トークロイド＋α第6話＋α　主は悪魔

レン　　ねえねえ
KAITO　どうしたの
レン　　僕達はボーカロイドでしょ
ルカ　　ええ
レン　　じゃあ主は何なのかな
リン　　主に聞くぞ主の部屋へ〜〜突撃ーーー

ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ

MEIKO　何事
凛　　　むにゃむにゃ…
ルカ　　主ー寝てる場合じゃなーい
凛　　　どうしたの
KAITO　リンが｢主の部屋へ〜〜突撃ーーー｣って言って窓ガラス割っちゃったんだ
ルカ　　それで手首怪我しちゃって
凛　　　待て待て待て待て
KAITO　そんなこと言ってる場合じゃなくて
凛　　　なんでそんな事になったか説明してくれる
MEIKO　リン怪我してるらしいし早めにお願い

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

トークロイド第五話　ポイピク投稿


凛　　　はぁ〜疲れた
KAITO　どうしたのさ
凛　　　いや、ポイピクに絵を投稿するための絵を書くのが疲れたって言ってるの
レン　　あの画力のない主が⁉
凛　　　失礼な‼私にだって画力あるし
リン　　でもほぼほぼゼロだよ？
凛　　　うっ…
MEIKO　それで、なに描いたの？
凛　　　これ
ルカ　　キャラクター？
凛　　　うん。とあるゲームのキャラのポストカードを書いてみたんだよ
ルカ　　ふーん
KAITO　でも描かれた子はきっと悲しいと思うよ
リン　　それに、製作者様も主の絵を見たらびっくりするかもよ？
凛　　　これ以上私のメンタル削らないでもらえる？
KAITO　このくだり一回やったよね？
レン　　このくだりばっかりやってたら視聴者さんが減るかも‼

トークロイド第四話　ああああああああああああああああああ

レン・リン・ミク　ああああああああああああああああああああ
KAITO　どうしたん？
リン　　叫びたかった
KAITO　主みたいなことすな
凛　　　私いっつも叫んどらんわ‼
KAITO　叫んどるやろ
凛　　　例えばいつ？
KAITO　いろいろ
凛　　　抽象的すぎて話にならない！
MEIKO　また喧嘩？
ルカ　　主とKAITOはトークロイド書き終えるとすぐに喧嘩するもんね
レン　　あそこのネタがどうのこうのとかいっつもやってるしね
ミク　　今日もやる気？
凛・KAITO　やりたかないわ‼
レン　　その割にはいっつもやってるじゃん
MEIKO　呆れるくらい長々と
凛・KAITO　やっとらんって言ってるやろ‼

トークロイド第三話　コーヒー

MEIKO　三時だし、おやつにしましょうか
レン・リン　やったー‼
ミク　　今日のおやつなに？
MEIKO　クッキーだよ
凛　　　コーヒー飲みたい
MEIKO　じゃあ入れましょうか
レン　　なんでミクもMEIKOも主もコーヒーを砂糖やミルクなしで飲めるの？
ミク　　レンみたいにお子ちゃまじゃないからよ
凛　　　コーヒーはそのままで飲むのが一番美味しいからかな〜
レン　　主はいいとして、ミク、絶対煽ってるだろ‼
レン　　僕は子供じゃない‼
ミク　　だけどレンはまだ14歳だから立派なお子ちゃまよ
レン　　そういうミクだって16歳じゃん‼
ミク　　ぐっ．．．
KAITO　おーい、みんないつまで口論してるの、コーヒー冷めちゃうよ

トークロイド第二話　謝罪としょーもない話

レン・リン　この度は主が超短い1話を投稿してしまったことに対してお詫び申し上げます。本編は長くするつもりですのでご了承ください。

KAITO　主、流石にあんな短い話だと視聴者さんがいなくなってしまうよ？
こんな感じでKAITOに怒られていた主である

MEIKO　まあまあ、主は全然ネタを考えられない人だからしょうがないわよ〜
凛　　　それはそれでひどいな‼
MEIKO　だって本当のことだし、主は画力もないからなんでボイピク始めたのか視聴者さんだって気になると思うわよ？

凛　　　これ以上私のメンタル削らないで．．．
リン　　まあ主も反省してるしKAITOも怒るのやめたら？
KAITO　それよりしょーもない話していい？

トークロイド第一話　始まり

ミク　主〜
凛　　何？
ミク　暇
凛　　じゃあなんか書くか

そんな感じで始めました

レン　それだけかい！

第一話　終了

ねことのせいかつ　いくら朝から店を閉めているとはいえ、生花という生き物相手の職業であるためやらなければならない作業は多い。ましてや今回の臨時休業の理由は台風、取引先各所への連絡から店舗周辺の点検と補強までひと通り終わらせたときには、すでに窓の外にはどんよりとした黒い雲が広がり始めていた。


「ドクター？」
　店の奥にある居住スペースの扉を開けても、いつものようにのたのたと走り来る小さな姿はない。しん、とした家の気配に嫌な予感を募らせたエンカクがやや乱暴な足取りでリビングへと駆け込んだとして、一体誰が笑うというのだろう。なにせあのちっぽけな黒猫はその運動神経の悪さに反して脱走だけは得手ときている。植物や薬剤をかじらないだけの聡明さはあるというのに、頑として水仕事で荒れた手のひらで撫でられねば一歩も動かないと主張する小さな生き物に、どれだけエンカクが手を焼いたことか。だがエンカクの心配をよそに、雨戸を閉めた仄暗い部屋の中で黒猫はあっさりと見つかった。キッチンの出窓、はめ殺しの小さな窓には雨戸もカーテンもないため、今にも落ちてきそうなほどの暗雲がよく見て取れた。自身が抱いているものを安堵とは決して認めないものの、やや歩調を緩めたエンカクは窓の外をじっと見つめたまま動かない黒猫の背にそっと立つ。

AWAY,AWAY,AWAY from HOME“What’s the matter”（ねえ、どうしたの？）
“Oh, I’m just thinking.”（ちょっと考えごとをしてたんだ）
“What are you always thinking about”（いつもなにを考えているの？）
“I’m just thinking about my wish.”（ぼくのおねがいごとのことさ）
“What is your wish”（きみのおねがいごとって？）







慣れない場所で慣れない格好をした自分の前に見慣れない料理が次々と運ばれてくる。

一皿ごとに『これは　なんとか・で・なんとか　です』、だとか『なんとか・の・なんとか　です』とか説明されたが、取り敢えず魚だな、とか肉だな、くらいしか分からない。