ふぉー
アイダ
DOODLEラーメンシュタインってなんだよ公式の歌詞のもじりです(もじれてない)
店主によるあぶりパフォーマンスが人気のお店なんだよね
店員同士のキスも人気のパフォーマンスです(?)
PW:例のローマ字小文字
Sasaran_11
MAIKINGケーキバースdndzの続き。ケーキのdnくんとフォークのdziくん。付き合った後の初めての夜。R18。パスワードは18歳以上か否かをyes/noでお答えください。 2437
あだびと
DOODLEリメイク?煩悩ドラア口昔のはたしか5~6月に描いたもので顔が酷すぎたのでモザイクです。
ちゃんと描いたのはもちろん前より手の持ち方とかが関係性深掘りできたかなと思ったり…才セラムが指輪たくさんつけているので装飾品であって婚約の印では無さそうかな~とかテナクスは機械の装甲板を使ってはいるけど鋳造までしないだろうな~とか考えていると実際は難しそうだな~と
ガイアやフォーカスでワンチャン…? 2
shinoda_r
SPOILER@TRPG_TL CoC6版「VOID」ネタバレかもなのとカプ絵っぽいものなのでワンクッション弊HO3球磨守三五と相棒のHO4アコヤさんを勝手に描いたもの なぜか同じ態勢の別角度で2枚ある(1枚目はジェットコースターからフリーフォールした頃 2枚目は卓が終わったあと) 2
para_da_ice
SPOILERCUBEのトークショー出演メンバー決めの動画より。大輝くんまるでボーカルの保護者みたいなことになってたので…つい…
あと、SCENEのMCでパフォーマーだいすき!!って大輝くん言ってたからさ…笑
Cr。
SPOILER【Aconite現行未通過✖】これは元気に〇〇する気満々だったころのキール・フォークス(23)。クソガキ。ギルくんをあまりにもチョロ・・・甘い男として書きすぎてしまってほんとにごめんなさい。でもこのぐらいの温度差だったらうれしいなと思って・・・。許して・・・。 2hxp147258
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キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編ラストフォーチュンドールエピローグ幸が人形を取り戻し、霊魂の魔女を倒してから大きな事もなく3年が経過していた。将信は貝森学園に通っていたものの、あと2年ほど通えるが任意のため、23歳で充分魔導士としてのスキルを身に着けて就活に臨んでいた。そこに幸が教室に入り込んできて将信と話した。
「先輩、卒業しちゃうんですか?」
「まぁ、そうだな。」
「そうですか、寂しくなりますね。」
「そんな永遠の別れでもあるまいし…」
「そうですよね!先輩、一戦交えてくれませんか?」
将信は幸がずいぶん強気になったと感心し、勝負に挑んだ。幸は人形や樹属性魔法を駆使して、将信に挑んだが、将信も強くなっていて、さすがにマグマゴーレムとまで出されると、幸も打つ手がなかった。そしていい汗かいた幸は、ここからが本題であると将信に言った。
2260「先輩、卒業しちゃうんですか?」
「まぁ、そうだな。」
「そうですか、寂しくなりますね。」
「そんな永遠の別れでもあるまいし…」
「そうですよね!先輩、一戦交えてくれませんか?」
将信は幸がずいぶん強気になったと感心し、勝負に挑んだ。幸は人形や樹属性魔法を駆使して、将信に挑んだが、将信も強くなっていて、さすがにマグマゴーレムとまで出されると、幸も打つ手がなかった。そしていい汗かいた幸は、ここからが本題であると将信に言った。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編50フォーチュンドール7章5話幸と将信、雨と零子は地図に記された場所の近くまで来ていた。そこで一人の女性に声をかけられた。その声の主は夏希であり、澪と雫も一緒であった。
「おー、将信も来たか!来なかったら本体は澪先輩に持たせようと思ったけど~。」
「まぁ、あるとも限らないが、そっちの双子はなんかの手伝い?」
「人形の回収がまだで、さらにここに敵の親玉がいるようで、先に来た仲間が捕まってるかもしれん。」
「親玉?ここには霊魂の魔女がいると聞いたが。」
「その霊魂の魔女が今回の件の黒幕らしい。」
将信と澪の会話の間に入ったのは、少し遅れてきた瀬津だった。瀬津は漣と朝と夜と一緒だった。
時間は少し前、瀬津たちは昨日見た地図の場所へ行こうとしていたところ、天使のような白い羽根の何かが落ちていることに気が付いた。それはぐったりとしており、朝がそれを注視すると、死神のようなあの悪魔であった。瀬津は悪魔に剣を見せ、今までの行動の理由を聞き出そうとした。
