アイドルマスター
suzukaken
DONEあるアプリからの唐突な流れ弾で「硲道夫オルタ」という文字をみかけたので脊髄反射で描いた反省はしていない
なお私のリザルトはといえば、張角の宝具が5になり、ドンキホーテが来てくれているのに新茶リリィは来なかったです 新茶とホームズはいるのにドウシテ…
エヌ原
DONEアイドルマスターSideM古論クリスに感情があるモブシリーズおわり筆頭者の男 私はそのメールを神妙な気持ちで開き、accept、の文字を見て、ほっと一息ついた。投稿してから半年以上、ずいぶん長く待たされた。そのあいだに前期は終わってしまい、私は彼に何の報告もできないままだった。エディターからは翌々月の雑誌に掲載する、という旨が簡潔に書かれていた。私はプアイングリッシュでそれに対する例を書いた。彼のことに触れようかと思ったが私の語学力ではどうにもセンシティブな問題には触れられない。ありきたりのメールを送信し、同時にラボのメーリングリスト(大学というものはいまだにメーリングリストが十分に機能している)に採用の知らせを送った。すると机に置きっぱなしのスマートフォンが学生や院生、助手たちからのLINEでぶるぶる震える。ここ数年でコミュニケーションはだいぶフランクになった。私はそういう距離感は嫌いではない。なにせ船の上で二ヶ月三ヶ月顔を合わせ続けるのだ、しかつめらしい態度をとっていてもしょうがないではないか。
6631エヌ原
DONEアイドルマスターSideM古論クリスに感情があるモブシリーズ4/5図書館の女 玄関に山と積まれた新聞の束を回収して、一番最初に開くのはスポーツ新聞だ。うちの館ではニッカンとスポニチをとっている。プロ野球も釣りも競馬も関係ない、後ろから開いて、芸能欄のほんの小さな四角形。そこにあの人はいる。
最初に出会ったのはこの図書館でだった。私は時給980円で働いている。図書館司書になるためには実務経験が三年必要で、高卒で働いていた書店を思い切ってやめて司書補になり、前より安い給料で派遣として働き始めたのは本をめぐる資本主義に飽き飽きしてしまったからだ。
べつに司書になったからって明るい未来が約束されているわけではない。いま公共の図書館スタッフはほとんどが今のわたしと同じ派遣で、司書資格があるからといって、いいことといえば時給が20円上がる程度だ。わたしはたまたま大学図書館に派遣されて、そこから2年、働いている。大学図書館というのは普通の図書館とはちょっと違うらしい。ここが一館目のわたしにはよくわからないけれど、まあ当然エプロンシアターとか絵本の選書なんかはないし、代わりに専門書とか外国の学術誌の整理がある。でもそれらの多くは正職員がきめることで、わたしはブックカバーをどれだけ速くかけられるかとか、学生の延滞にたいしてなるべく穏当なメールを書けるかとか、たまにあるレファレンス業務を国会図書館データベースと首ったけでこなすとか、そういうところだけを見られている。わたしもとにかく3年を過ごせればよかった。最初はほんとうにそう思っていた。
8911最初に出会ったのはこの図書館でだった。私は時給980円で働いている。図書館司書になるためには実務経験が三年必要で、高卒で働いていた書店を思い切ってやめて司書補になり、前より安い給料で派遣として働き始めたのは本をめぐる資本主義に飽き飽きしてしまったからだ。
べつに司書になったからって明るい未来が約束されているわけではない。いま公共の図書館スタッフはほとんどが今のわたしと同じ派遣で、司書資格があるからといって、いいことといえば時給が20円上がる程度だ。わたしはたまたま大学図書館に派遣されて、そこから2年、働いている。大学図書館というのは普通の図書館とはちょっと違うらしい。ここが一館目のわたしにはよくわからないけれど、まあ当然エプロンシアターとか絵本の選書なんかはないし、代わりに専門書とか外国の学術誌の整理がある。でもそれらの多くは正職員がきめることで、わたしはブックカバーをどれだけ速くかけられるかとか、学生の延滞にたいしてなるべく穏当なメールを書けるかとか、たまにあるレファレンス業務を国会図書館データベースと首ったけでこなすとか、そういうところだけを見られている。わたしもとにかく3年を過ごせればよかった。最初はほんとうにそう思っていた。
