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    ぱお

    あんか

    MOURNING没供養。SSで書いたナンパお持ち帰り探納をちゃんとすけべ込みで書こうとして没になったやつです。
    探が彼女持ちで冒頭から振られています。すけべ未遂。
    それはもう、最悪も最悪。一年の厄を全部今日という日に濃縮したのかと思うくらいの不運だった。

    それなりに長く付き合っていた彼女に「あなたとは将来が見えない」とLINEのメッセージひとつで振られ、送った返信には既読がつかず。
    あわてて家を飛び出し、走り出したはいいものの、その途中で家の鍵を側溝に落としてしまい、そのまま行方しれずに。鍵の業者を呼んで取替えする羽目になった。予想外の出費は三万円とちょっと。決して安くはない出費に懐が寂しくなった。
    ようやっと尋ねた彼女のアパートではドアを開けてももらえず、インターホン越しに門前払いを食らった。どうやら彼女の意思は固いらしく、もう僕とこれ以上付き合うのは無理だと言われてしまった。
    彼女は、体つきが最高に好みで体の相性も良かった。その上、程よく気が強く跳ねっ返りの強い性格は僕好みだった。愛しているかと問われると答えに言い淀んでしまうが、好きではあったのだ。けれど、ここで醜く追い縋るのは僕のプライドが許さない。家まで訪ねていったことを詫びて、自宅マンションへ帰宅した。
    その帰路で、道端に落ちていたビニール袋に足を取られ転倒。いい歳をして手と膝に擦り 1609

    ハルナスビ

    MAIKINGヘクマン予定だったヤツ
    女の子になりました。
    キャパオーバーになってるファンのマくんを考えるの楽しいです
    その頃、部屋に連れていかれたマンドリカルドは混乱を持て余していた。それもそのはず、彼のベッドに辿り着いたヘクトールは自分が座ると、その膝の上にマンドリカルドを乗せたのだから。


     「…えっと……ヘクトール、さま?」


     恐る恐る顔を上げて斜め上にある顔を見つめる。いつもより遠く感じるその顔はとても穏やかだった。


     「ん?どうした?」


     そっと髪を撫ぜられて顔の緩むマンドリカルドだったが、ふと我に返ってその顔を青ざめさせると慌てだした。


     「…いやいやいやヘクトール様!?おおお、降ろしてください!」


     「はいはい暴れないの~」


     「ぐうっ」


     簡単に抑え込まれる。元々のステータスでさえ筋力差があったのに、女になったら敵う訳がない。気がついたらヘクトール様の膝に向かい合わせで座っていた。

     (は?え??なんだこの状況。ヘクトール様の上に?乗ってる??あーさすが大英雄俺なんかが乗ってもびくともしない。うわ待って腰に手を置かれてる?優しすぎるわ。いつもよりヘクトール様との距離が近くてやばいどうしよう顔がいい!良すぎて目が潰れそういやむしろ本望だな座に還るわこれ) 499