Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ウル

    たぶんしょうきだ

    MAIKINGおれが脳直で書くイザシフはこうだよ。
    今うっかりメンタルが「星とは……宇宙とは……」とウルティマトゥーレは宇宙の眼に思いを馳せてしまっているので黙って放置しちゃお ここにどんぐりを埋めよう
    でも今こっち持ってくるために一応読んだらやっぱやたら楽しいんですよね……どうせ今晩もパチパチしてるんだろうな……お前はなんのためにクリスタ買い切り版を入れたんだ……
    (タイトルどないしよこれ) 前略、拗れた。
     イザボーは瞑目した。そうだ、拗れたという他なかった。事態は既に子猫に弄ばれた毛糸玉の如く、混迷の果てに鎮座ましましている。であれば解きほぐしを兼ねて原因を辿るのもひとつの手ではあろうが、それでここに至る過程も結果も先行きさえも、もはや何一つ変わるわけもなかった。無意味甚だしい。
     窓の外にはのんきな午後。花はほころび甘く香り、小鳥は思い思いに愛を囀り――これ即ち地獄の業火の現出である。向かいに立つシフランは何が気に入らなかったのか、うららかな陽に揺れるカーテンを乱暴な手つきでまとめてしまった。
    「イザ」零度であった。「……別にね。僕は別に、きみが何をどういうふうに考えていても、怒ったりはしないよ。でもね、それでも哀しいとは思う。とても思う! ……もう一度聞くよ。僕、なにかした?」
    2771