エヌ原
DONEアイドルマスターSideM古論クリスへ感情があるモブシリーズ3/5大学職員の男 秋は忙しい。学祭があるからでもあるが、うちの大学では建前上は学生が運営しているので、せいぜいセキュリティに口を出す程度でいい。まず九月入学、卒業、編入の手続きがある。それから院試まわりの諸々、教科書販売のテントの手配、それに夏休みボケで学生証をなくしただとか履修登録を忘れただとかいう学生どもの対応、研究にかかりっきりで第一回の講義の準備ができてないから休講にしたいという教授の言い訳、ひたすらどうでもいいことの処理、エトセトラエトセトラ。おれはもちうるかぎりの愛校精神を発揮して手続きにあたるが、古いWindowsはかりかりと音を立てるばかりでちっとも前に進まない。すみませんねえ、今印刷出ますから。言いながらおれは笑顔を浮かべるのにいいかげん飽きている。おまえら、もうガッコ来なくていいよ。そんなにつらいなら。いやなら。おれはそう思いながら学割証明書を発行するためのパスワードを忘れたという学生に、いまだペーパーベースのパスワード再発行申請書を差し出す。本人確認は学生証でするが、受験の時に撮ったらしい詰襟黒髪の証明写真と、目の前でぐちぐち言いながらきたねえ字で名前を書いているピンク頭が同一人物かどうかはおれにはわからん。
8379エヌ原
DONEアイドルマスターSideMの古論クリスに感情があるモブシリーズ2/5市役所の男 にぎやかになってきた周囲にはっと気づかされて、タイムカードを押しに戻った。8時45分。いまだに紙に印字される勤務開始時刻は僕の正確な労働時間をかき消す。
あらかた片付けた積み残しの仕事をもう一度確認する。メールに添付するもの、裏紙でプリントアウトするもの、新品の紙で刷っていいもの。ひとつひとつが僕の査定に、さっき始まったばかりの労働時間の時給にかかわってくる。念のため作業ごとにフォルダ分けをして、まずはメーラーを立ち上げる。
〈【ご確認】来週13日の会議資料につきまして(品川)〉
さして重要とも思えない資料をパワーポイントとワード、両方添付して上司に送る。上司は僕と同じ年に学部卒でこの市役所に入ってきた男だ。当然年は僕より下になる。
7864あらかた片付けた積み残しの仕事をもう一度確認する。メールに添付するもの、裏紙でプリントアウトするもの、新品の紙で刷っていいもの。ひとつひとつが僕の査定に、さっき始まったばかりの労働時間の時給にかかわってくる。念のため作業ごとにフォルダ分けをして、まずはメーラーを立ち上げる。
〈【ご確認】来週13日の会議資料につきまして(品川)〉
さして重要とも思えない資料をパワーポイントとワード、両方添付して上司に送る。上司は僕と同じ年に学部卒でこの市役所に入ってきた男だ。当然年は僕より下になる。
エヌ原
DONEアイドルマスターSideMの古論クリスさんに感情のあるモブの話1/5アカポスの女 禁帯出のノートパソコンを鞄に滑り込ませる。肝心のデータにはどうせ学内ネットワークからしかアクセスできないのに、私はそれを盗まれることが怖い。誰かがワンタイムパスワードと生体認証とをクリアして、私の業績を自分のものにされるのが怖い。もう4,5年使っている、たしか博論の口頭試問が終わったときに買った、ヌメ革の陸地でしか使わないトートバッグはまだ1㎏を切らないノートパソコンの重みをしっかり受け止めてくれる。ラボの明かりを消そうとして10年近く前に自分が通ったのと同じ道を歩こうとしてる院生がpythonが生成したグラフからノイズを取り除こうと四苦八苦していることに気づいてやめる。ほどほどにするんだよと声をかけて、鍵をかけずに部屋を後にする。陸上では自分に義務付けている5センチのヒールの音に嫌な金属音が交じってかかとのゴムを取り換える時期がとうに過ぎていることを知らせる。だけどミスターミニットが開いてる時間に、30分だかの交換時間を捻出することは、今の私には難しい。
