105@海自艦擬人化 @sanpomichi105 置いているものは順次くるっぷへ移動します。Tumblerもあるのでお好みで。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 83
ALL 本編 番外編 3_affection お遊び 紹介 セルフ二次 105@海自艦擬人化DONE5203初めての年越し*** 時々強い風が吹いては木々が揺れるざわざわとした音が耳に届く。今朝は随分と冷え込み、場所によっては積雪もあったらしい。雪景色を見てみたかった気持ちはあるものの、寒いのはまだ慣れそうにない。冬生まれとはいってもぽかぽかとした小春日和に進水したものだから、どうやらそれが基準になってしまったらしい。幸いなことに母港となる呉も同じような気候だし、仕事で向かう先は暖かな地域だからあまり心配することはないかもしれないけど。進水の日をきっかけに、目まぐるしい日々の記憶を手繰る。こうして振り返りたくなる気分になるのは今日が大晦日だからだろうか。この一年、当たり前とはいっても何もかもが初めてで。兄達や人の手を借りる度に出来ることが増えていって。つい先日には自分も兄の仲間入りをすることになり。その新たな末っ子となったくまのは、年越しまでもたずソファで寝入ってしまった。腿を枕にされ動けないのは辛いけど、子供らしい少し高い体温が愛おしい。同じ年頃だったと思う、うたた寝から目覚めた時の兄の顔が脳裏を過る。懐かしさに浸っているうち寝息に誘われて微睡む。「あき」 呼び声にうつらうつらとしていた意識が浮 783 105@海自艦擬人化DONE5203+②同時期建造って一緒に成長してる感じで良いですよね!という話。少し風は冷たいけれど小春日和の穏やかな午後。小波の立つ海を走り、すっかり馴染んだいつもの場所へと帰ってきた。出発したときはがら空きだったそこに、新たな同居人が待っている。艦から降りるなり、おかえり!と透明感のあるよく通る声が迎えてくれた。「ただいま、くまの」名を呼ばれるのは嬉しい。貰いたてなら尚更だ。パッと顔を輝かせ、ぎゅうと腰に抱きついてもう一回とせがむ姿に数ヶ月前の自分が重なる。くしゃりと髪を撫でたらくすぐったそうに笑っている。どうやらぼくも兄ばかの仲間入りらしい。ただ子供らしい力加減の無さ、まして護衛艦だ。そもそもの基礎体力が違う。名残惜しいけどこればかりは仕方ない。一緒に遊ぶには力不足かもしれないけど、その分ゆっくり話をしよう。自分がここを離れるまでの半年にたくさん。まずは、「進水式どうだった?」 361 105@海自艦擬人化DONE2番艦と5202進水おめでとうございます!11月とは思えないぽかぽかとした日差しの中、粛々と準備は進む。本日の主役は華々しく飾られた本体の様子をそわそわと見上げていた。通例であれば一般客を入れ賑やかに執り行われるところ、猛威を振るう感染症が相手では控えるしかないらしい。艦上から誰かが話すえらい人出じゃなーとの声に対岸へと目を向けた。あぁなるほど、随分と待ってる人がいる。ちょいちょいと隣の幼子に知らせてやれば、少し照れながらも嬉しそうに笑う。多くの期待と注目を背負って。果たしてどのようなふねとして生きていくのだろうか。命名の後、轟音とともに本体が海へと滑り降りていく。ようこそ海へ。くまの、君にとっての数十年が良い艦生となるよう願うよ。進水おめでとう。 311 105@海自艦擬人化DONE5203+5202 晩秋の海と触れ合う晩秋の海水浴場は自分と少し後ろを歩く次兄であるはりまの他には数組の親子連れが砂遊びに興じている様子が見える。小さな子供のはしゃぐ声と側を走る車道から聞こえるエンジン音にどこからか軽快な音楽がかすかに耳に届く。そして同じ海でも馴染んだ港とは違う、絶えず波が押し寄せる音にそわそわとして落ち着かない。 遊歩道から砂浜へと降りる際に脱いだ靴を片手に歩く。一歩進むたびにしゃりしゃりと音を立てている。湿り気を帯びた砂は細かな貝の欠片などが混ざりあい、足を踏み入れる度に素足に纏ってくすぐったい。あいにく空は薄曇りだが、この時期まだ昼過ぎであれば薄手の羽織一枚でも事足りる程度で素足でも冷える心配はしなくて良さそうだ。 1071 105@海自艦擬人化DOODLE5203+5202はりまー、起きてる…?遠慮がちに掛かる声に意識だけぼんやりと浮上する。