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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    POIPOI 66

    たらpoipiku

    DOODLEポプメルって言ったらポプメルの人に怒られそうだし、ダイレオ要素もなくもなく。私はこんなダイ+ポップが好きなので別角度からも怒られそう。あと”竜”という概念も好きだけどこれも怒られそう。
    死にネタっちゃあ死にネタですし。

    魔法力や諸々の力が灼くのは本人だけか、本人だけだとしてもマトリフさん長命だから、色んな影響があるかもね。などと思いながら。
    そして旅立ちの朝 静かな静かな時間だった。雪の降る音すら聞こえてきそうな。けれどベッドに横たわる壮年の女性は寒さも苦痛も感じない。そう、苦痛も感じない。まもなく生を終えようとしていることは自覚できる。占いを生業にできるほどに鋭敏な己の感覚ゆえに。彼女が感じているのは己の生命力の減衰だけではなく、まもなく訪れるであろう”迎え”。
    「起きていたのか。いや、起き上がらなくていいから」
     彼女の連れ合いである青年にしか見えない壮年の大魔道士が部屋に入ってくる。彼が彼女に施す術のおかげで彼女は苦痛を感じずにすんでいる。少しずつ眠る時間が長くなっていくのは感じてはいるのだけれど。
     彼女は連れあいの制止を聞かずに上半身を起こす。彼は苦笑を浮かべながら少し助けてやる。きみはやはりなんだかんだで頑固だ、と零しながら。
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