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    ウマ

    tak310ka1032

    TRAINING今日(12/3)が真ん中バースデーだって見かけて、それならいっそと思い。
    今夏、とある衝動に駆られて、やっとちゃんと最後まで書けた初めての❄️🍑周作をこっそり。
    お題診断のフレーズから思うままに書いたものです。
    (🍑視点→❄️視点で2篇続き)
    しぶにあげる勇気も現Xにリンク貼る勇気もまだ流石に出ないからこっちでこっそり…。
    (用意してたら日付過ぎたので12/11に🦋にリンクあげる)
    「3つの恋のお題」より❄️🍑習作行動には結果が伴う。自分以外の他者へ起こしたものであればなおのこと。
    だからこそ行動する時にはある程度結果を予測しておくし、うまく希望通り運べるように動きもする。
    なのに、こんな、勢い任せのことを。
    わずかに頭の隅で喚いている己の声の警鐘など、もう知らない。
    目の前で何も気づかずに眠っている、このうつくしい人の唇にふれてしまいたい。
    今はただそれだけ。

    一度だけ。この一度だけ。これっきりだ。
    覚悟だけはしてふれたからか、そこから容易に動けない。
    早く、離れろ。せめて間に合ううちに離れろ。明るみに出ないうちに、早く。
    そう思うのに、身体が言うことをききやしない。
    ぴくりと身動ぐ気配を感じて、ようやく弾かれたように顔を離した。
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    オルタナ

    MAIKINGいずれ投稿する「いざ、トラウマ克服!」の冒頭なのですが、物凄く手直ししたので手直し前の文章を折角なので載せようと思います。書いてる途中にあまりにも受けフィルターをかけすぎたなと我に返りました。怯える受けちゃんは可愛いんじゃ……。でもそれを表に出しすぎるのも良くないですね。難しい!
    いざ、トラウマ克服! 始まり1 始まり

     小さな街で産まれた魔術師の類は、幼い頃から天才であった。恵まれた魔力と知識を活かし、人々を笑顔にしようと類は沢山勉強をした。沢山考え、思いついた事を行動に移した。類に農作物を手助けをして貰った人や、楽しい気持ちになるショーをお披露目して、人々は笑顔になり街の人みんなに愛されていた。
     『素晴らしい子供がいる』という類の噂は、たちまちと街の外へと広がった。そして、それが悪い人の耳にも届いてしまったのだ。魔力を沢山持っている上に、頭も賢い子供がいるのだと。我が物にして上手いように使ってやろう、と。類は悪い人たちにあっという間に攫われてしまったのであった。
     薄暗い部屋に閉じ込められ、身動きも取れない状態で類はいいように使われていた。溢れ出る魔力も、賢く回転も早い頭脳も、綺麗な身体も。生み出した知識達は笑顔とは程遠い使われ方をし、知らない人達に身体を無理矢理触られ、類はひたすら絶望に襲われていた。光の一筋もないこの環境に、どんどん心も身体も疲れていった。
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