キンプリ
ななお
DOODLEセプトリVライブのHappyHappyBirthday!最高だったね…という落描きです。カケル誕生日祝いも兼ねてます(なのに落描き)。本当幸せ空間過ぎましたよね…Vライブ制作に関わった全ての方に感謝したい。語彙力なくて可愛いとか最高しか言えなくてすみません、でも本当可愛くて最高だったので皆に観てほしい。映画館でやるしかないのでは?
みかこ
DONEディープブリザードさんの配布されてるペンを使って前に描いたキンプリのルヰくん絵をリメイクして塗ってみたらカラフルでおしゃれになりました線画もカラフルでおしゃれになりますね(画像2枚目) 2
harukabcc
DOODLE僕に 抱かれ 幸せ 感じてるでしょ ?※イマジナリー⚙️→🐉
元ネタ:プラトニックソード(キンプリ)
とある方に紹介されて、「イマジナリー⚙️くんやんけぇ!」って思い描きましたω
ORUI
DONEPithamagan サクチタ現パロ(転生)兼キンプリネタ※本編のネタバレはありません※
東京都チェンナイ区在住の貧乏カップルなサクティとチッタンがプリズムショーを見に行く話。独自設定もりもりです。
パスは英字数字 7
monyo_
REHABILI私生活が忙しすぎて全くインターネットする気力がないよ〜
絵を描く気力もないのでウィンクの絵しか
かけません
近況
物語シリーズの新作アベマ独占やめて欲しい
ガラスの仮面全巻読んだ最高
KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-を見た最高
キンプリの映画、上映回で私と妹と知らないお姉さんの3人だけだったからキラッチュの写真を撮った。(すぐどけたよ) 3
日菜香
DONEKING OF PRISMとまほやくのクロスオーバー作品です。ブラネロがキンプリの世界へ行ってライブをみる話です。
何でも許せる方向け。そしてギャグを書くセンスはないので面白さはないかも!
プリズムのきらめき それは、いつものように口喧嘩になった時の事。
「っは、ハッ、クション!!!」
ネロがブラッドリーを問い詰めようと胸ぐらを掴んでいたところで、ポケットに入れて置いたはずの胡椒を落としてしまったのだ。
ブラッドリーの厄災の傷による瞬間移動の後、目を開けると慣れ親しんだ魔法舎のキッチンではなく、別の場所へと飛ばされてしまった。また北の国かと辺りを見回すも、見覚えのない景色が広がっていた。
空へと届くのでは無いかと思うほどの建物や西の国で見かけそうな動く機関車に似た乗り物、そして闘技場かと思うほどの大きな屋根のついた建物がある。
それはまるで、賢者が話していた元の世界と酷似した場所だった。
「ここは…どこだ」
3613「っは、ハッ、クション!!!」
ネロがブラッドリーを問い詰めようと胸ぐらを掴んでいたところで、ポケットに入れて置いたはずの胡椒を落としてしまったのだ。
ブラッドリーの厄災の傷による瞬間移動の後、目を開けると慣れ親しんだ魔法舎のキッチンではなく、別の場所へと飛ばされてしまった。また北の国かと辺りを見回すも、見覚えのない景色が広がっていた。
空へと届くのでは無いかと思うほどの建物や西の国で見かけそうな動く機関車に似た乗り物、そして闘技場かと思うほどの大きな屋根のついた建物がある。
それはまるで、賢者が話していた元の世界と酷似した場所だった。
「ここは…どこだ」
60_chu
DOODLE過去作キンプリ ヒロと、コウいとの娘の話
ないしょとヒロさん ヒロさんのことをテレビで初めて見た時私はびっくりしました。だってヒロさんとはバーベキューもしたし、鬼ごっこもしたし、雷が怖い夜にいっしょに寝てもらったりもしたからです。
私がパパとママにすごく怒られた日、こっそりヒロさんに電話して会ってもらいました。ヒロさんはきっと忙しいのに、ファミレスへ行って一緒にご飯を食べて話を聞いてくれました。
『ヒロさんのうちのこどもがよかったなぁ』
なんて冗談で言ったら怒った顔なのに声は泣きそうになって
『そんなこと言わないで』
って。
私たちはなんだか悲しくなってデザートも頼まないまま店を出ました。帰り道でヒロさんは、
『久しぶりに手をつないで帰ろうか』
と言って手をつないでくれました。私はすごく嬉しかったです。歩きながらヒロさんはパパとママの話をしてくれました。私はヒロさんがするパパの話がすごくすき。
994私がパパとママにすごく怒られた日、こっそりヒロさんに電話して会ってもらいました。ヒロさんはきっと忙しいのに、ファミレスへ行って一緒にご飯を食べて話を聞いてくれました。
『ヒロさんのうちのこどもがよかったなぁ』
なんて冗談で言ったら怒った顔なのに声は泣きそうになって
『そんなこと言わないで』
って。
私たちはなんだか悲しくなってデザートも頼まないまま店を出ました。帰り道でヒロさんは、
『久しぶりに手をつないで帰ろうか』
と言って手をつないでくれました。私はすごく嬉しかったです。歩きながらヒロさんはパパとママの話をしてくれました。私はヒロさんがするパパの話がすごくすき。
60_chu
DOODLE過去作キンプリのユウヒロ
ティキ・ティキ・ターン ヒロは好きだった男が好きな女の好きだった靴を履いて夜の、昼間の熱を未だに抱えたままの夏のアスファルトの上を歩いている。
ティキ、ティキ、ターン。
夜の橋の上。黒い傷だらけのエナメルのハイヒールは時代遅れのデザインとぐらついた踵のままおれから遠ざかる。左右で違った音を鳴らしながら。
ヒロ!
