「ああ〜〜瑠璃様ぁ、本当に麗しいぃ～～！」
「あははー。君の瞳が星みたいに美しいからオレの顔が綺麗に見えるのかなー？」
「きゃあぁぁぁ〜〜！」

　あれよという間に派手なスーツを誂えられ髪をセットされ、源氏名「瑠璃蛍」が与えられ店頭に立たされたファイは一瞬でその「クラブ」の頂点に上っていた。
　正直言って何が何だかファイ本人もよく分かっていないけれど、寄り付く可愛らしい女性を褒め、笑顔を振り撒き、グラスを傾けるだけで嬌声が上がったり泣き出したりされるという事だけは理解した。

「なーんか……独特な国だねー黒様ー？」

　と、話を振った先で、黒鋼はむくつけき男達に囲まれている。

「なあ新入りのアニキ……今夜空いてる？」

　どうやって一人で生きてきたのか疑問に思うことが、ままあった。働きもしないクセして出所不明の黒いカードと駅近高級タワマンのワンフロア持ち。衣食住に困らないのは差し置いても、生活力は皆無と称して良い程に見当たらない。カップラーメンも作れないし、レンチンも出来ない。音楽に没頭するとベッドで寝る事すら忘れる。嘘だろって思うような生態がそこには存在していた。
　何処を切り取っても無機質な部屋に、ある時ふと、檻のイメージを重ねたが、飼い主の姿を見た事は未だかつてない。ならばコイツは、捨てられた獅子なんだろうか。道化のメインステージに無理矢理立たされた後はもう用済みになってしまったのだろうか。
　いつ死んでもおかしくない男。

「魔術師の国って所かなー」

　長いローブやマントを纏う住民が多いその国は、玖楼国の出立ちで歩いても浮く事はなく、唯一無二とも言える不思議な小動物を連れた人もちらほら見受けられ、はしゃいでいるモコナさえ誰からも奇異の目で見られる事はない。つまるところ、次元を渡って旅をする三人と一匹にとっては、実に動き易い国と言えた。
　ただもう少し細かい話をすると、魔法に造形がある小狼やファイ、魔法によって作られたモコナと違い、黒鋼についてはあまり居心地が良い場所とまではいかないらしい。
　息をする度に自分に必要のない魔素を取り込み、苦しいとまでは言わないが詰まる様な気分を味わい、移動手段や支払いと言ったインフラ部分も魔力を使う事を前提に考えられた不便さに舌打ちをする。

「やだー！　ライブないの寂しいー！」
「ノイジーだな。仕方ないでしょ、ステージ改装するんだから……」

　クースカは、同じ言葉を繰り返しながら騒ぐ男を雑に宥める。いい歳をして覆らない事をずっと喚いているのはナンセンスで、壊れたラジオのようだと思っているが、大人なので正直すぎる言葉は胸中に仕舞い込んでいる。
「申し訳ございません。まさかドラムを叩いた衝撃で床に穴が空いてしまうとは……」
　申し訳なさそうに萎れているマスター兼、此度の改装騒ぎの原因となったドラム担当のウララギである。エレドラのチューニングをしていた際に、脆くなっていた部分を踏み抜いてしまったのだという。色々な意味でウララギでしか有り得ない事象である。

有一种悲伤"等会儿就出发。"
"我东西已经收拾好了。"
王楚钦回完消息，手机一扔，把自己陷进床里，脑子不由自主开始回想自己这十多天的经历，他感觉自己就好像西游记里那棵被孙悟空打倒的人参果树——郁郁葱葱，硕果累累，却被愤怒狂暴压在地底，不得动弹，但好在观音施以万物生之水，他才又能挺立起来。
没错，他好像短暂的"死"过一段时间，路易三十二世，扶不起的太子，无能狂怒的骰子，这都是那些与他素不相识的人贴在他身上的标签。甚至他们中的有些人恶毒到连他自己都怀疑自己是不是犯了什么滔天大罪？
有吗？没有吧？
"我比任何人都恨那个时候的我自己。"王楚钦在枕头下闷闷地出声。"如果不是飙子被踩坏，如果不是我恍了几次神，如果不是......"

これからのアカウント運用についてこんにちは、オヤサイです！
この度、2022年11月から運用していたこのアカウントを削除することにしました。
削除に至った理由は、以前のように積極的にFAを投稿したりツイートをしたりしたいという気持ちが失くなってしまったから、また、投稿しなければということばかり考えて、彼らのオタクを楽しめていないなと感じたからです。FAを愛する気持ちは変わりませんが、私には制作する側より拝見する側の方が向いていたのかも。
これらの理由から、1度Twitterへの投稿から距離を置いて、相互さんたちの素敵なFAをすすって生きるオタクになろうと思います。

しかし、このアカウントでまだやりたいことが2つあります。それはネットプリントとリクエスト消化！リクエストに至ってはずっと待ってもらっていて本当に申し訳ないです😭もはや覚えていらっしゃるだろうか…🍩関連でお2人のリクエストを未消化でした。