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    ろじゃ

    kame_SF

    MEMO彫り師×貴族フロジャンの妄想吐き出し 小説じゃないです!
    無理やりネタ?
    お坊ちゃんジャン(年齢ウーン…青年期かな)、観に行ったサーカスの団員の刺青に惚れ、それを彫ったという彫り師に自ら会いに行く。彼はフロックという名で、予想よりも若く、ジャンと同い年だった。また社交性と秀でた容姿を併せ持っていて、ジャンは好印象を持つ。
    フロックは画家も兼業しているようで、それを聞いたジャンは仕事を依頼する。
    「絵を一枚描いてくれないか。あんたの絵をぜひ部屋に飾りたいんだ」
    「入れ墨じゃなくていいのか?」
    「俺が? 入れ墨を? 彫るわけないだろ、そんな恥ずかしいもの……おっと、失礼。いや、あんたの仕事を貶すわけじゃないんだがな、……」
    ド失礼ムーブとマウントを特に気にせずにこにこジャンの話を聞いているフロック。
    ジャンの帰り際、フロックは雑談とばかりに話し出す。
    「ほんと残念だな、お前の肌、俺の入れ墨がよく似合うと思うんだが……」
    それからジャンの身体を遠慮もなくじろじろ見てくるフロック。思わずジャンは、部屋に入った時から感じていたことを口に出す。
    「ずっと思ってたんだが、俺の身体じろじろ見るのやめてくれないか? 不躾なヤツだな」
    「ああ悪い……お前のどこにどんな入れ墨を彫 1586

    リク@マイペース

    DONE思い付きで書いたハロウィンの話をしようとして来たけどそれどころじゃなくなってしまったハロウィン?ルク坊小話
    1022
    1023→pixivに移動済み
    本拠地のルックの部屋にて

    清々しい朝早くからトントンと扉を叩く奴がいた。この僕にそのようなことが出来るのは二人だけ。可愛くて愛しい恋人か。もしくはあのクソ猿か。この叩き方は……あいつではなくあの子だ。
    僕はそう確信し「開いている」とだけ伝えると、あの子が……ティルが入ってきた。いつものように太陽のように輝く笑顔……ではなく珍しいことに目を輝かせかなり興奮した様子で。
    とりあえず……落ち着かせよう。

    「ねえ! ハロウィンだって! ハロウィンするんだって! 僕、聞いたことはあるけど、体験したことないからとってもーー」
    「うん、わかった。わかったから。落ち着いて話しなよ」
    「……あ、ごめんなさい。僕ってばはしゃぎ過ぎちゃってたね」
    「猿共だったら八つ裂きにするけど、君ならまぁいいよ」

    八つ裂きって……とティルは上品に口元を隠しながら苦笑する。大方あの猿が僕にボロ雑巾にされる姿を思い浮かべているのだろう。想像とはいえ気にくわないな。あんな奴のこと考えるくらいなら、僕のこと考えてよティル。僕、君の恋人だよ?
    僕の顔が苛立ち騒つく心と同調したのか、どんどん険しいものになっていく。今、自分の顔 1093