2734「おー、将信も来たか!来なかったら本体は澪先輩に持たせようと思ったけど~。」
「まぁ、あるとも限らないが、そっちの双子はなんかの手伝い?」
「人形の回収がまだで、さらにここに敵の親玉がいるようで、先に来た仲間が捕まってるかもしれん。」
「親玉?ここには霊魂の魔女がいると聞いたが。」
「その霊魂の魔女が今回の件の黒幕らしい。」
将信と澪の会話の間に入ったのは、少し遅れてきた瀬津だった。瀬津は漣と朝と夜と一緒だった。
時間は少し前、瀬津たちは昨日見た地図の場所へ行こうとしていたところ、天使のような白い羽根の何かが落ちていることに気が付いた。それはぐったりとしており、朝がそれを注視すると、死神のようなあの悪魔であった。瀬津は悪魔に剣を見せ、今までの行動の理由を聞き出そうとした。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編49フォーチュンドール7章4話唯と凛太郎は散歩していた。今日も何事もない平和な一日で、他愛もない話で盛り上がっていたところ、突然ティンダロスが何かを見つけたのか、走り出した。唯と凛太郎もそれについていくと、そこには幸の人形の一人であるリレットがいた。何も知らない唯はリレットが幸の元を離れて、迷子になってしまったのだろうと思い、声をかけた。しかし、リレットは逃げていき、唯が追いかけると、リレットは振り向き魔物を召喚した。
「え?なんで?どうしたの!?」
「ついてこないでほしいのです!」
「待ってよ!幸さんから逃げてきたの?なんで?」
「関係ないのです!邪魔をするなら容赦しないのです。」
唯と凛太郎は状況が読み込めず、魔物と対峙することになってしまった。
2847「え?なんで?どうしたの!?」
「ついてこないでほしいのです!」
「待ってよ!幸さんから逃げてきたの?なんで?」
「関係ないのです!邪魔をするなら容赦しないのです。」
唯と凛太郎は状況が読み込めず、魔物と対峙することになってしまった。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編48フォーチュンドール7章3話フェルネリシアを回収した翌日、昼すぎ頃にようやく気が落ち着いたフェルネリシアは幸と話す準備ができたようで幸と将信、グレーラの前で思い出せる範囲で話そうとする。
「たしか…それは霊魂で体を取り戻そうとしてて…」
「先輩のように霊魂で彷徨うことのできる存在なのかしら?」
「いや、俺は魂を交換するだけで魂を漂わせることはできないぞ…」
「絨毯…?吸血…?幸運…?停止…?えーっと…」
「どうしたの?その単語が結びつくの?」
フェルネリシアはだいぶ記憶が曖昧になってきたようで、ひたすら関連しそうな言葉を羅列していく、その中でグレーラが気になった言葉があった。それは「蛇」であった。グレーラは蛇壺の件を思い出した。
「蛇ねぇ…うちは苦手だなぁ。もう二度とあんな目には遭いたくないわ…」
2931「たしか…それは霊魂で体を取り戻そうとしてて…」
「先輩のように霊魂で彷徨うことのできる存在なのかしら?」
「いや、俺は魂を交換するだけで魂を漂わせることはできないぞ…」
「絨毯…?吸血…?幸運…?停止…?えーっと…」
「どうしたの?その単語が結びつくの?」
フェルネリシアはだいぶ記憶が曖昧になってきたようで、ひたすら関連しそうな言葉を羅列していく、その中でグレーラが気になった言葉があった。それは「蛇」であった。グレーラは蛇壺の件を思い出した。
「蛇ねぇ…うちは苦手だなぁ。もう二度とあんな目には遭いたくないわ…」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.3 5/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
15戦目★朝起きて一番に見るのは君が良い目が覚めて一番初めに香るのはタバコの匂い。
それはなんて幸せな瞬間なのだろうと、目が覚めたピクは匂いの主である布団に頬を擦り付けた。
「……あれ」
眠っている間、手探りで探って触れた筈の人肌が見当たらない。ピクはがらんと空いた布団にさわさわと触れてみる。
余り温かくない、どうやらこの布団の主はピクが寝ている間に早々と布団を抜け出し外へ出たらしい。
寝起きの悪いアイツが僕より早く起きるなんて珍しい……外にいるであろうアイツを追ってテントを出ようとピクは酷く重い身体を起き上がらせる。
「これ、アイツのシャツじゃないか」
