うず潮 @uzushiono16 @uzushiono16橙は箱推しなれど、ダイレオ強火勢。そしてダイもレオもポプも、それぞれが大好きな、小説書きです ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 11
うず潮DOODLE姫攻めなえちちのお試し作文です。こんな設定でどうでしょう(ド11の「呪われしマルティナ」の設定を参考にちょいアレンジしています)とりあえずの途中までですあーる突入してませんので制限はまだかけてませんが、イチャイチャは始まってます。これで姫攻めになってますでしょうか…w世界最強の……?「ダイくん……」 ベッドに寝転んで昼寝をしていたおれに、レオナが話しかけてくる。 うとうとしていたおれは寝ぼけ眼で目を開ける。 「ん……? なんだい、レオナ……」 すると真正面に顔を覗きこんでいるレオナの顔があった。なんか白いふわふわのものが顔を撫でていった。 目が合った瞬間、レオナの目が怪しく光ったような気がした。途端に体が痺れたような感覚に襲われる。 なんだ、これ? 金縛りか? 「……くっ……!」 「ダイ君、どう……? 体、動かせる?」 「──ま……まさか?!」 手をレオナの方に伸ばそうとしても、体が言うことをきかない。 「うふふ……」 レオナの唇が嬉しそうに弧を描く。 それはいつも見せる可愛らしい笑顔とは違って、どこか妖しげで表情だった。 1499 うず潮PAST高校生の頃に書いたドラゴンボールの二次小説です。セルゲーム直後のチチさんのお話。カプ色は濃くないですが悟チチです。Xでのフォロワさんとのやり取りから過去の作品が懐かしくなり掘り起こしてしまいました。取り繕ってもしょうがないので、あえて表現はほぼそのままです(分かりにくいところやおかしな表記は直しました)。高校時代の作文という観点で、拙さはお目こぼしいただけますとありがたいです😅LAST WISH ──最後の伝言── 初夏の風が木々の葉を揺らし、さやさやと音を立てている。そんな戸外の様子を、チチは窓からぼんやりと眺めていた。 まだ本調子に戻り切らない身体をソファーに埋もれさせながら。今は亡き人のことを想いながら。 悟空の死から、早や半年以上の時間が過ぎていた。 もう悟空を想うとき、彼女の心に哀しみはない。その代わりに、懐かしさと愛しさによって満たされていくのが彼女自身にもわかる。 しかし、こう想えるようになるまでに、一体どれくらいの涙を流したことだろう──。 * * * 悟空の死を悟飯から聞かされた瞬間、チチの頭の中は真っ白になった。 「……うそだろ? 悟飯ちゃん……何、嘘言ってるんだ……? 悟空さが死んだなんて、そんなバカなこと……」 6039 うず潮DONEDozen Roses Dayに寄せて書いたお話。ダ君が未帰還の(でも帰ってくるって希望のある)世界線でのダイレオちゃんのお話。甘くはない…Xに画像であげましたが、読みにくい方向けにこちらにもポイします~ずっといっしょに~Dozen Roses Dayに寄せて~ある晴れた冬の日の昼下がり。 あたしは窓際にあるソファのひじ掛けにもたれ束の間の午睡を楽しんでいた。 ぽかぽかの陽だまりの中で過ごす、ちょっと贅沢なひととき。ダイ君の守ってくれた地上をよりよいものにしようと奮闘する毎日を送る中で、こんなささやかな時間がなによりのご褒美だった。 そんな中、いい香りがたなびいてくることにあたしは気づく。 甘く、だけど爽やかで、瑞々しくどこか上品な、そんな芳しい香り。それはどうしようもなくあたしの心を疼かせ蕩けさせて──そうしてあたしは目を開けた。 「レオナ」 あの日、空で見失ってしまったきみが、目の前に立っている。白い薔薇の花束を手にもって。 「ダイ君?」 「そうだよ」 泣きたくなるくらい優しく温かい声。きみの穏やかな口調はそのままに、低くなった声が耳をくすぐる。 2548 うず潮DONE2023/11/23開催の『BRAVE ADVENTURE 3』にて無料配布をしたコピー本に掲載の書き下ろしSSです。ふたりがまったりぬくぬくイチャイチャしてるだけのお話。なお、BOOTHにてこちらの文庫本データのPDF配布を行っておりますので、よろしければそちらもどうぞ!https://uzusuzu.booth.pm/items/5306392あったかい宝物 ゆうべは寒い夜だった。 温暖なここパプニカの地だけれども、年にひと月弱、寒くなる時期がある。 とりわけ昨夜は今年一番の冷え込みだった。独り寝のさみしさも相まって、あたしはなかなか寝付くことができない。もう一枚毛布をかけておけばよかったと後悔しつつも、だからと言ってそのためだけにベッドから抜け出す気にもなれない。せめてもと今ある温もりを精いっぱい手繰り寄せるように縮こまって寝ていた。 それでも気がついたら外は白々と明るみ始めていて、いつの間にか熟睡をしていたようだった。心地よく暖かい空間の中であたしはまどろみながらぼうっと考え、そうして気がつく。 ダイ君だ。ダイ君がいる。その愛おしい温もりがあたしをすっぽりと包んでいた。 