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    つばさ

    yaginoura0811

    PROGRESSマナリア学園に再び禁薬騒動の予兆を聞きつけた教授達がエルモート、ツバサ、ショウに解決助力を求める話。
    前半。
    最近は落ち着きつつあったマナリア学園に再び妙な噂が立ったのはつい3日前の事だった。
    ジル教授に呼ばれたツバサとショウはエルモートとミランダ先生に連れられて職員室に来ていた。

    「ジル教授、話ってなんだ?」
    「すみません急にお呼びだてして。実は、また折り入って頼みたいことがあるのです」
    「…また面倒な事ですか?」
    「度々申し訳ない…。実は最近ドモン君のお仲間たちが集まって何か行動を起こしている様です」

    ドモン、荒狂学園で名を馳せた荒暮愚連隊のリーダーで過去にショウにタコ殴りにされた恨みを持って復讐しにやってきた男だ。
    ショウやツバサのお陰もあって事件は解決に向かっていたのだが…。

    「ほう…なんだかヤな予感がプンプンしやがる」
    「ドモン君がいない今荒狂学園も束ねていたお仲間たちは別々に行動しているようでして…」
    「…ヒエラルキーの崩壊…か」
    「はい。自由度の増した荒狂学園ではさまざまな問題が横行していると、知り合いの先生達から助けの声が届いたのです。是非ともまた力を貸して頂きたい」
    「で?その依頼ってのは?」
    「今回特に根が深そうな案件なのですが……ドモン君が使っていたという禁薬とは別 4260

    shinashi_natuka

    DOODLE「自分の恋人がウザイ」というモブ男達の会話を聞いてしまったつばさちゃんが、色々不安になる話……のエア新刊サンプル風供養。
    CPは龍つば、帝つば、健つば

    書こうとしても……上手く書けなかったんだ……
    供養させてください……
    つばさは、人一倍聴覚が鋭い。それが故に、聞こえなくてもいい会話が聞こえてしまう時がある。
    「うーわ、もう少しでアイツの誕生日なの忘れてた……面倒臭ぇ……」
    そんな、同僚の男性達の会話が聞こえてきたのは、丁度昼休みの時だった。最初は、なんてことのない会話として気にも止めていなかったのだけれど。
    「つーかさ? あいつめっちゃウザイんだけど」
    「まぁた彼女の愚痴かよ。懲りないねぇ、お前らも」
    雲行きが怪しくなってきたのは、そんな会話が聞こえてき始めた頃からだっただろうか。方やお互いの家を行き来する関係のカップル、方や同棲中のカップルらしい、そんな二人の会話。自分の恋人のどんなところが面倒臭いとか、こういう行動が嫌いだとか、嫌でも聞こえてきてしまう。
    「四六時中ベタベタ触ってきやがって……こっちは、疲れてんのにさぁ……」
    とか。
    「まあ……さすがに、夜遅くまで電話とかJOINに付き合わされるのは勘弁だよなぁ」
    「だよな。なんも用がねぇならかけてくんじゃねぇっての」
    とか。
    「なんつーか、相談っていう名の愚痴が長いっつーか……疲れて嫌な思いしてんのは、そっちだけじゃねぇっての」
    とか。
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