ゆらりと起き上がったピクが着ていたのはいつもの山吹色のロングシャツではなく若草色のワイシャツだった。
4846それはなんて幸せな瞬間なのだろうと、目が覚めたピクは匂いの主である布団に頬を擦り付けた。
「……あれ」
眠っている間、手探りで探って触れた筈の人肌が見当たらない。ピクはがらんと空いた布団にさわさわと触れてみる。
余り温かくない、どうやらこの布団の主はピクが寝ている間に早々と布団を抜け出し外へ出たらしい。
寝起きの悪いアイツが僕より早く起きるなんて珍しい……外にいるであろうアイツを追ってテントを出ようとピクは酷く重い身体を起き上がらせる。
「これ、アイツのシャツじゃないか」
ゆらりと起き上がったピクが着ていたのはいつもの山吹色のロングシャツではなく若草色のワイシャツだった。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.3 4/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
14戦目★そのボトル一本分の価値がある「いい酒を手に入れた」
そう言ってピクは手馴染んだリュックサックから深色のガラスボトルを取り出す。
酸化を防ぐ遮光ボトルからして品のあるそのボトルを前に安原は目を見張った。
「ほぉ、中々いい酒じゃないか。どのツテで手に入れたんだ?」
「たまたま出会った老人が洋酒のコレクターでね、その老人のバーでギターを弾いたら持っていけって」
安原はボトルに張り付いたラベルの文字を追う。製造年がかなり古くその辺の立ち飲みの酒場ではお目にかかれないであろう、恐らく希少で上等なスコッチの様だ。
その洋酒コレクターのマスターはピクの弾き語りが余程気に入ったのだろう。そうでなければ行きずりの旅人に品質の良い年代物のスコッチをチップとして渡すなど粋な大盤振る舞いなどしない。
3247そう言ってピクは手馴染んだリュックサックから深色のガラスボトルを取り出す。
酸化を防ぐ遮光ボトルからして品のあるそのボトルを前に安原は目を見張った。
「ほぉ、中々いい酒じゃないか。どのツテで手に入れたんだ?」
「たまたま出会った老人が洋酒のコレクターでね、その老人のバーでギターを弾いたら持っていけって」
安原はボトルに張り付いたラベルの文字を追う。製造年がかなり古くその辺の立ち飲みの酒場ではお目にかかれないであろう、恐らく希少で上等なスコッチの様だ。
その洋酒コレクターのマスターはピクの弾き語りが余程気に入ったのだろう。そうでなければ行きずりの旅人に品質の良い年代物のスコッチをチップとして渡すなど粋な大盤振る舞いなどしない。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.3 3/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
13戦目★酒は飲んでも飲まれるな!酒は好きだ。
見知った仲間と酒を飲む雰囲気もそれなりに気に入ってはいる。
だがひとつだけ、どうしても許してはならない事があった。
「し〜んっのんでるかい?」
「ああ、程々に。ピクは……もう出来上がってる様だね」
「にへへ〜〜」
満月を肴に酒を嗜む。なんて粋で風情のある夜だろうか――この距離の近い酔っ払いがいなければ。
「まだよってないよぅ?」
「酔ってる人は皆そう言うんだよ」
一体何がおかしいのか、ピクはワイングラス片手に新の肩を抱きいつもの五倍は陽気に笑っていた。
見ての通り、ピクは笑い上戸の絡み酒である。
完全に出来上がったピクに絡まれない様予め距離を取っていた安原は見事に絡まれた新にご愁傷さま、とその光景を肴に葡萄酒を一口含み、数秒後の未来を予測し今晩の生贄に憐れみの目を向ける。
2650見知った仲間と酒を飲む雰囲気もそれなりに気に入ってはいる。
だがひとつだけ、どうしても許してはならない事があった。
「し〜んっのんでるかい?」
「ああ、程々に。ピクは……もう出来上がってる様だね」
「にへへ〜〜」
満月を肴に酒を嗜む。なんて粋で風情のある夜だろうか――この距離の近い酔っ払いがいなければ。
「まだよってないよぅ?」
「酔ってる人は皆そう言うんだよ」
一体何がおかしいのか、ピクはワイングラス片手に新の肩を抱きいつもの五倍は陽気に笑っていた。
見ての通り、ピクは笑い上戸の絡み酒である。
完全に出来上がったピクに絡まれない様予め距離を取っていた安原は見事に絡まれた新にご愁傷さま、とその光景を肴に葡萄酒を一口含み、数秒後の未来を予測し今晩の生贄に憐れみの目を向ける。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.3 2/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