2995 うず潮MEMO温泉宿でぼーっと湯に浸かりながら、脳内で繰り広げた妄想(文字です)温泉ダイレオもいいな…🤤💕 しっぽりイチャイチャしてほしい💙🤍※大人な仲良し妄想してるのでワンクッション置いておきます うず潮DONE回文で二回目のファーストキスを書いてみました😘💕 うず潮DONE5/20ロモそくで企画したあきな様(@akina_daidai)とのコラボ折り本『ただいまの贈りもの』の小説部分です。ダイ君を出迎えるレオナ視点のお話。もともとはあきなさんがツイッターにあげたイラストが素敵で文章を書かせていただいたのが始まりでした。ただいまの贈りもの「あら、ダイ君! おかえりなさ……」 言い終わる前に抱きすくめられた。ぎゅうっと力強く。 「ちょ……ちょっと、どうしたの? ダイ君……」 「…………」 ダイ君は何も言わないであたしを無言で抱きしめたまま。頭に頬を摺り寄せているのがわかる。 なにかあったのね、きっと。 時折ダイ君は、やるせない思いを胸にかかえたまま帰ってくることがある。そんな時はたいてい、こうして無言で抱きしめられる。言葉として発することもまた彼にとって負担になるのだろう。 だからあたしも何も言わない。 あたしの言葉を求めている時は、ダイ君は言葉や眼差しでなにかを伝えようとしてくれるから。 今はきっとこのまま彼の腕の中にいるのが一番。あたしを抱きしめることが、なんらかの癒しになるのなら、それでいい。 838 うず潮DONE『ただいまの贈りもの』三部作の第三話。ナチュラブなダイレオちゃんを目の当たりにしたポップのお話。やっぱりこの3人が大好きだー!ただいまと笑顔と 帰ってくるなり、あいつは言葉もなく姫さんを抱きしめた。 熱い抱擁というよりは、子どもが帰ってきて母親に甘えるように抱きついているように見える。実際は体格のいいダイの腕の中ですっぽりと包み込まれて、姫さんの姿が隠されちゃってるくらいなんだが── そういえば、あいつは昔から姫さんには甘えるようなところがあったなと思い出す。おれに対しては強がったり意地を張ったりもするけれど、姫さんには素直なんだよな。 テランで記憶を失ったときなんて、それが顕著にあらわれていた。 姫さんもなんかそれに慣れてる感じだな。 なにかあったんだろうな。きっと地上の人間のおれたちには言いにくい、なにかが。 姉さん女房の本領発揮ってところか。姫さんも肝が座っているから、やけに包容力があるように感じる。 1782 うず潮DONE『ただいまの贈りもの』三部作の第二話。ダイ君サイドからのお話です。あきなさん(@akina_daidai)の素敵イラストを是非思い浮かべながら、どうぞー!ただいまと言える場所 パプニカの城門の前にルーラで降り立った。 出迎えようと声をかけてくる城兵さんを始めとするお城の人たちへの挨拶もそこそこに、一目散に向かっていく。 この時間なら玉座の間か執務室か、そのあたりにいるはずだ。 玉座の間へと続く回廊に差し掛かった時、声をかけられた。 澄んで凛とした綺麗な声。周りにどれだけ沢山の人がいようとも、おれはこの声だけを聴き分けることができる。 「あら、ダイ君! おかえりなさ……」 きっとその顔は嬉しそうな笑顔で彩られているのだろう。でもおれはそれを確かめる余裕もなく、彼女を抱きしめた。 レオナ─── 愛おしくてたまらないこの存在。 なくしたくなくて、守りたくて───誰よりもおれのそばにいてほしい大切な女の子。 1537 うず潮DONEもちだぬさんハピバ企画で書いたSSです。でろずる、書いてて楽しかった~(*´▽`*)二人のあの恰好を思い浮かべるとドラクエって感じも出したくなり織り交ぜてみました。めんどくさい二人のお宝探し「なんだい、さっきから。はっきりしないねえ」 話しかけては何かを口ごもるでろりんに対して、ずるぼんは少し苛立ったように問う。それを受け、意を決したように、でろりんは話を切り出した。 「…お前、誕生日だろ? なんか欲しいもんねえのかよ」 「欲しいもの、ねえ……」 あんたが一緒に過ごしてくれるなら、それだけであたしは幸せだよ──歯の浮くような台詞が彼女の脳裏をよぎるが、素直にそんなことを言えるなら二人の関係はとっくに進んでいただろう。ずるぼんの口から飛び出したのは、それとは裏腹の憎まれ口だった。 「おや、なんだい? あんたが珍しいね。お宝でもくれるってのかい?」 「お…おう。お前がそう言うなら、ダンジョンでも潜って来てやるよ」 3110 うず潮MAIKING書き途中もいいところ。過去のメモアプリ見てたら思い出しました。(ホントにここで切れてますw)脳内イメージを吐きだしてそのままなので、文章もおかしいですいつか完成させたいと思います…!竜魔人ダイ君の話荒涼とした大地に青い光がぽつんと輝いている。暗闇の中、強くしかし寂しそうに揺れている光。 そして、何故か自分は走り出す。 その光は、自分がずっと追い求めていた光 手を伸ばした瞬間、それが人の形を 鋭く眼差し。射抜かれるような強い光 背筋がゾクッとした。 無邪気な笑みを見せていたあの少年とは違う。 でも紛れもなく彼だった。 彼の父を思わせる 忘れもしないあの紋章の形 「あたしの声、聞こえないの……?」 戦いに明け暮れる中で、失ってしまったのだろうか こちらに視線も合わせない 「おれはもう地上にいた頃のダイじゃない」 「違う!」 「ダイ君はダイ君だもの……!」 その鋭い眼差しはそのままに、その目から涙が零れていた。 透き通った瞳。あのころと変わらない、純真な輝き。それが青の光を纏ってより一層輝きを増している。 578 1