間に合わなかった企画小説 温室から出るのはワクワクします!
ヨウコソ。コンパスへ。
コンパス‥王宮とはまた違う景色です。
聖歌隊の皆も居なければ、皆さん賑やかで凄く楽しそうです。
「ソーン、来たのか。」
「あ、兄様!」
兄様の手には何か握られていて、そちらを見せてくださりました。
「兄様、ソレは何ですか?」
「コレはデータチップと呼ばれる俺達が戦って得た【データ】がこの小さなチップに入っている。
ソーンもいつかバトルに参加する様になるから、まずはコチラを解析所にセットして来るから少し待っててくれ。」
優しく頭を撫でてくれる兄様の手は相変わらずひんやりとして気持ちがいいです。
────数分後
兄様が解析所から帰って来て、ホームと呼ばれる場所を案内してくださりました。
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