12戦目★"かわいい"は正義!安原とピク。二人の喧嘩に理由などいらない。言うなればそもそも二人の喧嘩に大した理由などないのだ。
「だからそれのどこに俺の非があるっていうんだ?!」
「だって……っあの時君がちょっかいかけなかったらケンカにならなかった!」
「ちょっかいかけた?あれのどこが必要のないちょっかいだ?お前が危なっかしいから助け舟を出してやっただけだろう?!」
「それが余計なお節介って言ってるんじゃないか!」
喧嘩の発端はあえて記述はしない。日常に溶け込み過ぎたこの華麗なる小競り合い、そもそも発端がどこなのか誰が見ても分からない。
挨拶よりも先にと、今日も今日とて繰り広げられる喧嘩という名のコミニュケーションに理由は不問なのだ。
「あの時俺がいなかったらどうなっていたか言ってみな?」
1989「だからそれのどこに俺の非があるっていうんだ?!」
「だって……っあの時君がちょっかいかけなかったらケンカにならなかった!」
「ちょっかいかけた?あれのどこが必要のないちょっかいだ?お前が危なっかしいから助け舟を出してやっただけだろう?!」
「それが余計なお節介って言ってるんじゃないか!」
喧嘩の発端はあえて記述はしない。日常に溶け込み過ぎたこの華麗なる小競り合い、そもそも発端がどこなのか誰が見ても分からない。
挨拶よりも先にと、今日も今日とて繰り広げられる喧嘩という名のコミニュケーションに理由は不問なのだ。
「あの時俺がいなかったらどうなっていたか言ってみな?」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.3 1/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
11戦目★寝込みを襲うのは襲われる覚悟がある奴だけだ陽だまりが心地良い昼下がり、人里離れた草原に身を預け安原が寝転んでいた。
無防備に寝転ぶ安原を見つけたピクは傾斜の草原を降り安原の顔を覗き込む。
「安原ぁ」
頭上から名前を呼んでみるが応答はない。
「やーすーはーらぁ」
耳元で名前を呼んでみるも一寸も反応しない所を見るとかなりぐっすり寝ているのかと納得したピクは昼寝に勤しむ安原の顔をじっと見つめてみる。
瞼を閉じ気の抜けた顔で昼寝に勤しむ安原の寝顔は幾分か幼く見え、普段の仏頂面とのギャップに思わず小さく吹き出すピク。
「寝てるのかい?君は一度寝ると中々起きないからなぁ……」
眠りこける安原の頬を指で突いているとピコン、と頭上の豆電球が光り、おもちゃを見つけた猫の様ににんまりと微笑む。
2060無防備に寝転ぶ安原を見つけたピクは傾斜の草原を降り安原の顔を覗き込む。
「安原ぁ」
頭上から名前を呼んでみるが応答はない。
「やーすーはーらぁ」
耳元で名前を呼んでみるも一寸も反応しない所を見るとかなりぐっすり寝ているのかと納得したピクは昼寝に勤しむ安原の顔をじっと見つめてみる。
瞼を閉じ気の抜けた顔で昼寝に勤しむ安原の寝顔は幾分か幼く見え、普段の仏頂面とのギャップに思わず小さく吹き出すピク。
「寝てるのかい?君は一度寝ると中々起きないからなぁ……」
眠りこける安原の頬を指で突いているとピコン、と頭上の豆電球が光り、おもちゃを見つけた猫の様ににんまりと微笑む。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編47フォーチュンドール7章2話次の日になり、幸と将信は魔女の集会場に来ていた。朝と夜、そして魔物ハンターの瀬津と漣、天音もそこにいた。朝が言うにはもしも人形達が悪魔に操られていたりした場合、魔物を召喚してくる可能性があるという。そこで魔物の気配を察知できる瀬津と漣が人形達を見つけ出すことが出来るのではないか憶測と、本当に魔物を召喚した際に仲間になって戦ってくれるというのだ。
「人形だけは壊さないでほしいのですが…」
「うまく捕らえたらいいんだね?でも朝さんは夜くんの力で解けたけど、人形達が洗脳されていたらどうすれば…」
「そうなっていたら、とりあえず私のカバンに入れておいて、洗脳を解く方法を見つけます。」
「それで君に被害がなければいいのだけど…」
2954「人形だけは壊さないでほしいのですが…」
「うまく捕らえたらいいんだね?でも朝さんは夜くんの力で解けたけど、人形達が洗脳されていたらどうすれば…」
「そうなっていたら、とりあえず私のカバンに入れておいて、洗脳を解く方法を見つけます。」
