。我慢が出来ずにもう来おったみたいじゃな」
    コンッ


    【囲炉裏ご飯】

    水父子
    怪異退治や妖怪関係の依頼仕事をしてる父達

    ちょっと距離がある所に退治依頼なので3人揃って出発
    退治はあっさり終わってしまって帰るんだが、時間的に1泊してから出た方がいい

    しかし依頼場所がド田舎の昔の作りな家だらけ
    ホテルなんて無いので空き家を使えとのこと
    なんて扱い
    だがしかし昔ながらの竈や台所に慣れてる父がサクサク調理

    水「年の功に感謝だなぁ」
    父「竈で炊く飯は美味いぞ」
    鬼「そこの川で魚釣ってきました」
    父「では囲炉裏で焼くか」
    水「ますます古民家生活だな。こうゆうのもたまにはいい」
    鬼「楽しいです」
    父「竈で炊く飯と囲炉裏で焼いた魚と汁物。昔はこれだけでも贅沢なものじゃ」
    思わぬ所で思わぬ体験を満喫する水父子
    妖怪退治よりも印象に残ったのだった


    【ポップコーン】

    火にかけるだけタイプポップコーン

    水「これをこのまま火にかけるとポップコーンが出来る」
    父「ぽっぽこーん。あの映画館で食ったやつじゃな!こんなにぺったんこであのふわふわが出来るのか?」
    水「ポップコーンな。俺も初めて作るんだが…」
    ジリジリ…ポンッ

    水「お、弾けた音がする!」
    父「一体どうゆう仕組みなのじゃ…」
    水「確かそうゆうトウモロコシから作るって言っていた様な」
    父「トウモロコシから?」
    父の頭の中のトウモロコシがポンっとアフロになる

    ポコッポコッ…ポポポポ!

    父「だ、大丈夫なのか!?凄い膨らんできたが!?凄い音じゃが!?」
    水「これ何時までやればいいんだ!?説明にはゆっくりゆすってろって…!ゲゲ郎変われ!お前ならなんかあっても大丈夫だろ!?」
    父「嫌じゃワシだって怖い!」
    水「最強幽霊族だろーが!」
    ポポポポポポポポ

    「「ひえぇー!」」

    ポコッ……ポ…

    水「お、音が無くなってきた…多分もう大丈夫か?」
    父「本当か…?開けた瞬間弾けるのでは…?」
    水「怖い事言うな!」
    ご開帳〜
    ポコポコポップコーン!

    「「ポップコーンだ!」」
    水「おぉ、暖かい!」
    父「ばたー味じゃ!」
    水「久しぶりに食うと美味いな!酒のツマミにもなる!」
    父「きゃらめるは無いのか?」
    水「次はお前が作れよ」
    父「くっ…しかし安全が分かっておるから出来る!」
    水「コイツぅ…」
    この後大人だけのポップコーンパーティをした


    鬼「今は電子レンジに入れるだけのもありますよ」
    父「進んでおるのう!」
    水「電子レンジ爆発しねぇ?」
    鬼「確かにそんな音はしますけど」
    あんなに血塗れで戦ってるくせにポップコーンにビビる父達


    【手作りドーナツ】

    水父子
    甘党な水木さん
    謎時空

    水「(…突然ドーナツが食いたくなってきた…しかしこんなオッサンがドーナツを買いに行くのも…)」

    水「…作るか。確かホットケーキミックスで出来るはず」
    粉・牛乳・卵・バターを混ぜて形を作って揚げるだけ

    水「結構簡単に出来るもんだな」
    鬼「何かいい匂いがします」
    父「何かしておったのか?」
    水「バレちまったか」

    鬼「ドーナツ!」
    父「どーなつとやらは家で作れる物なのか?」
    水「意外となんとかなるもんだ。昔はこれ買いに行く為に金握りしめて走ったんだがなぁ」
    父「ふふ、懐かしい話じゃ」

    鬼「食べていいですか!?」
    水「揚げたてで熱いから気をつけろ」
    父「熱いどーなつなど食べた事ないのぅ」
    鬼「不思議な感じです。暖かいのも美味しいです」
    水「そうか」

    父「ほれ、作ったお主が食わんといかんじゃろ。食いたくて作ったんじゃろ?」ずいっ
    水「む…はむ……うん、美味いな…あの時とは違うけど違う美味さがある」
    父「それは良かった…うむ。確かに美味いのぅ」
    牛乳と一緒に綺麗に平らげた
    揚げたてドーナツ


    【フルーツ飴】

    水父子

    チビ鬼君とフルーツ飴作り
    父が不在の間のオヤツ作り
    煮詰めた砂糖液を棒に指した苺とかと絡めるだけ!

