ぼっち
まれいさん
SPUR ME【腐】百夜ロスで幼児退行してうなされぐずってる千空たやをゲンに子守りさせたいと思い始めて描いてたらプロポーズまでさせちゃってるから人生ってわかんねえな…ゲンが千空たやへの愛情に目覚めて一緒にいたいと思ってプロポーズして結婚して一緒に石世界開拓してってずっとずっと千空たやといて欲しいと思う反面、突然現代世界線で一人ぼっちでマジシャンしてる自分と入れ替わって孤独に苦しんで欲しいと思っちゃうんだよ(
なゆれん不法投棄用
DOODLE原稿完成あと少しまたサボったマシュマロへの返事
ありがとうございます!!!性癖が認められるは嬉しいです。
これはいわゆるメス男子という性癖ですが、
こういう界隈まだマイナスなので、
れんきゅん関係ならもう儂だけのでは・・・
なるほど!これはぼっちジャンルというものですか。
もっとメス男子オタクれんきゅん見つかるといいな。
YouR_azathoth
MAIKINGソプスクげんみ×キスしないと部屋とかにぶっこむしかねぇ!!!!!!!!!!ぼっち同盟!!!!!無理!!!!!!!!!!!!散!!!!!!!!!!!!!!!!! 3
夜中に拾う
DONE人間と人外の男女、現代FT。のんびり屋の「おれ」とデイダラボッチと人間のハーフの彼女。山の風景「殺した」
「何を」
「兎を」
「そっかあ」
彼女がしばらくぶりに口を開いたと思ったらそれが小さな殺戮の報告だったので、おれは言うに事欠いて「そっかあ」を出した。そういえば彼女の着ているビッグサイズのピンク色のTシャツ(よれよれ!)の裾のところが赤黒くなってる。兎の血だなとおれは思って、ドスンと落としていた太った腰を上げて彼女のところに這っていった。それで尻のポケットから白いハンカチを出すと、
「ちょっと失礼」
とちゃんと言ってから、彼女の裾を拭いてあげた。それを彼女はグレーの目で眺めていた。
洞窟は、暗い。洞窟の入口も、まあ、やや暗い。けれど彼女はなにせ夜目がきくものだから、おれが「暗いよ、ここ」と言わないとそれを思い出さない。その日は洞窟に来てすぐ、「暗くて見えないから、入口でおしゃべりしようよ」とおれが言ったので、二人で深い洞窟の入口にタオルなんか敷いて、それに座ってぺちゃくちゃやることになった。
4744「何を」
「兎を」
「そっかあ」
彼女がしばらくぶりに口を開いたと思ったらそれが小さな殺戮の報告だったので、おれは言うに事欠いて「そっかあ」を出した。そういえば彼女の着ているビッグサイズのピンク色のTシャツ(よれよれ!)の裾のところが赤黒くなってる。兎の血だなとおれは思って、ドスンと落としていた太った腰を上げて彼女のところに這っていった。それで尻のポケットから白いハンカチを出すと、
「ちょっと失礼」
とちゃんと言ってから、彼女の裾を拭いてあげた。それを彼女はグレーの目で眺めていた。
洞窟は、暗い。洞窟の入口も、まあ、やや暗い。けれど彼女はなにせ夜目がきくものだから、おれが「暗いよ、ここ」と言わないとそれを思い出さない。その日は洞窟に来てすぐ、「暗くて見えないから、入口でおしゃべりしようよ」とおれが言ったので、二人で深い洞窟の入口にタオルなんか敷いて、それに座ってぺちゃくちゃやることになった。
chigyo03
MAIKING未来捏造トレジェイ。ふたりぼっちの世界で生きる。
序章のみ。その内全部書けたら支部に載せます。
ガァデン・レイズピア「調査結果が出たよ」
「……なんの話だ?」
植物園の一角が、物々しい空気に覆われた。何気ない薬草採集の最中、ルークは視線を移す事もなくそれを告げる。余りにも、唐突な切り出しだった。
トレイはそんな神妙な面持ちのルークを眺めると、手にしていた薬草の束を籠に収める。こんな作業の合間にする話ではない。彼の空気が、それを告げていた。
「『仮定』の話さ。しかし、分かったことはあまり色良くない話でね」
『仮定の話』そう先に告げられて、トレイには思い当たる節があったらしい。あれか、と脳裏にいつしか交わした会話の記憶が蘇る。
「よろしくないだって? お前が言うんじゃ、そりゃ大層よろしくないんだろうな」
茶化すような台詞も、どこか心が伴わない。心臓が、嫌な鼓動を響かせていた。
11409「……なんの話だ?」
植物園の一角が、物々しい空気に覆われた。何気ない薬草採集の最中、ルークは視線を移す事もなくそれを告げる。余りにも、唐突な切り出しだった。
トレイはそんな神妙な面持ちのルークを眺めると、手にしていた薬草の束を籠に収める。こんな作業の合間にする話ではない。彼の空気が、それを告げていた。
「『仮定』の話さ。しかし、分かったことはあまり色良くない話でね」
『仮定の話』そう先に告げられて、トレイには思い当たる節があったらしい。あれか、と脳裏にいつしか交わした会話の記憶が蘇る。
「よろしくないだって? お前が言うんじゃ、そりゃ大層よろしくないんだろうな」
茶化すような台詞も、どこか心が伴わない。心臓が、嫌な鼓動を響かせていた。