「それで君に被害がなければいいのだけど…」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 5/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
10戦目★眠れぬうさぎの寝かしつけ――ねぇ、知ってるかい?こころのSOSって、自分以外の人にしか見えないんだよ。
青葉の香りを乗せた新風がピンク色の花冠をそよがせる。
「わぁ、ありがとうスナフキン!」
「役に立てたなら良かった。じゃあ僕は街の方へ降りてくるよ。おみやげ、期待してても良いよ?」
「スナフキンのおみやげはいつも見た事のないものばかりだから楽しみだわ!」
「もしかしてあのキラキラのケーキ?」
「ふふ、さぁ、どうだろうね?」
都会的なこのムーミン谷のスナフキンであるピクはフランクな笑みを浮かべ軽い足取りでムーミン達の元から去っていった。
「良かったわね、ムーミン。スナフキンがここを通らなかったら大変な事になってたわ」
「ぼくたちが知らない事なんでも知ってるし、どんな事もでも助けてくれるし、見た事のない形の車だって乗れちゃうなんて、やっぱりスナフキンはすごいや!」
3979青葉の香りを乗せた新風がピンク色の花冠をそよがせる。
「わぁ、ありがとうスナフキン!」
「役に立てたなら良かった。じゃあ僕は街の方へ降りてくるよ。おみやげ、期待してても良いよ?」
「スナフキンのおみやげはいつも見た事のないものばかりだから楽しみだわ!」
「もしかしてあのキラキラのケーキ?」
「ふふ、さぁ、どうだろうね?」
都会的なこのムーミン谷のスナフキンであるピクはフランクな笑みを浮かべ軽い足取りでムーミン達の元から去っていった。
「良かったわね、ムーミン。スナフキンがここを通らなかったら大変な事になってたわ」
「ぼくたちが知らない事なんでも知ってるし、どんな事もでも助けてくれるし、見た事のない形の車だって乗れちゃうなんて、やっぱりスナフキンはすごいや!」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 4/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
9戦目★結局は似た者同士なのさ大塚は安原を尊敬している。
スナフキンにしては野性的で雄々しいが不思議と下賎さは感じない、寧ろそのワイルドさがアダルティで際立った魅力がある。
頼もしさを感じる広い背中に腕まくりで露になった筋張った腕、歌劇スターに劣らない華やかな顔立ち。ノリが軽い分多少ヘタレでも大塚にとってはそれすらも愛嬌の範囲内である。
言うなれば新にとっての旧の様な存在が大塚にとっての安原なのだ。
尊敬で目指すべき存在である安原。だがそんな大塚にもひとつだけ安原に言いたい事があった。
「安原さん、僕は安原さんの事をかっこいいと思ってますし、尊敬してます」
「ありがとな。でもどうした急に」
安原の隣に座った大塚が唐突にそんな事を言う。
そんな二人の間を通った柔らかな風を受け、短い若草がそよそよと靡く。
3297スナフキンにしては野性的で雄々しいが不思議と下賎さは感じない、寧ろそのワイルドさがアダルティで際立った魅力がある。
頼もしさを感じる広い背中に腕まくりで露になった筋張った腕、歌劇スターに劣らない華やかな顔立ち。ノリが軽い分多少ヘタレでも大塚にとってはそれすらも愛嬌の範囲内である。
言うなれば新にとっての旧の様な存在が大塚にとっての安原なのだ。
尊敬で目指すべき存在である安原。だがそんな大塚にもひとつだけ安原に言いたい事があった。
「安原さん、僕は安原さんの事をかっこいいと思ってますし、尊敬してます」
「ありがとな。でもどうした急に」
安原の隣に座った大塚が唐突にそんな事を言う。
そんな二人の間を通った柔らかな風を受け、短い若草がそよそよと靡く。
🐰🐯
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Day.2 3/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
8戦目★顔が良いにも程がある!人は外見よりも中身が大事だ、と世間は言う。
だがどれだけ中身が良くても最初に惹かれていくきっかけというのは大体が顔だという事実が覆る事は無い。
「〜〜♪」
柔らかい日差しに照らされ煌めく森に、ピクの上機嫌な鼻歌がよく馴染む。
暑過ぎず曇り過ぎず、草花もご機嫌なお散歩日和となれば鼻歌が弾むのも頷ける。ピクは軽い足取りで森の小道を散歩していた。
