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    remu

    @syosainokagi5

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    remu

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    自キャラとよその子のクロスオーバー作品
    原作者→おさしみ(@azusanA_)

    異世界からの来訪「……」
     困った。
     今の心情を一言で表すならそれに尽きるだろう。
     眼前にはローブのようなものをまとった小さい子どもが一人、小刻みに体を震わせていた。
     ローブはフード付きで顔をすっぽり覆っているので、ワタシの目線からは表情どころか顔も見えない。
     一切目を合わせず、ただ縮こまっている様子から警戒しているのは間違いない。
    ――ただの子どもなら通りすがるんだが……。
     ワタシは頭をかいて思考を巡らす。
     事の発端はモモからの報告があったことだろう。特定の場所に時空の歪みのようなものが観測されたので様子を見に行ってほしいと頼まれた。
     そして駆けつけるとこの子どもがいた、というのが経緯。
    ――生憎、子どもの扱いは慣れていないんだよな……。
     ワタシはしゃがみ、対話を始めた。
    「なぁ、アンタ。迷子か? 誰かと一緒に来たのか?」
    「……」
     体を小刻みに震わせるだけで返答はない。
     予想通りの反応ではあるが……このままでは聞き出せることも聞き出せないだろう。
     ――まいったな……。
     どうすれば子どもに対して無害だと伝えることができるだろうか……。
    「あー……ワタシは敵じゃない……っていっても通じないか、ワタシはヒスイ。アンタに危害を加える気はない」
     自分が無害というのを表すために、手のひらを広げて武器を持っていないことを示す。はたして子ども相手に通じるかはさておき、やらないよりかはマシだろう。
    「……本当に?」
     子どもは初めて言葉を発した。震えてか細く、頼りない声。
    「本当だ。嘘はつかない」
     今のところ……という言葉はつくが、それは言わないでおこう。
    「……」
     子どもは少し落ち着いたのか、フードの隙間から覗く瞳が見えた。
    「アンタはどこから来た? 服装的にこの付近にいる住人じゃないな」
     モモから指定された場所は住宅街の片隅にある小さな路地。周辺には似たような戸建ての家が整然とならんでいた。
     しかし、目の前の子どもはフード付きのローブという現代に似つかわしくない服装をしている。この周辺の子どもだったとしても、こういった服装をするとは考えにくい。
    「……セ」
    「? 悪い、もう一度言ってくれ、聞き取れなかった」
     か細い声が途切れて聞こえる。何か言葉を発しているのは間違いないが、言葉までは認識できなかった。
    「セン……」
    「……?」
    ――セン?
     人名だろうか? 状況的に鑑みると子どもの名前? 
    「それは……」
     情報を聞き出そうと口を開いた瞬間、背筋が凍るような錯覚が起きる。
     猛獣がすぐ横で襲い掛かってくるような気配。
     咄嗟にワタシは子どもを抱えて上へ飛んだ。
     直後、足元には何かが高速で通り過ぎていく。
     ワタシは無意識半ばで短刀を抜き、着地してから気配の方を見た。
     気配の方角に目を向けると、そこには一人の男がゆらりと立っていた。背丈はワタシより頭半分ほど高く、髪色は灰色と黒の二色で短髪、耳にはピアスを空けており、黒いインナーの上にパーカー、特徴的なベルトといった服装。そして首から肩にかけてはタトゥーが刻まれていた。
     彼の瞳はまっすぐこちらを見て一切瞬きをしていない。その姿はまさに獲物を狙う猛獣のようにも思える。
     ――相手は素手……だが、おそらく力負けする。真っ向勝負は得策じゃない。
     経験をもとに何とか対策をひねり出す。
     おそらく相対している奴に対話は不可能だろう。するにしても、一旦戦意を削ぐ必要がある。
     ――子どもを庇いながらできるか……? いや、無理だな。片腕封じている状態で戦えば最悪共倒れする。
     ワタシは相手から目線を逸らさず、武器を構えた。せめて逃がせるタイミングがあればいいが……。
    「急に抱えて悪いな。ちょっと衝撃に備えてくれ」
     短刀に持ち替えてワタシは後ろへ跳んで逃げる。
     同タイミングで相手も駆け出した。
     ――狙いはこの子どもか……もしくはワタシか……。
     現状自分が持っている情報は少ない。どう行動するかによって生存率は変わってくる。
     ――安全な場所……近くにあるか? 
     ワタシは方向を変えて全力で走る。
     あいにく、この辺の土地勘はあまりない。逃げる、というより隠れてもらったほうがこちらとしても動きやすい。
     それに、この子どもがまだ無害かどうかというのはまだワタシにはわからない。これが罠か、はたまた偶然なのかもわからない。
    ――わかることを一つずつ確認するしかない。解析の方はモモに任せよう。
     再び、地面へぐっと踏み込み速度を上げようとするが突然ガクンとバランスを崩す。
    「⁉」
     視線を後ろに向けると、目の前まで手刀が迫っていた。
    ――速い。そして鋭い……。
     首を逸らし、紙一重で攻撃を避けて持っている短刀で男を突き刺す。
     しかし、刃に当たった感触はなく、彼もまた寸前で避けて距離を空ける。
    ――狙いはワタシの頭だった。子どもは何とか逃がしてもよさそうだ。
    「アンタ、何者だ。何が狙いだ?」
    「……」
     眼前にいる男は答えず、息を吐いて射殺すばかりの視線を向ける。
     実に不親切な奴だ。少しでも話してくれれば対策は打てたかもしれないが……。
     ――ないものねだりはよくないか。