7659りとある
DONE※越境桃華ちゃま志狼くん誕生日おめでとう!お誕生月が一緒なのでお揃いにしてみました。
パステルカラーの衣装が好きなのでそんな感じに。ちびキャラを描くのは久々だったんですが、可愛くできたんじゃないかな?と思います。
しんべえ
DONEリメショ雨彦×鬼翔真の鬼ショタ雨華小説。二話目。時代設定は明治後期。
ほんのりエロ。
狐に嫁入り 弍桜井市巻向に、御綱祭りという奇祭がある。
五穀豊穣、子孫繁栄を祈る神事で、決して荘厳なものではなく、田遊び祭りである。
毎年ではないが、人手が足りないときは、父と共に手伝いや片付けに来ていた。今年は声が掛かった。
雨彦はこの祭りが苦手である。
当日。如月らしい、寒々しい灰色の空の下。今日は空気が一際冷たい。
二十人は居るであろう、酒の入った男達に担がれた大きな「雄綱」が、「雌綱」の待つ神社へ向かう。
雄雌は藁でこさえられた巨大な性器であり、これを見ただけでも、年頃の少年はげんなりとしてしまう。
前々日も、出発地の神社近くの広い納屋で、地元民らに混じり父と共に雄綱作りを手伝った。
父には昔馴染もおり、来たときは周りと楽しげであるが、雨彦は、大勢で和気藹々と男根をこさえるという状況に、無心を決め込み藁を纏めていた。
7015五穀豊穣、子孫繁栄を祈る神事で、決して荘厳なものではなく、田遊び祭りである。
毎年ではないが、人手が足りないときは、父と共に手伝いや片付けに来ていた。今年は声が掛かった。
雨彦はこの祭りが苦手である。
当日。如月らしい、寒々しい灰色の空の下。今日は空気が一際冷たい。
二十人は居るであろう、酒の入った男達に担がれた大きな「雄綱」が、「雌綱」の待つ神社へ向かう。
雄雌は藁でこさえられた巨大な性器であり、これを見ただけでも、年頃の少年はげんなりとしてしまう。
前々日も、出発地の神社近くの広い納屋で、地元民らに混じり父と共に雄綱作りを手伝った。
父には昔馴染もおり、来たときは周りと楽しげであるが、雨彦は、大勢で和気藹々と男根をこさえるという状況に、無心を決め込み藁を纏めていた。
しんべえ
DONEリメショ雨彦×鬼翔真の妄想鬼ショタ雨華小説。一話目。時代設定は明治後期。
ふんわりエロ表現あり。
続きます←
狐に嫁入り 壱「おキツネちゃん」
と、嫁から呼ばれる事にも、慣れてきた。
鼻がかった甘い声で呼び掛けられるのは、いつだって心地好い。
「寒いんでしょ?こっち来な」
新婚らしく二つの布団をぴたりとくっ付けてはいるが、身を寄せ合っては、いない。
弥生の夜はまだ冷える。先ほどから布団の中で身動ぎしていた雨彦は、ひょこ、と掛け布団から顔を出した。
藤紫色の瞳が、暗がりの中で光っている。
「ほら」
隣の布団で横になっている嫁......翔真が自分の布団を気持ち捲り、招く。
相手が寝巻きを着ていることに、雨彦は安心した。
同居してこの方、日々色仕掛けしてくるので、いなす事にも大分慣れたが、それでも、十代半ばの少年にとって刺激が強すぎる時もあった。
6808と、嫁から呼ばれる事にも、慣れてきた。
鼻がかった甘い声で呼び掛けられるのは、いつだって心地好い。
「寒いんでしょ?こっち来な」
新婚らしく二つの布団をぴたりとくっ付けてはいるが、身を寄せ合っては、いない。
弥生の夜はまだ冷える。先ほどから布団の中で身動ぎしていた雨彦は、ひょこ、と掛け布団から顔を出した。
藤紫色の瞳が、暗がりの中で光っている。
「ほら」
隣の布団で横になっている嫁......翔真が自分の布団を気持ち捲り、招く。
相手が寝巻きを着ていることに、雨彦は安心した。
同居してこの方、日々色仕掛けしてくるので、いなす事にも大分慣れたが、それでも、十代半ばの少年にとって刺激が強すぎる時もあった。
suzukaken
DONEMマスライブ6th東京メモ7~8おせむ
8のひもの切れた伊東さん、ヨが怪訝そうな顔で伊東さんの方向を見てうたっているのをカメラで抜かれてる間に切れたものだと推察(カメラが伊東さんを抜いたときには頭振って笛落としてた)
9-14 https://poipiku.com/536804/7565617.html 2