森の小道を抜けていくとその先では小川が流れ、その近くに見慣れたテントの頭が見える。その見慣れたテントを前にピクが軽い足取りをピタリと止めた。
見慣れたテント――安原のテントを前に、ピクは鼻歌も忍ばせるといそいそと木の影に隠れる。
――どうせなら驚かせてやろう。
驚かせた時の安原の間抜け面が見物だとニヤリと笑うピクが足音を忍ばせながら安原のテントに忍び寄る。
3065だがどれだけ中身が良くても最初に惹かれていくきっかけというのは大体が顔だという事実が覆る事は無い。
「〜〜♪」
柔らかい日差しに照らされ煌めく森に、ピクの上機嫌な鼻歌がよく馴染む。
暑過ぎず曇り過ぎず、草花もご機嫌なお散歩日和となれば鼻歌が弾むのも頷ける。ピクは軽い足取りで森の小道を散歩していた。
森の小道を抜けていくとその先では小川が流れ、その近くに見慣れたテントの頭が見える。その見慣れたテントを前にピクが軽い足取りをピタリと止めた。
見慣れたテント――安原のテントを前に、ピクは鼻歌も忍ばせるといそいそと木の影に隠れる。
――どうせなら驚かせてやろう。
驚かせた時の安原の間抜け面が見物だとニヤリと笑うピクが足音を忍ばせながら安原のテントに忍び寄る。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 2/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
7戦目★ヒーローは都合良く助けに来るもので視界に広がるのは青い空と新緑の木々、そして削ぎ落ちた崖の断面。
「やっちゃったなーー……」
あちゃー…、と渇いた笑みを浮かべるピクは投げ飛ばされた大の字で寝転がったまま、パラパラと名残の残骸を落とす崖を見上げていた。
偶然が重なった不運だった。
踏み込んだ足元の崖が崩れ投げ出されたピクはそのまま崖の下に転げ落ちたのだ。崖の高さが数十メートルと比較的浅く、落ちた先の若葉がクッションとなってくれたお陰で大事は免れた事は不幸中の幸いである。
ピクは上体を起こし片膝を立て立ち上がろうと右足を生い茂った若葉についた。
「ぃっ……!!」
右足首を地面に着いた途端右足首に走った電撃の様な痛みにピクは顔を歪め、その場にぺたりとへたり込む。
3064「やっちゃったなーー……」
あちゃー…、と渇いた笑みを浮かべるピクは投げ飛ばされた大の字で寝転がったまま、パラパラと名残の残骸を落とす崖を見上げていた。
偶然が重なった不運だった。
踏み込んだ足元の崖が崩れ投げ出されたピクはそのまま崖の下に転げ落ちたのだ。崖の高さが数十メートルと比較的浅く、落ちた先の若葉がクッションとなってくれたお陰で大事は免れた事は不幸中の幸いである。
ピクは上体を起こし片膝を立て立ち上がろうと右足を生い茂った若葉についた。
「ぃっ……!!」
右足首を地面に着いた途端右足首に走った電撃の様な痛みにピクは顔を歪め、その場にぺたりとへたり込む。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 1/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
6戦目★たまたま手元にあったから!ムーミン谷を出て一番近い街の歓楽通りにて、イカした帽子の男が出店の前でなにやら物色をしていた。
年頃の少女が好みそうな華やかで煌びやかなアクセサリーの出店を前にそのアクセサリーとは正反対とも言える男が品の並ぶ屋台の中心で一際目を引くピンクの花飾りをじっと見ていた。
「さっきからずっと見てるね。にーちゃん、なんか買ってくかい?」
「ああ……」
家主の女店主にそう言われ、男――安原は今一度そのピンクの花飾りを見つめる。
ガーベラを模ったピンクの花飾りを見た瞬間、安原の中で憎たらしくも目が離せないあの男を思い浮かんだ。
冬の季節になり、あの男がトレードマークのピンクの花冠を被っているのをめっきり見なくなった。
安原はトレードマークのピンクの花冠の代わりに枯れ草で編んだ草冠を被り挑発じみた目で笑うあの男の顔を思い出す。
1957年頃の少女が好みそうな華やかで煌びやかなアクセサリーの出店を前にそのアクセサリーとは正反対とも言える男が品の並ぶ屋台の中心で一際目を引くピンクの花飾りをじっと見ていた。
「さっきからずっと見てるね。にーちゃん、なんか買ってくかい?」
「ああ……」
家主の女店主にそう言われ、男――安原は今一度そのピンクの花飾りを見つめる。
ガーベラを模ったピンクの花飾りを見た瞬間、安原の中で憎たらしくも目が離せないあの男を思い浮かんだ。