     人を抱えているとはいえ、あのガタイで追いつけるかつ手刀を繰り出す速度があるなら……ますます守りながら戦うのは得策じゃない。
     だが……。
    ――逃がす隙が一切ない。
     額に汗がつたう。
     肌がひりつくほどの敵意。明らかに相手はこちらを殺す気だ。実力は底知れない。
     ――大型の獣……狂犬……とは違うな。
     彼の姿を見ると、忌々しい奴が思い浮かぶ。戦い方は違うものの、気配自体は似ていた。
     ふと、抱えている子どもがもぞもぞと動き出す。流石に殺意を向けられているのがワタシだったとしても、子どもにとっては恐怖の対象になる可能性だってある。
    ――強引にでも離れるか。
     ワタシは持っていた短刀を一度しまい、両手で子どもを抱えながら方向転換をして駆けだした。
     相手は予測していたのか、ワタシが動作をするのと同時に駆けだす。視界の端にとらえた彼の姿は先ほどの速度よりも上に感じた。
     ワタシはその姿を確認し、ギリギリまで引き付けた後に建物の壁へ向かって跳び、そして壁を足場にして再び宙へ向かって跳んだ。
     位置的には丁度追ってきた奴の真上。
     いくら速くても突然追っていた奴がいなくなれば行動は停止せざる得ない。
    ――その隙にッ。
     ワタシは子どもを再び片手で持ち、身に着けていた黒コートの内ポケットから閃光玉を取り出して真下へ投げた。
     閃光玉は追手の足元へ落下するのと同時に白く光り始める。
     ワタシは視線を逸らしながら追手を飛び越え、再び駆けだした。



