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    nyantama0129

    にゃんたま(去勢前)の遊び場。
    うちの子もよその子も居るよ!

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    nyantama0129

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    しげ子てる子まさ子の会話

    そうして更けていく夜まさ子
    「うさぎって性欲強いらしいわね」

    しげ子
    「そうなのぉ〜可愛くってえっちで、アタシ達にピッタリじゃない?」

    てる子
    「同じにしないで」

    しげ子
    「相変わらずノリ悪いわねぇ」

    てる子
    「……うさぎは年中発情期なの。行為時間は約2秒。ほぼ確実に妊娠出来るし、妊娠中に他のオスとヤッても問題ない。何ならそのオスとの子も妊娠可能。妊娠期間は約1ヶ月」

    まさ子
    「あらやだ、何よ急に」

    てる子
    「種の存続に重きを置いて進化した結果、性欲が強くなったのよ。より多くの子孫を残すためにね」

    しげ子
    「そんな事情があったのね……可愛いって罪だわァ」

    まさ子
    「だったら しげ子はうさぎって感じじゃあないわね。うさ耳つけてても」

    しげ子
    「ちょっとソレどういう意味よ」

    まさ子
    「アンタのセックス、エグそうだもの。2秒なんて無理でしょ」

    しげ子
    「当たり前じゃない!最低でも12時間はたっぷり楽しませてもらうわ」

    てる子
    「……死ぬ気?」

    しげ子
    「だって人間の三大欲求よ?正直、食欲や睡眠より優先だわ♡」

    てる子
    「アンタもうイルカで良いんじゃない?」

    まさ子
    「ハァ!?ずいぶん可愛らしいの出してくるじゃない。イメージ良すぎよ!」

    しげ子
    「アラ素敵。賢くて愛らしくて、まさにア♡タ♡シ♡」

    てる子
    「……イルカはアナルセックスするのよ」

    しげ子/まさ子
    「( 'ω')ファッ」

    てる子
    「水を出す穴を使ったり、フグ毒でトランス状態のセックスを楽しんだり、性に貪欲な動物ね」

    まさ子
    「ヤァダしげ子にピッタリじゃない」

    しげ子
    「ちょっと!清純派よアタシ!!クスリなんて使わないんだから、失礼しちゃうわ」

    てる子
    「イルカのセックスは繁殖のためじゃなく、快楽のために行われることが多いと言われているわ。他にも……気になったら調べてみなさいな。エグい話を知れるわよ」