冬の季節になり、あの男がトレードマークのピンクの花冠を被っているのをめっきり見なくなった。
安原はトレードマークのピンクの花冠の代わりに枯れ草で編んだ草冠を被り挑発じみた目で笑うあの男の顔を思い出す。
🐰🐯
DONE【安ピク】【平新】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 5/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
5戦目★好きなもの、最初に食べるか、最後に食べるか旅人四名が集う草原には青葉の香りと花々の香り、そしてふんわり砂糖菓子の甘い香り。
「ーーーーっっっ!!!」
そんな御伽噺の一節をぶち壊したのはピクの愕然の叫びだった。
三分の一程ぽっかりと齧られた焼き菓子を前に愕然としたピクは隣で元三分の一を咀嚼する安原をキッと睨みつける。
「信じられない!一番ラズベリーが入ってるところ一口で食べたよこの男!!」
「お前が食わせたんだろうが。そもそも食べてみろってしつこかったのはそっちじゃないか?」
「遠慮ってものがあるだろう?!」
指差しなじり罵倒する、いつもの小競り合いを平と新は焼き菓子をちまちま食べながらまた始まったねとのんびり眺めていた。
――事の発端は数分前、平と新が穏やかな午後を過ごしていた頃に愛車のオープンカーと共にピクが二人に会いに来た。
3149「ーーーーっっっ!!!」
そんな御伽噺の一節をぶち壊したのはピクの愕然の叫びだった。
三分の一程ぽっかりと齧られた焼き菓子を前に愕然としたピクは隣で元三分の一を咀嚼する安原をキッと睨みつける。
「信じられない!一番ラズベリーが入ってるところ一口で食べたよこの男!!」
「お前が食わせたんだろうが。そもそも食べてみろってしつこかったのはそっちじゃないか?」
「遠慮ってものがあるだろう?!」
指差しなじり罵倒する、いつもの小競り合いを平と新は焼き菓子をちまちま食べながらまた始まったねとのんびり眺めていた。
――事の発端は数分前、平と新が穏やかな午後を過ごしていた頃に愛車のオープンカーと共にピクが二人に会いに来た。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 4/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
4戦目★水も滴るなんとやら雨降る夜が明け、白い朝焼けがいつにも増して眩しい。
青々しい森の小道で朝から小枝に止まる小鳥達が雨が止んだと囀る横を通りすぎた二人の旅人の間で、本日一回目の小競り合いを告げるゴングが鳴った。
「君が朝に弱くて起きれないから、仕方なく僕がわざわざ起こしに来ているんじゃないか!逆に感謝して欲しいね!」
「俺が言ってるのはやり方だ!なにも耳元でフライパンを叩き鳴らす事は無いだろう?!」
「あれなら君がいかに寝起きが悪くても一瞬で目が覚めて飛び上がる。ナイスアイデアだろう?」
アプから教えてもらったんだ、と得意げに両手で拳を作りフライパンとおたまの取っ手を握りフライパンを叩き鳴らすジェスチャーを取ったピクとは対照的に安原は忘れかけた耳鳴りを思い出し苦い表情を浮かべる。
2444青々しい森の小道で朝から小枝に止まる小鳥達が雨が止んだと囀る横を通りすぎた二人の旅人の間で、本日一回目の小競り合いを告げるゴングが鳴った。
「君が朝に弱くて起きれないから、仕方なく僕がわざわざ起こしに来ているんじゃないか!逆に感謝して欲しいね!」
「俺が言ってるのはやり方だ!なにも耳元でフライパンを叩き鳴らす事は無いだろう?!」
「あれなら君がいかに寝起きが悪くても一瞬で目が覚めて飛び上がる。ナイスアイデアだろう?」
アプから教えてもらったんだ、と得意げに両手で拳を作りフライパンとおたまの取っ手を握りフライパンを叩き鳴らすジェスチャーを取ったピクとは対照的に安原は忘れかけた耳鳴りを思い出し苦い表情を浮かべる。
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 3/5
谷のしらべ2展示作品です。
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3戦目★君じゃなきゃダメなんだ総てのスナフキンの原点である原は云う――あの二人にとって小競り合いとは出会いの挨拶と同義なのだと。
「あ、白髪」
「いって?!」
おはようよりも先に髪の毛を引き抜かれた頭皮から、ブチッと明らかに余計に抜かれた音がした。
「ちょっと!いきなりなんなんだ!ていうか何本抜いた気だい?!」