ドックに入っている本体に引っ張られているせいで目蓋が重い。ぼやける視界に姿を認めてなに、とどうにか返す。少しの間服借りていっても大丈夫?ん、好きに持ってって…、と答えてからいつもは事後報告なのに珍しいなと思考が過る。あぁ、違う。無意識にひびきと重なっていたようだ。いつの間にか不安定に揺れていた声も落ち着き、すっかり子供らしさが影を潜めてしまった。成長が喜ばしい半面、少しだけ寂しさを覚える。 あき、そろそろ起きるから。あとで買い物出ような。それと公試の前には作業服も、だな。可愛い弟から仕事仲間になるまではもう少し。 299 105@海自艦擬人化DONE175×174(BL) 真冬の早朝に 500 105@海自艦擬人化DOODLE403+404 はろうぃんー。「とりっくおあとりーと?」隣で呟かれた言葉に今年ももうそんな時期か。いつの間にか町は橙や紫の飾り付けだらけだ。ちょっと待ってなーとポケットへと手を突っ込んだ。潜水艦連中から毎年集られるようになって、持ち歩くのがすっかり馴染んでしまった。ごそごそと取り出した飴の中から一番甘そうなやつをちよだへと渡してやる。ちょこんと手のひらに乗せられた鮮やかな包みを見、あまいやつ!と喜んでいるものの、なんでだろうかと首を傾げている。「なんだ、知らずに言ったのか。ハロウィンて言ってな、元の風習はちょっと置いとくがお菓子を貰ったり仮装して楽しむイベントだな。さっきの言葉は"お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ"」わたしはいたずらしないもんーと頬を膨らませている。わかってるから大丈夫だと伝えると機嫌を直したようだ。ふと艦の備品を思い出し、帰ったらあるもので仮装してみるか?と問えば元気な返事が聞こえた 392 105@海自艦擬人化PROGRESS5203+5202+3518下書き。手入れで原型が残るか怪しい 2 105@海自艦擬人化DONE404進水日おめでとう!403目線。 105@海自艦擬人化DONE464と2番艦の子。生まれるふねあれば去るふねもあり。 105@海自艦擬人化DONE"つき"の日! 4 105@海自艦擬人化DOODLE5203+3518同郷の最年長と最年少がすぐ隣にいるんですよ!の勢いで。 2 105@海自艦擬人化DOODLE台風に備えるさなかの成長(5203他) 2 105@海自艦擬人化DOODLE175+118向こうはまだ暑そうだなと思って。 105@海自艦擬人化DONE113と118。 2 105@海自艦擬人化DONE4001と5203ちょっと繋がってる話↓https://poipiku.com/98416/1336984.html 105@海自艦擬人化DOODLE173と115。 105@海自艦擬人化DOODLE3520(171)と116。 2 105@海自艦擬人化TRAINING117のこと。見た目描写練習 105@海自艦擬人化DOODLE173(と115) 105@海自艦擬人化DOODLEひとつ前の続きな、あたみよ。ぴろーとーく。 105@海自艦擬人化MAIKING118と177、175将来的には隙間の時間部分を埋めたい… 2 105@海自艦擬人化DONE5202と5203。 2 105@海自艦擬人化DOODLE403と404 105@海自艦擬人化DONEすずちよ(117×176)。CP未満ですがBLです。初書きがこっちという。 2 105@海自艦擬人化DONE177と175。※BLと同じ工場製です。ちょっと距離が近い 2 105@海自艦擬人化DONE405から404へ。 2 105@海自艦擬人化DOODLEふゆ、あた、みよの会話文おふざけです 105@海自艦擬人化DOODLE173と115でねこの日ネタ(遅刻)おふざけ。 105@海自艦擬人化DONE404が実家に帰ってきたので!5202+5203兄弟と。 2 105@海自艦擬人化DONE5203の絵日記みたいな※差し替えました(レイアウト修正) 105@海自艦擬人化DONE5203進水記念。4001と5201の話。 2 105@海自艦擬人化DONE118就役の日 2 105@海自艦擬人化DONE現ちよが先ちよにひとりお別れする話 105@海自艦擬人化BLANK宇野にやってきたちよが三井のちはに会いに行く話。完成させるには時間が足りなかった 12