    まさ子
    「機会があったらね。まぁ外見は兎も角として、三大欲求で性欲を何よりも優先させる しげ子さんにはピッタリじゃなァい?」

    しげ子
    「うるさいわね!そういうアンタはどうなのよ、まさ子!」

    まさ子
    「アタシ?アタシはカメレオンよ。何色にでもなるの♡」

    しげ子
    「性欲関係ないじゃない!」

    てる子
    「生態を無視するのなら……メスライオン辺りじゃないかしら?」

    まさ子
    「あら、アタシったら百獣の王?」

    てる子
    「ライオンは一日に50回ほど交尾をするわ。それもメスから誘うの。誘いに乗らないオスは用無しとして、群れから追放されるんですって」

    しげ子
    「アンタも誘いに乗らない女には用はないでしょ?ピッタリじゃない」

    まさ子
    「そうだけどォ〜一日50回ってヤリ過ぎじゃない?アタシそんなにしないわよ」

    しげ子
    「でも1回じゃ終わらないでしょォ?」

    まさ子
    「それは勿論、最低でも3回は……って何言わすのよ!」

    しげ子
    「照れるんじゃないわよ今更おぼこでもあるまいに」

    まさ子
    「ババアみたいな物言いはよして頂戴!それで、アタシがメスライオン、しげ子がイルカだったら、てる子は何になるわけ!?」

    しげ子
    「そうねぇ……何か、薄い動物?」

    まさ子
    「少なくとも力強いイメージは無いわね。皆無だわ」

    しげ子
    「性欲と結びつかないところが悔しいわね」

    まさ子
    「てる子はそうねぇ、性的な匂いがうっすいのよね。この業界にあるまじき薄さよ」

    てる子
    「……蔑まされてるのかしら、アタシ。喧嘩は買わないわよ。そのまま質屋に持って行ってちょうだい」

    しげ子
    「褒めてんのよ。この店においてはアンタの存在は稀有なんだから」

    てる子
    「あら、じゃあアタシは絶滅危惧種ってところかしら」

    しげ子
    「って言うよりは」

    まさ子
    「そうねぇ……」

    しげ子
    「……寄生虫?」

    まさ子
    「虫の中に入って操るタイプのね」

    てる子
    「ハリガネムシ、とか?」

    しげ子
    「あ〜そんな感じのが居たわね。詳しくは知らないけど」

    まさ子
    「アタシも詳しくないわァ知りたくもない」

    しげ子
    「おぞましいわよねぇ“虫”ってだけで寒気がするのに」

    まさ子
    「本当よ。操ったり食料にしたり宿主にしたり、怖いわァ〜」

    てる子
    「アンタ達、アタシを何だと思ってるの?」

    しげ子
    「仕事仲間で、大事なお友達よ♡」

    まさ子
    「これからも仲良くしてちょうだいね♡」


    ーーーーー後日ーーーーー

    しげ子
    「ねぇ!ゾウアザラシって知ってる!?」

    てる子
    「……急に何よ」

    しげ子
    「ご存知〜!?」

    てる子
    「知ってるわよ。象に似てる大きいアザラシでしょ。それがどうしたってのよ」

    しげ子
    「ハーレム作るんですって!」

    てる子
    「……は?」

    しげ子
    「ハーレムよ、ハーレム。強い雄は何匹もの雌を囲んでは交尾するらしいわ〜」

    てる子
    「……で?」

    しげ子
    「憧れるわよねぇハーレム。美男美女を侍らせて、そのトップに君臨するの。美しいわァ」

    てる子
    「中世の王族にでも転生出来たら夢が叶うかもしれないわね」

    しげ子
    「ンもう、ノリが悪いんだから!ゾウアザラシは何十何百何千匹単位でハーレムを作るそうよ?凄くない!?」

    てる子
    「で、そのゾウアザラシとアンタのハーレムとお店の開店準備と、何の関係があるのかしら?」

    しげ子
    「……アタシ、今日も元気に働くわ♡とりあえず、お色直ししてくるわねぇ〜」

    てる子
    「精々着飾ってらっしゃい……もう下ネタね。面倒な話なんてするんじゃなかったわ」
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    nyantama0129

    DONEラスカルくんちゃんと鎮巳くん(DT)の小話。
    はしごの詩 イブムニアという国において知らぬ者は居ないであろう、株式会社ブランクイン。そんな誰もが憧れる大企業ばかりが立ち並ぶオフィス街の中心。の、中小企業ゾーンを抜けた先。国の西側にある住宅街に程近い場所に広がる公園。
     お昼時はオフィス街や住宅地に住まう家族で賑わう場所だが、ピークを過ぎれば老夫婦が犬を連れて散歩したり、学校終わりの学生が少しはしゃいだり、鳩の鳴き声が聞こえる程度には居心地の良い場所。
     国の治安とは無関係と思えるようなのほほんとした公園で、遠山鎮巳は日向ぼっこを楽しんでいた。
     今日は平日。もちろん会社がある。しかし鎮巳の勤める株式会社ブランクインは大企業らしくフレシキブルな業務形態を採用している。曰く"朝は早くても8時、遅くても10時までに出社すること”"遅くても19時までに退勤すること”とのこと。この二点さえ守っていれば後は比較的自由であり、朝早く来て夕方ごろに帰る社員もいれば、ギリギリに来てギリギリに帰る社員もいる。自分の仕事を終えて昼過ぎにさっさと帰宅する者、そんな同僚に泣きついて助けを乞う者。哀れな同僚を尻目に優雅に昼食や休憩を楽しむ者など、様々だ。
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