    水「出来そうか?」
    チビ鬼「できます!」
    水「ゲゲ郎にいっぱい作ってやろうな」
    チビ鬼「はい!」
    最初はおっかなびっくり
    慣れてくると手早く苺飴を作ってくチビ鬼君
    他にも皮ごとの葡萄飴と
    皮を剥いた蜜柑の上に砂糖液をタラリ

    キラキラなフルーツ飴達
    父も帰ってきて皆でオヤツ

    父「綺麗じゃのぅ」
    水「飴もちゃんとパリパリでフルーツ飴になってるな」
    チビ鬼「父さんにいい物を作ったんです!」
    桜桃飴〜

    父「なんと桜桃じゃ!」
    水「お前が祭りの屋台で桜桃飴が無いのにガッカリしてたからな。味わって食えよ?今の時期の桜桃は高いんだぞ」

    父「わかっておるよ!ありがとうなのじゃ2人とも!」
    水「凄い喜んでて良かったな」
    チビ鬼「はい!」

    父「しかし次は絶対ワシも仲間に入れてくれ〜!」泣
    水「はいはい」
    チビ鬼「次は父さんも一緒に作りましょうね!」



    【糸引飴】

    水目子
    父達とチビ鬼君と駄菓子屋さん

    水「お。『糸引き飴』あるぞ」
    目「糸引き飴とはなんじゃ?」
    水「この糸を引くと先に飴がくっ付いてる。その飴がどんな飴かどんな大きさかは分からないんだ」
    目「面白いのぅ」

    水「俺はいつも小さい飴しか当てた事なかったんだが……あーやっぱり小さい苺だな。鬼太郎も引いてみ」
    鬼「あい」
    水「おぉ一番デカイ飴だ!」
    目「良かったのぅー」
    鬼「えへー!おいしぃー!」

    目「ワシも引くぞー!」
    水「あー俺と一緒だな」
    目「この身体じゃ、これでもデカイぞー」
    水「そうゆう時羨ましいなソレ」
    駄菓子屋通いしろ親子達


    【ピクニックにサンドイッチ】

    水父子

    さてさて、簡単そうで結構大変サンドイッチじゃ。
    最初は昨日作り置きしておいたタマゴサラダサンド。
    パンに合うように少し粗挽き胡椒多めでタマゴもゴロゴロ。
    次は昨日の夕飯コロッケをソースに浸して冷蔵庫で半日吸わせてシミシミに。
    千切りキャベツもちゃんと挟んでコロッケサンド。
    次は少し手抜きして、行きつけの肉屋で買ったトンカツとでカツサンド。
    あそこのトンカツは冷めても柔らかい。
    自分で揚げるてもなかなかそうはならんので、まだまだ揚げ物は勉強中じゃ。

    そんなワシじゃがこれは自信がある。
    自家製きんぴらごぼう。
    ゴマが多めの甘辛く炒めてパンにも合うじゃろう。
    肉が少ない気がしてきて、冷蔵庫から鶏肉を取り出す。
    ちょっと焦げ目が着くまで皮を焼いて照り焼き味にして照り焼きサンド。
    最後は定番中の定番。
    ハム、チーズ、レタス、トマトのサンドイッチ。
    レタス多めにして食べ応えを増やそう。

    サンドイッチ達をギュッギュッと押してパンに馴染ませて入れ物にもギュッギュッと詰め込む。
    苺はヘタを取って、バナナは皮付きで1口大にして、そしてワシの好物さくらんぼ。
    濃いめのお茶を水筒へ入れて、これでこちらの準備は万端。


    「おかしいな、レジャーシート何処やったー?久しぶりだからなー」
    「あ!ありました!水木の足元の箱!」
    「おっとっと」

    「そちらの準備もよいかー?」
    「おう!やっとシート見つかったぜ」
    「お弁当楽しみです」
    「行ってからのお楽しみじゃ」


    行き慣れた公園ではあるが美味しいお供が一緒だと何時もと違って新鮮で。
    何より皆で出かけるのも久しぶりで。
    今日は天気がいい行楽日和。

    楽しい楽しいぴくにっくじゃ!


    【おまけのサンドイッチ】

    サンドイッチ作ってる時に
    ちょっと残ったチーズとかつまみ食いしてモグモグしてると
    そーゆう時に倅や水木が寄ってくる
    結局皆でつまみ食い

    水「弁当とかの残りとかなんか好きだな」
    鬼「卵焼きの端っことか好きです」
    水「わかる」
    父「それで腹を満たすでないぞ?」
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