「悪い、白髪と思って抜いたら思いの他抜けちまった」
「全然悪いと思ってないだろう?!」
本命の白髪一本に対して犠牲になった髪は五本。一本の白い髪と五本の太陽色の髪は安原の指から離れひらひらと風に乗ってどこかへ行った。
「白髪が目立ってたからな……歳か?」
「ちがいますーどこかの誰かさんに突っかかられて心痛が溜まってるんですー」
「ほぉ、そのどこかの誰かさんを待ちぼうけてたのは何処の誰だろうな?」
1826「あ、白髪」
「いって?!」
おはようよりも先に髪の毛を引き抜かれた頭皮から、ブチッと明らかに余計に抜かれた音がした。
「ちょっと!いきなりなんなんだ!ていうか何本抜いた気だい?!」
「悪い、白髪と思って抜いたら思いの他抜けちまった」
「全然悪いと思ってないだろう?!」
本命の白髪一本に対して犠牲になった髪は五本。一本の白い髪と五本の太陽色の髪は安原の指から離れひらひらと風に乗ってどこかへ行った。
「白髪が目立ってたからな……歳か?」
「ちがいますーどこかの誰かさんに突っかかられて心痛が溜まってるんですー」
「ほぉ、そのどこかの誰かさんを待ちぼうけてたのは何処の誰だろうな?」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 2/5
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2戦目★巻き込み事故にはご用心はらり、重力に反って落ちてきた数本の黒髪が邪魔だと安原は垂れてきた前髪をかきあげる。
「ヤースッ」
「あ?っっって?!」
変に上機嫌なピクに呼ばれ振り返った安原からパチンッと指先で弾いた気味の良い音が鳴る。
不意打ちに受けた小さな火花が弾けた様な刺激に流石の安原も驚き二歩程後ずさった。
「っピクお前っ、急になにするんだ?!」
「いやぁ、中々良い音がなりそうなおでこがあったからついつい」
「ついつい人のデコを指で弾くバカがどこにいるんだ?!」
ここにいたな!と怒りの人相で額を隠すように摩る安原の想像通りの様子を見るピクは悪戯が成功した小悪魔の様な愉悦の笑みを浮かべ満足気である。
「今日も絶好調じゃないか、君のおでこ」
2521「ヤースッ」
「あ?っっって?!」
変に上機嫌なピクに呼ばれ振り返った安原からパチンッと指先で弾いた気味の良い音が鳴る。
不意打ちに受けた小さな火花が弾けた様な刺激に流石の安原も驚き二歩程後ずさった。
「っピクお前っ、急になにするんだ?!」
「いやぁ、中々良い音がなりそうなおでこがあったからついつい」
「ついつい人のデコを指で弾くバカがどこにいるんだ?!」
ここにいたな!と怒りの人相で額を隠すように摩る安原の想像通りの様子を見るピクは悪戯が成功した小悪魔の様な愉悦の笑みを浮かべ満足気である。
「今日も絶好調じゃないか、君のおでこ」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 1/5
谷のしらべ2展示作品です。
パスワードはピクリエオンリーイベント「谷のしらべ2」の「ムムリクエリア【C7】ももいろ♡ふぉーちゅん」のお品書きにて記載しております。
1戦目★自分のものには名前を書きましょう緩やかな川のせせらぎを耳にして、今日もなんとなく平和で良かったなとのんびり感じる新は今日も今日とて連れていない模様。
釣れればラッキー、釣れなければ釣れないで別に良いのスタンスで、魚を釣ることよりも浮で描かれる水面の波紋を眺めて楽しむ事の方がメインになっている新の釣り現場にピクは出くわした。
「やあ新、調子はどうだい?」
「ピク。まあいつも通り――」
ピクの方を振り返った途端、言葉を無くした新はぱちくりと目を丸くしてじっとピクの顔を凝視する。
「どうしたんだい?僕の顔に何か付いてる?」
「………っふふ、ふふふ」
「どうして笑うんだい?!」
驚いた顔も数秒、途端に小刻みに肩を振るわせコロコロと鈴音の様に笑いだした新に次はピクの方が驚いた。
1694釣れればラッキー、釣れなければ釣れないで別に良いのスタンスで、魚を釣ることよりも浮で描かれる水面の波紋を眺めて楽しむ事の方がメインになっている新の釣り現場にピクは出くわした。
「やあ新、調子はどうだい?」
「ピク。まあいつも通り――」
ピクの方を振り返った途端、言葉を無くした新はぱちくりと目を丸くしてじっとピクの顔を凝視する。
「どうしたんだい?僕の顔に何か付いてる?」
「………っふふ、ふふふ」
「どうして笑うんだい?!」
驚いた顔も数秒、途端に小刻みに肩を振るわせコロコロと鈴音の様に笑いだした新に次はピクの方が驚いた。