大声で呼ぶ。川は海の匂いをいつも連れてくる。生ぬるい夜風。都会の熱帯夜は膜のように皮膚に貼りついていらだたせる。ヒロはおれの声を無視してどんどん進んでいく。
姉のこともコウジのこともヒロのこともずっと見てきた。それでも、いや、だからこそなにもかも知った上でヒロを選んだ。姉は姓が神浜になった。四人とも後悔のない選択をしたんだと思う。姉夫婦は今は二人で住んでいる。「狭いながらも楽しい我が家」、なんてよくいうけど、本当に楽しそうにしている。そして、ときどき、おれたちは二人の「我が家」に遊びに行く。
2743ティキ、ティキ、ターン。
夜の橋の上。黒い傷だらけのエナメルのハイヒールは時代遅れのデザインとぐらついた踵のままおれから遠ざかる。左右で違った音を鳴らしながら。
ヒロ!
大声で呼ぶ。川は海の匂いをいつも連れてくる。生ぬるい夜風。都会の熱帯夜は膜のように皮膚に貼りついていらだたせる。ヒロはおれの声を無視してどんどん進んでいく。
姉のこともコウジのこともヒロのこともずっと見てきた。それでも、いや、だからこそなにもかも知った上でヒロを選んだ。姉は姓が神浜になった。四人とも後悔のない選択をしたんだと思う。姉夫婦は今は二人で住んでいる。「狭いながらも楽しい我が家」、なんてよくいうけど、本当に楽しそうにしている。そして、ときどき、おれたちは二人の「我が家」に遊びに行く。
60_chu
DOODLE過去作キンプリのシンルヰ
シグナル「ルヰくん、赤だよ」
左手首にシンの指が絡んだ。街の道路は夜でも明るい。橙と銀色の街灯がずっと先まで並んでいる。冬の空気は澄んでいて遠くの明かりまでくっきりと見渡せた。
「危ないよ」
シンは指に力をこめるとゆっくりとぼくの腕をふった。車も人もほとんど道にいない。川べりで話し込んでしまったぼくたちを置いて、あっというまに夕陽は沈んでしまった。だから危なくなんてないのに。それでもシンはぼくを歩道につなぎとめている。
この世界には誰もいないのに信号を守る人と守らない人がいる。シンは守る人なんだけれど、それはすごくシンらしいことなのだと思う。彼の瞳と煌々とした電灯が同じ色で輝いている。
「ありがとう」
微笑んで横に並ぶ。シンは照れたように軽くうなずくと、指をほどいた。とっさに離れそうになる指を掴んで手のひらでつかまえた。ぼくはさっきのシンのように手首をにぎりしめた。シンは小さく驚いた声をあげたけれど、知らんぷりをしてしまった。これは意地悪に入るのかな。
1064左手首にシンの指が絡んだ。街の道路は夜でも明るい。橙と銀色の街灯がずっと先まで並んでいる。冬の空気は澄んでいて遠くの明かりまでくっきりと見渡せた。
「危ないよ」
シンは指に力をこめるとゆっくりとぼくの腕をふった。車も人もほとんど道にいない。川べりで話し込んでしまったぼくたちを置いて、あっというまに夕陽は沈んでしまった。だから危なくなんてないのに。それでもシンはぼくを歩道につなぎとめている。
この世界には誰もいないのに信号を守る人と守らない人がいる。シンは守る人なんだけれど、それはすごくシンらしいことなのだと思う。彼の瞳と煌々とした電灯が同じ色で輝いている。
「ありがとう」
微笑んで横に並ぶ。シンは照れたように軽くうなずくと、指をほどいた。とっさに離れそうになる指を掴んで手のひらでつかまえた。ぼくはさっきのシンのように手首をにぎりしめた。シンは小さく驚いた声をあげたけれど、知らんぷりをしてしまった。これは意地悪に入るのかな。
60_chu
DOODLE過去作キンプリのコウヒロ
皮膚と窮屈 俺は半歩下がったのにコウジが一歩下がったから、さっきより密着する形になった。シャツ越しに右肩が扉に埋め込まれたガラスに触れる。無機質な冷たさと左腕のコウジの体温がアンバランスに染みこんでいく。また扉が開いた。車両内の人数が増えていく。そのたびに俺たちは反対側の扉へと追いやられて、コウジとの距離はまた近づいた。満員の弱冷車は人いきれと湿気であふれかえっている。
「辛くない、ヒロ」
「もう少し後の電車に乗ればよかったかな」
俺たちは彫像みたいなポーズで扉にすがりつく。コウジは上半身を俺の左腕に預けた。
「でも早く帰りたいでしょ」
この空気よりなにより湿ったコウジの声が耳朶で囁いた。体の芯から熱が這い上がる。スタジオの隅でこっそりしたキスの感触を思い出した。
1350「辛くない、ヒロ」
「もう少し後の電車に乗ればよかったかな」
俺たちは彫像みたいなポーズで扉にすがりつく。コウジは上半身を俺の左腕に預けた。
「でも早く帰りたいでしょ」
この空気よりなにより湿ったコウジの声が耳朶で囁いた。体の芯から熱が這い上がる。スタジオの隅でこっそりしたキスの感触を思い出した。