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    カリム

    つ🐼

    MAIKINGゆるゆる書いている天使かりむと悪魔じゃみうのパロディ小説その2です
    天使かりむが悪魔じゃみう追いかけて堕天したはなし
    「飛べないとは?」
    「えっと…」

    変わらず雨が降り続いている、朝の10時。
    背中から小さく白い羽を生やした カリムと名乗る赤子は 俺の質問にしょんぼりうなだれている。

    (あしたには、かえるから)

    昨夜、そう言ってすやすやと寝入ったこいつは 俺の服の袖をぎゅっと掴みながらそれはもうぐっすりと眠った。ひとんちのベッドで。
    もちもちとした丸い指をゆっくりと俺の袖から引き剥がし、気が済むまでふにふにほっぺを突つきまわしてやったあと 物音を立てないようにそっと部屋から出た。

    「疲れた」

    ソファに寝転び思わず独り言が漏れる。ただでさえ雨の日の夜は気が滅入るというのに、あいつといるとそれだけで何故かぐったりする。そもそもなんであんな世話を焼いてやったんだ。俺らしくない。
    まあ、明日には帰るというのだから あと数時間で解決するだろう、それまでの我慢だ。

    どうせ起きたらお腹すいただの着替えがないだのじゃみう〜だの言う姿が容易に想像がつくので、まだ雨に濡れたままのあいつの服の他にももうひとつ服を用意しておくかと思いまたクローゼットを漁った。
    前住人の服が詰まったクローゼットの中には 白くてふわ 2063

    tamagopan1902

    MEMOカリムメインのレオジャミ♀こんな話が読みたい
    王位継承も遠くてのびのび暮らしていたらレオジャミ♀の子供👶🏻。そんな中夕焼けの砂漠でクーデター。レオジャミ👶🏼は無事だったのだけど、弟たちを助けるために単身突っ込む。勇敢すぎる👶🏻。ちっとも親に似ていない行動力、親そっくりな指導力で謀反者をひっくり返して帰還。王朝の英雄的存在になったレオジャミ👶🏻、有る日時期国王と見せかけて👶🏻のみをターゲットにした誘拐にあう。
    ジャミ♀絶望。逆に冷静に怒るおじたん。犯人の要求が来るが継承権の順位的に王宮が受け入れる訳には行かないものばかり。国のために死なせる訳には行かねえ、と乗り込もうとするジャミ♀生まれながらの王族おじたん板挟み。何も言わずに官位を返上して1人でクーデター陣営へ。ジャミ♀には自分のことは忘れろ的なことを置き手紙して家に軟禁しとく。クーデター陣営にたどり着いたおじたん。自らがクーデター員となり潜入して我が子を探しまくる。しかし下手を踏んで尋問へ。鞭打たれるおじたん。やな人生だったぜ……。

    意識が遠のくそのとき警官が突撃。
    おじたんの部下だった。大丈夫ですかレオナサン。手当してくれる部下。 929