     住宅街から走り続け、開けた公園にたどり着いた。
    ――入り組んでいる場所ならよかったが……この際身を隠せそうな場所はないな。
     ワタシは急いで周囲を警戒し、身を隠せそうな場所を探した。
     しかし、子ども一人隠れられそうな場所は見当たらない。それどころか、この公園は遊具の数が少なく、障害物となるものが少なかった。
    ――急がないと追いつかれるな……。
     何かないだろうかと必死に探したとき、ふと公園内にある茂みが見えた。
    ――この際、仕方ないか……。
     ワタシは抱えている子どもを茂みの中に隠し、
    「悪い、ここにいてくれ」
     と一方的に言ったあとに一枚の黒い紙を取り出し、その上からクナイを突き刺して地面に固定させた。
     これは目隠しの魔法が施された紙。この紙を破くと数分だけ周囲からの認識が薄くなる効果がある。とはいえ、気休め程度の効果なので、感覚の鋭い人物であれば速攻バレる可能性は高い。
    ――だが、やらないよりかはマシだろう。
     ワタシは再び子どもの方を見ると、相手は震えていた。
     いきなりこんなことになったのであれば当然だろう。だが、あとで情報を聞き出すのが困難になったのも事実。
    ――問題は山積みだな……。
     ひとまず、今は子どもの方は後回しだ。
     優先すべきはあの男の鎮静化。問題はワタシがあの男を止められるほどの実力があるかどうかだが……ワタシが重傷、もしくは死亡したところでどうにでもなる。
     そうワタシは情報を整理しながらその場を離れ、追われていた住宅街へ向かった。
     彼と再び出会うのは公園から出てまもなくのところ。
     何も感じなかった場所から突然、鋭い殺意が向けられた。
    「⁉」
     思わずワタシは短刀を引き抜いて立ち止まり、臨戦態勢に入る。
     殺意の方向は真横から感じた。視線をそちらに向けるが、そこには人影はない。
    「……」
     鼓動の音が聞こえるほど辺りは静かだった。向けられたはずの殺意もぴたりと止み、誰もいないかのような空間が広がる。
    ――間違いなくいる。だが、気配を隠すのがうまい。
     住宅街は身を隠す場所はあるが、あのでかい図体で隠れる場所なんてない。
     側面から感じた殺意も、間違いなくそこにいたがどこかへ瞬時に移動したということだ。
     だが、一体どこへ……?
     ヒュンッ
     風を切る音。音の出所は真上だった。
    「クッ」
     咄嗟に後ろへ跳んで回避するも、相手の手がワタシの首を掴んで地面にたたきつけられた。
     視界が揺らぐ。
    何とか歯を食いしばって気絶を避け、自身の両足を相手の頭に巻き付けるようにかけて一気に絞める。
    こちらも首を絞められている状態なので息が苦しく、力が入り辛いが一瞬だけ相手の力が弱くなったタイミングで無理やり手を引きはがすと同時に締めていた足を離して転がるように距離を取った。
    「ゲホッ……」
     一気に酸素が体内に入ってきたためか、息がうまく吸えない。
     だがそれは相手も同じようで、追手の彼も首に手を当てて咳込んでいる様子だった。
     さっきの攻撃は危なかった。咄嗟に反撃をしていなければ一気に意識を落とされていただろう。
    「……トリルはどうした?」
     彼はまっすぐこちらを見据えたと思えば、初めてそう声を発した。
    「トリル? 先ほどの子どものことか?」
    「答えろ」
    「……いきなり殺意むき出しで襲い掛かってくるような男に対して、ワタシが親切に答えると思うか?」
     ワタシがそう返すと彼の行動は早かった。
     目視ギリギリの速度で駆け出し、まっすぐワタシの眉間目掛けて手刀を繰り出す。
     ワタシはギリギリまで引き付けて相手の懐に入り、相手の首目掛けて短刀を振るった。
     しかし、相手は短刀を摘まむように持って受け止め、刃に亀裂を入れた。ワタシは短刀から手を離し、腰のベルトに固定していたクナイを二本両手に持って追撃を入れる。
    「チッ」
     相手はそう舌打ちをすると一旦後ろに下がって距離を空ける。追撃は可能だったが、ワタシはあえてそうしなかった。
     少しでも情報を聞き出したかったからだ。
    「そういえば、ワタシからも聞きたいことがあった。あの子どもはセンという名前を言っていた。それはアンタか?」
    「……」
     彼は沈黙で返した。
     だが〈セン〉という言葉を発した時にほんのわずかに反応していたことから、何かしら知っているのは間違いなさそうだ。
    ――あぁ……めんどくせぇ。
    とっとと終わらせて町に戻りたいが……この男は無駄に強い。
    子どもの保護に関してはまだモモにも報告していないが、ずっとこちらの様子を監視していると出発前に言っていた。
    現状、彼女がまだ口出しをしないのであればまだ大丈夫なのだろう。
     であれば、あとはあの子どもと眼前の男の関係性だが……この男は子どもの行方を聞いていることから追っているのは間違いない
     だが、すぐに子どもを殺さない、または奪還しないところを見ると……この男は子どもを殺したいわけではなさそうだ。
    ――どう判断すべきか……。
     そう思考を巡らせているうちに相手はまた間合いを詰めて攻撃してくる。
    ――考えるのは一旦後だな。
     両手にクナイを持った状態で相手の攻撃をのらりくらりと避け、カウンター狙いで隙を伺う。一撃一撃が重く、速く、そして鋭い相手の攻撃は一度でも当たればアウトだろう。
     頭、胸部、みぞおちを順に狙い、最後に足払いの攻撃を避け、クナイを相手へ向けて投げて注意をそちらに逸らす。
     相手はクナイを手で払い、回避している間にワタシは彼の真下へもぐりこんだ。
     長身の人間は下からの攻撃が避けづらい。どんなに気を付けていたとしても、身長差がある程度あれば懐に入ることは可能だ。
     命は獲らないが、変に手加減をすれば反撃を喰らう可能性がある。
     ワタシは渾身の力を込め、下から上へクナイを切り上げようとした。
    「待って‼‼」
     だが、それは幼い声によって遮られることになった。
     ワタシは攻撃の手を止め、声のしたほうへ目を向けた。
     そこには公園で隠れているはずのローブの子どもが息を切らして立っていた。最初の時とは違い、フードが取れて顔があらわになっている。
     顔立ちは整っており、少し癖のある長髪。そして一番目を引くのは首の付け根から小さな羽が生えていることだろう。
    「セン、を、いじめないで!」
     子どもはそういって近づこうとするが
    「トリル⁉」
     と先ほどまで戦っていた男は子どもの方へ駆けより、視線を合わすようにしゃがんだ。
    「大丈夫?」
     センと呼ばれた男がそう聞くとトリルと呼ばれた子どもはこくりとうなずいた。
    「よかった……」
     彼はそういうと安心したかのように息を吐いた。
     状況を見るに彼らは元々顔見知りらしいが……敵対関係ではなさそうだ。
     となると、ワタシの対応方法は間違っていたのかもしれない。
    ――空回りしたか……いらん世話は焼くものじゃないな……。



