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    ぽんこつ

    syuma0211

    MAIKING途中までです。中途はんぱ
    あまりにもかけなくて。。ヒュフェのヒュが若干ぽんこつの話です
    オチは決まってるけど、途中がかけない
    『すきすきあいしてる』

     フェルディナントはよく褒める。朝起きてから紅茶、食事、馬、庭園、本日の天気に至るまで、様々なものを褒める。人もそうだ。
     紅茶を淹れた侍従、食事を作った料理人、馬の世話をした馬丁、庭園の手入れを行っている庭師等。人の上に立つとして育てられた彼の誉め言葉は日常で、そんな日常の中にヒューベルトもいる。
     つまり、フェルディナントはヒューベルトのこともよく褒める。黒く重さを感じる髪を艶やかで烏の濡れ羽色のようだと褒め、瞳を見れは夜も輝きを失わない輝石のようだと褒め、人には言えないような仕事が多い為に日に焼けない不健康な肌を白くてきめ細かだと褒める。暗くて重い声を落ち着く艶のある声だ言い、道端で黒い猫を構っていると思えば君に似てて可愛らしいからと頭がおかしいのではと思うような事すら言う。
     ヒューベルトを罵倒したり恐ろしがる人間は山ほどいたが、真っすぐにその容姿から褒める酔狂な人間などほぼいない。だから最初は戸惑いもあったが、人となりを知り恋人としての彼なりの礼儀なのかもしれないと思えば納得もできた。
     なので彼の囁く愛の言葉もその一つだと思っていた。しかし長く共に 1509

    SOUYA.(シメジ)

    MOURNING📕彼春寄り? 彼ただも少し
    酒が絡むとポンコツになる猫がとてもとてもかわいい(盲目)
    十又「…………風流じゃのぉ」
    美冬「何を酒飲みながら花火見てんですか」
    十又「何じゃ、宿のもんが言うておったじゃろう、今日は十年に一度の祭りじゃと」
    美冬「……それは、そうですけど」
    十又「祭り会場に行かずに宿の窓から見る花火もいいもんじゃのぉ」
    美冬「ところでその酒、次に行く村の長に届けるとか言ってませんでしたか?」
    十又「」
    美冬「…………十又さん?」
    十又「……酒が旨いのぉ……」
    美冬「いや、誤魔化し方下手くそですか」
    十又「何をぅ!?呑みたいと思った時に呑まんと酒が泣くわい!」
    美冬「じゃあ届ける酒どうすんですか」
    十又「…………一肌脱ぐかのぉ」
    美冬「あ、すいません急用思い出しました」
    十又「行くぞい美冬」
    美冬「ぐぇ、どこ銜えてんですか、首、首締まってんですけど!十又さん!!」
    十又「祭り参加賞がいい酒じゃったと記憶しておるのだ」
    美冬「十又さんだけで行けばいいじゃないですか!!」
    十又「祭りに一人で行く老耄なんぞ笑い者じゃ、ついてこい若造」
    美冬「俺ももう子供じゃないんですけど!」
    十又「アヤカシ共の祭りじゃ、美冬なんぞ子供と大差ない」
    美冬「…………」
    十又「ぁ 602