     トリルが制止してくれたおかげで対話をすることが可能になり、相手の事情を聴くことができた。
     どうやら彼らはこことは全く別の場所から移動してきたらしい。その手段はわからないらしく、二人同時に移動してきたにも関わらずはぐれてしまったことから、今回のようなことが起きたらしい。
    「ほんっとうにごめん……気が立っていたとはいえ、事情も聞かずに殴りかかるとかどうかしてたよぉ……」
     センは事情を話した後、頭を下げてそういった。
    「いやまぁ……確かに死にかけたが、逆の立場ならおそらく似たようなことはしていた。それにワタシも割と本気で殺しにかかっていた。これに関してはお互い様だ」
     ワタシはそういいながら投げた武器を回収してしまう。
     実際、ワタシが突然別の空間に転移され、協力者が襲われていると勘違いすればそうなってもおかしくはない。まぁ、巻き込まれたワタシからすれば苦情の一つや二つ言いたいところではあるが……事態が収まったのなら一旦良しとしよう。
    「お、お話できなくてごめんなさい。わ、私がもっと話していればよかった……」
     センに抱えられている状態のトリルもか細くそう話す。
    「今さら気にすることでもない。起きてしまったことを話すより、アンタらはこれからどうするんだ? 聞く限り、どうやってここに来たかもわからない状態なんだろう? 行く当てはあるのか?」
     ワタシがそう指摘するとセンは気まずそうに目を泳がせた。
     とてもじゃないが、先ほどまでワタシへ殺意を向けていた人物とは思えない。
    「あぁ……それがないんだよねぇ。さっき聞いたこの辺の情報と俺たちが住んでいた場所があまりにも違いすぎて……故郷から出なかったからかなぁとも思ったけれど、町の様式も住んでいる人の服装も違うから海外に来た感じもするしぃ」
    「なるほど……」
     ワタシはそう返すと少し情報を整理した。
     軽くセンとトリルが住んでいた場所の情報を聞くと確かに文化圏が違う印象がある。二人の服装もワタシが住みかとしている町やこの周辺にいる住民たちとも違う。かさねて、モモが時空の歪みを観測してこの場の調査を頼んだということも考えると、無関係だとは考えにくい。
    ――これは一旦町に戻ったほうがいいな……。
    「……命のやり取りをしておいて、この提案っていうのはいささか変だとは思うが……当てがないなら一緒に来るか?」
    「「え?」」
     きょとんとした顔で二人はこちらを見る。
    「そもそも、ワタシがここに来た理由はこの辺で時空の歪みが観測されたという情報があったからだ。個人的な見解だが、その観測された歪みとアンタたちがここに現れたことは無関係とは考えづらい。何故その歪みが起きてしまったかを知れば、アンタたちが帰る方法がわかるかもしれない。まぁ、希望的観測だが……」
     そう言いかけた時、ガッとセンに肩を掴まれ
    「本当か⁉」
     と希望に満ちた目線を向けられた。
    「希望的観測って言っただろ、確約は出来ん。判断するのはアンタたちだ。あと痛い」
    「あぁ、ごめんよぉ。つい」
     彼はぱっと手を離すとそう謝る。
    「いいよぉ。さっきも言った通り俺たち当てもないし、何なら戻る手段がわかるかもしれないなら協力するよぉ」
    「随分とあっさりだな……本当にいいのか?」
    「大丈夫だよぉ。少なくとも殺しあった相手に対しての嘘はわかるから。お姉さんはひねくれている様で真っすぐな人だし、もし最初から嘘をつく様な奴だったとしたらとっくにトリルなんか見捨ててたよねぇ?」
     彼はそういうとまっすぐこちらを向けた。初めに出会った頃ほどではないにしろ、冷たくもまっすぐな視線。しかし、あの時のように野性味はなかった。
    「セン、ヒスイさんは危害加えないって言ってた。あの人は私にひどいこと、してこなかったよ」
     トリルはセンに対しそう言うと、彼は柔和な表情に戻って
    「そっかぁ。トリルが言うなら平気だねぇ」
     と返した。
    「じゃあ、しばらく付き合ってくれるっていうことで改めて……」
     センはそういいだすと手を前に差し出した。
    「一応自己紹介まだったからね、俺はセン。こっちの子はトリル。よろしくねぇ」
     ――律儀な奴だな……。
     ワタシはそう思いつつ嵌めていた手袋を取り、彼の差し出した手を掴んで握手した。
    「及川翡翠(おいかわ ひすい)だ。よろしく頼む」
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